只今50種

 7月半ばまでハナショウブが咲き続けたトンボ王国。コオニユリの季節も過ぎ、ムクゲやスイレンが花盛りです。

239A2253チョウトンボ♂&黄スイレン池2017・7・17トンボ王国 239A1866ハナショウブ2017・7・16トンボ王国 239A2265コオニユリ2017・7・17トンボ王国 239A0726ムクゲ(青)2017・7・12トンボ王国
 スイレン池       16日の花ショウブ 17日のコオニユリ  ムクゲ

 夏のトンボもほぼ出揃い、今シーズンのトンボ王国確認種は7月21日初見のタイワンウチワヤンマで50種となりました。

239A0431ウチワヤンマ♂2017・7・9トンボ王国 239A0437ウチワヤンマ産卵2017・7・9トンボ王国 239A0458コフキトンボ産卵2017・7・9トンボ王国 239A3275シオカラ産卵警護2017・7・25
 ウチワヤンマ♂    同 産卵   コフキトンボ産卵  シオカラトンボ産卵警護
239A0780シオカラトンボ♂捕食(シオカラトンボ未熟♀)2017・7・12トンボ王国本谷奥 239A2793キイトトンボ連結産卵 239A3059モノサシ連結 239A2810ショウジョウ産卵
シオカラ♂捕食(同種未熟♀) キイト連結産卵 モノサシ連結 ショウジョウ産卵

239A3070ギンヤンマ連結産卵 239A2804タイワンウチワ♂ 239A3078マルタン産卵 239A1862チョウトンボ交尾2017・7・16トンボ王国
ギンヤンマ連結産卵 タイワンウチワ♂ マルタンヤンマ産卵 チョウトンボ交尾

239A2372ネアカヨシヤンマ♂2017・7・17トンボ王国 239A2387ネアカヨシヤンマ♂2017・7・17トンボ王国 239A1950コヤマトンボ♂2017・7・16トンボ王国右-左 239A1932エゾトンボ♂2017・7・16トンボ王国白ヶ谷
    ネアカヨシヤンマ♂       コヤマトンボ♂     エゾトンボ♂

239A0734マユタテアカネ未熟♂2017・7・12トンボ王国 239A2554マイコアカネ未熟♂ 239A2413ヒメアカネ未熟♂2017・7・17トンボ王国 239A2786チャワンバス
 マユタテアカネ未熟♂ マイコアカネ未熟♂   ヒメアカネ未熟♂ チャワンバス

   239A1545ネアカヨシヤンマ♂黄昏摂食飛翔2017・7・14トンボ王国  239A1286ヤブヤンマ♂黄昏摂食飛翔2017・7・13トンボ王国 239A1284ヤブヤンマ♀黄昏摂食飛翔2017・7・13トンボ王国
  ネアカヨシヤンマ♂黄昏飛翔  ヤブヤンマ♂黄昏飛翔  同 ♀黄昏飛翔

 ただ、今シーズンはミナミヤンマに加え、オオギンヤンマ・アメイロトンボの迷入組も未確認、2004年から続く年間記録60種以上達成はまだ不透明です。それ以上にマズいのが水不足です。今年の四万十地方は近年屈指のカラ梅雨で、すでに一部のトンボ池や湿地保護区の底が露出しています。2013年のような状況にならなければいいのですが。長期の渇水は岸辺の植生を枯死させ、支えを失った岸辺の乾いた砂泥は次に訪れる急な増水で崩落、さらにその砂泥が水底を平坦にしてしまうなど、トンボを含む多くの水生生物の生息を困難にしてしまいます。こんなことが繰り返されていけば、人類の存続も含め、大変なことになってしまうでしょう。東屋では、春に咲くヤマフジの花が、おかしな気候に騙されて咲きまくっています。

239A3158渇水 _MG_0779にわか雨2017・7・25 239A3280ヤマフジ2017・7・25 239A3290ヤマフジ2017・7・25
 干上がったトンボ池  恵みの?にわか雨        東屋のヤマフジ

 なお、一昨年に見つかったマルタンヤンマ♂休憩地では、今年も早々に3♂の飛来を確認しています。

239A1879マルタンヤンマ♂2017・7・16四万十市坂本香寺 239A1874マルタンヤンマ♂2017・7・16四万十市坂本香寺 239A2267マルタンヤンマ♂2017・7・17四万十市坂本香山寺 239A2307ミルンヤンマ未熟♀2017・7・17四万十市奥山路コカノ
                マルタンヤンマ♂          ミルンヤンマ未熟♀

 最近の遠征は愛媛県四国中央市のミナミヤンマ調査のほか、去る7月13日に愛媛県松山市にナニワトンボ未熟個体の撮影、7月15日に広島県のハッチョウトンボ、22日にヒヌマイト目的で山口県に出かけました。が、山口県ではシーズン末期と渇水状態であったためか、同地で急増中のアオビタイトンボと、全国的に減少したコバネアオイトトンボを撮影できただけでした。

   239A1205ナニワトンボ未熟♂2017・7・13愛媛県松山市北条八反地辻池  239A1078ナニワトンボ未熟♀2017・7・13愛媛県松山市北条八反地辻池  239A1148オオキトンボ未熟♂2017・7・13愛媛県松山市北条八反地辻池
    ナニワトンボ未熟♂    同 未熟♀        オオキトンボ未熟♂

239A1662ハッチョウトンボ♂なわばり争い2017・7・15広島県世羅町夢公園 239A1779ハッチョウトンボ交尾2017・7・15広島県世羅町夢公園 239A1734ハッチョウトンボ産卵&警護2017・7・15広島県世羅町夢公園 239A1768ハッチョウトンボ産卵&警護2017・7・15広島県世羅町夢公園 
ハッチョウトンボ♂争い    同 交尾          同 産卵&♂警護

   239A2958アオビタイ♂  239A2917アオビタイ♀  239A2937コバネアオ♂
    アオビタイトンボ♂     同 ♀        コバネアオイトトンボ♂捕食


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by 杉村光俊  at 12:52 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑
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イベント情報・お知らせ
トンボ王国のホームページはこちらからどうぞ
www.gakuyukan.com/

催しのご案内

・世界に一つだけの標本特別展示
内容:タイリクショウジョウトンボの性モザイクと、種の保存法指定種ベッコウトンボとヨツボシトンボの交雑オスの標本を詳細な解説パネルとともに特別展示
期間: 7月22日(土)~9月3日(日)
場所:四万十川学遊館あきついお・とんぼ館第2室

・花のある昆虫写真展・人気投票付き
内容:蝶や甲虫など、花のまわりで活動している昆虫の生態写真64種をA-3パネルで紹介。
期間: 7月15日(土)~10月3日(日)
場所:四万十川学遊館あきついお・多目的ホール

・トンボ釣り体験
内容:糸で結んだメスで、オスを釣ります
日時:8月の毎土曜日(5・12・19・26)午前9時30分~10時30分
参加費:無料。ただし、四万十川学遊館あきついお入館料もしくは年間パスポートが必要。

第31回全日本トンボフォトコンテスト作品募集のお知らせ
閉め切り
平成29年9月30日(土)消印有効
募集要項
応募点数:1人5点まで(未発表作品に限ります)
生態部門:4切り(ワイド4切りまたはA3サイズ可)
金賞1点(賞金2万円、盾、賞状、賞品としてビーズリアルトンボセット〈特大〉ほか)
銀賞2点(賞金1万円、盾、賞状、賞品としてビーズリアルトンボセット〈中〉ほか)
銅賞5点(賞状、賞品としてビーズリアルトンボセット〈小〉ほか)
努力賞50点(賞品としてフォトコンテスト絵葉書ほか)
力だめし部門:キャビネ (2L またはA4サイズ可)
金賞1点(賞金5千円、盾、賞状、賞品としてビーズリアルトンボセット〈中〉ほか)
銀賞3点(賞品としてビーズトンボ・ギンヤンマ)
努力賞50点(賞品としてフォトコンテスト絵葉書ほか)
トンボ王国特別賞3点(盾、賞状、賞品としてビーズリアルトンボセット〈小〉ほか)
*展示作品58点(生体部門のみ)の中から入場者の人気投票で決定
通信実費として定額為替(切手可)を1人300円同封してください。
上位入賞者については、画像データの提供をお願いします(新聞掲載のため)。 詳細の問い合わせと作品の送付先:〒787-0019
高知県四万十市具同8055-5
トンボ自然公園内
公益社団法人トンボと自然を考える会 「トンボフォトコンテスト」係

ピラルクのエサやり
内容:全長2メートルのアマゾン川産ピラルクへの、スリル満点の給餌体験。
場所:四万十川学遊館あきついお・さかな館。
時間:開館日の午後4時~。
対象:入館者先着10名。
参加費:無料。ただし、「四万十川学遊館あきついお」の入館料が必要)。

毎日イベント・ビーズトンボ携帯ストラップ作り&四万十川の蛇紋岩みがき
内容:ビーズで作るトンボ・アクセサリーの携帯ストラップ版(簡素化したデザインで、所要時間約30分)と、磨くほどに輝きを増す四万十川の蛇紋岩みがき(所要時間約30分)。

日高村トンボ観察図鑑ができました
 この春、高知県日高村(高知市の西方、車で30分ほど)より、同村内でこれまでに記録されている73種類のトンボを紹介した標記ガイドブックが発行されました。本体A-5版160ページで、解説を本会の杉村光俊常務理事が担当したご縁で、本会でも販売させて頂いております。実寸大での生体標本画像と、和風の体色解説が大きな特徴です。
四万十川学遊館あきついお売店にて税込み1,000円で販売中、送料360円で郵送も承ります。日高村からの預かり部数は300弱、ご購入を希望される方はお早めお求め下さい。

『中国・四国のトンボ図鑑』 割引頒布について
トンボと自然を考える会の会員の方を対象に割引頒布を実施させて頂いております。
税込み価格3,675円のところ、あきついお四万十川学遊館・売店コーナーでは税込み価格3,150円でお分けさせて頂きます(ご購入の際には、必ず会員証をご提示下さい)。
また、宅配を希望される方は、税・送料込み3,400円とさせて頂きたく、必要額を本会郵便口座(01630-5-35218)にお振込み下さい。1週間ほどでお届けできます。

「ネーチャーフォト研究会」メンバー募集中
トンボと自然を考える会会員、または四万十川学遊館年間パスポート所有者を対象として、トンボ自然公園内で見られるトンボや花などの撮影案内、作品展示会(年1~2回)、研究会会員の撮影技術向上と親睦を深めることを目的とした勉強会等を行います。
撮影されたい動植物の時期や場所の問い合わせへの対応、撮影時のコツ等を職員がアドバイスさせていただきますので、多くの方々のご参加をお待ちしています。
お問い合わせは、トンボと自然を考える会事務局。

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プロフィール

杉村光俊

Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家

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