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秋深まる

 木々が紅葉し始めたトンボ王国。アキアカネも終日見られるようになってきました。

   239A6889ニシキギ2017・11・6トンボ王国  239A6890ニシキギ2017・11・6トンボ王国  239A6893アキアカネ♂2017・11・6トンボ王国
               ニシキギ              アキアカネ♂

239A7576オオアオイトトンボ♂2017・11・10トンボ王国 239A7563オオアオイトトンボ連結産卵2017・11・10トンボ王国 239A7143ベニイトトンボ♀2017・11・8トンボ王国 239A6995ベニシジミ&ヨメナ2017・11・78トンボ王国
オオアオイトトンボ♂&連結産卵 ご長寿記録のベニイトト♀ ヨメナ&ベニシジミ

 秋が深まり、湿地保護区の除草作業が本格化しています。これまでのやり方ではイノシシの餌場を維持しているだけの感もあり、より安定的なトンボ保護を期し、先ずは高知県内で最も絶滅の恐れが高いモートンイトトンボが生息しているエリアを金属製防獣柵で囲うことにしました(材料発注中)。

   239A6991除草作業2017・11・7トンボ王国(右湿地保護区)  239A7697除草作業2017・11・12トンボ王国(白ヶ谷)  239A7699除草作業2017・11・12トンボ王国(白ヶ谷)
         除草作業:右手湿地保護区       モートンイトトンボ保護区

 四万十川トンボ池では、まばらな赤トンボを尻目にアオイトトンボがまだ頑張っています。

239A7712ノシメトンボ♂2017・11・12四万十市中村四万十町四万十川トンボ池 239A7027アオイトトンボ交尾2017・11・7四万十市中村四万十町四万十川トンボ池 239A7025アオイトトンボ交尾2017・11・7四万十市中村四万十町四万十川トンボ池 239A7046アオイトトンボ連結産卵2017・11・7四万十市中村四万十町四万十川トンボ池
 ノシメトンボ♂       アオイトトンボ交尾     同 連結産卵

 去る11月9日、土佐清水市のミヤマアカネ再調査に出向きました。好天に恵まれ、10ペア以上の連結産卵が見られ、先ずは一安心。ただ、これまで普通に出合えたナツアカネは1♂のみ、コノシメトンボは見つからずといった感じで、赤トンボ界の行く末が案じられます。

239A7255ミヤマアカネ♂2017・11・9土佐清水市 239A7281ミヤマアカネ交尾2017・11・9土佐清水市 239A7245ミヤマアカネ連結産卵2017・11・9土佐清水市 239A7271マユタテアカネ連結産卵2017・11・9土佐清水市
 ミヤマアカネ♂    同 交尾   同 連結産卵    マユタテアカネ連結産卵

 帰途、道の駅横の調整池でネキトンボ、ベニトンボ、ハネビロトンボという3種の赤トンボが入り混じって活動していました。いかに南国高知とはいえ、以前なら11月とは思えない光景で、温暖化の進行を感じずにはいられません。

   239A7346ネキトンボ♂2017・11・9土佐清水市  239A7371ベニトンボ♂2017・11・9土佐清水市  239A7301ハネビロトンボ♂2017・11・9土佐清水市
    ネキトンボ♂        ベニトンボ♂       ハネビロトンボ♂

 11日には日高村のオオキトンボ再調査。前回水面全体を覆い尽くしていたヒシ群落が縮小、水面の広がった水辺で、決して数多いとは言えない赤トンボたちが飛び交っていました。オオキトンボの生殖活動は一通り見られたものの、各々の個体数が少ないためか、イレギュラーな組み合わせも2例見られました。ただ、共に交尾までには至らなかったので、雑種が生まれる楽しみ?はなさそうです。

   239A7586オオキトンボ交尾2017・11・11日高村  239A7664オオキトンボ連結産卵2017・11・11日高村  239A7591キトンボ探雌飛翔2017・11・11日高村
    オオキトンボ交尾     同 連結産卵      キトンボ♂

239A7634ネキトンボ連結産卵2017・11・11日高村 239A7617ネキトンボ♂×オオキトンボ♀異種間連結飛翔2017・11・11日高村沖名馬越戸梶川調整-トリミング 239A7623ネキトンボ♂×オオキトンボ♀異種間連結2017・11・11日高村 239A7660キトンボ♂×ネキトンボ♀異種間連結2017・11・11日高村  
 ネキトンボ連結産卵   ネキトンボ♂×オオキトンボ♀  キトンボ♂×ネキ♀

画像ハスベテ、クリックすると拡大します。


     

by 杉村光俊  at 17:49 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑
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イベント情報・お知らせ
トンボ王国のホームページはこちらからどうぞ
www.gakuyukan.com/

催しのご案内

~ヤンマまつり~7月21日(土)~9月17(月・祝)
*オニヤンマ科とミナミヤンマ科を含め、14種のヤンマが記録されているトンボ王国(サナエトンボ科を除く)。今夏は、トンボ愛好家に人気のヤンマを主役に据えたイベントを実施します

*飛翔するヤンマ写真展
7月21日(土)~9月17日(月・祝)
日本で見られるヤンマ科・オニヤンマ科ミナミヤンマ科の、様々な飛翔シーンを捉えたA-3版生態写真64点を展示。
本邦トンボ生態写真最高峰といえる、ネーチャーフォト研究会主要メンバー撮影のトンボ撮影愛好者必見の写真展です。

*ヤンマの仲間観察会 8月11日(土)・12日(日)午後1時~2時・林縁の木陰でハネを休めるヤンマを探します。
飲料水必携のこと。曇天・雨天の場合は中止(要・予約)。

*ヤンマ(ギンヤンマ・オニヤンマなど)のビーズ・ストラップ作り教室 期間中の毎週土曜日午後2時~3時・有料入館者対象・要材料費100円(要予約)。

*ヤンマの生態ビデオ繰り返し上映:期間中、学遊館ロビーにて。

*~特別展・金魚物語~  7月21日(土)~9月2(日)。
定番品種から最近作出された品種まで、生体展示と共に、品種改良の歴史や名前の由来などをパネル解説。

ピラルクのエサやり
内容:全長2メートルのアマゾン川産ピラルクへの、スリル満点の給餌体験。
場所:四万十川学遊館あきついお・さかな館。
時間:開館日の午後4時~。
対象:入館者先着10名。
参加費:無料。ただし、「四万十川学遊館あきついお」の入館料が必要)。

毎日イベント・ビーズトンボ携帯ストラップ作り&四万十川の蛇紋岩みがき
内容:ビーズで作るトンボ・アクセサリーの携帯ストラップ版(簡素化したデザインで、所要時間約30分)と、磨くほどに輝きを増す四万十川の蛇紋岩みがき(所要時間約30分)。

『中国・四国のトンボ図鑑』 割引頒布について
トンボと自然を考える会の会員の方を対象に割引頒布を実施させて頂いております。
税込み価格3,675円のところ、あきついお四万十川学遊館・売店コーナーでは税込み価格3,150円でお分けさせて頂きます(ご購入の際には、必ず会員証をご提示下さい)。
また、宅配を希望される方は、税・送料込み3,400円とさせて頂きたく、必要額を本会郵便口座(01630-5-35218)にお振込み下さい。1週間ほどでお届けできます。

「ネーチャーフォト研究会」メンバー募集中
トンボと自然を考える会会員、または四万十川学遊館年間パスポート所有者を対象として、トンボ自然公園内で見られるトンボや花などの撮影案内、作品展示会(年1~2回)、研究会会員の撮影技術向上と親睦を深めることを目的とした勉強会等を行います。
撮影されたい動植物の時期や場所の問い合わせへの対応、撮影時のコツ等を職員がアドバイスさせていただきますので、多くの方々のご参加をお待ちしています。
お問い合わせは、トンボと自然を考える会事務局。

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プロフィール

杉村光俊

Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家

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