ミナミヤンマ・シーズン到来

 例年より、1週間ほど遅れて見ごろを迎えたトンボ王国のハナショウブ。ただ、冬期からの水不足の影響からか、全体が咲き揃わず、加えて慢性的人手不足で除草作業も行き届かず、当事者としては極めて不本意な状況です。

239A4883ハナショウブ2017・6・5トンボ王国 239A4618ハナショウブ2017・6・4トンボ王国 239A4886ハナショウブ2017・6・5トンボ王国 239A4642コフキトンボ♀&ハナショウブ2017・6・4トンボ王国
               ハナショウブ              +コフキトンボ♀

 トンボの方はウチワヤンマ、チョウトンボなど、夏のトンボが目立つようになってきました。7日に入梅宣言がなされましたが、まだ水不足は解消されておらず、秋の赤トンボの羽化にも影響しているようです。トンボだけではなく多くの野生生物の保護は、文字通り「お天気任せ」では難しくなってきました。

239A5829チョウトンボ未熟♂2017・6・11 239A5329セスジイトトンボ連結潜水産卵2017・6・8トンボ王国 239A5824マルタンヤンマ2017・6・11 239A6207ハンゲショウ2017・6・13
チョウトンボ羽化後♂セスジイトトンボ潜水産卵 マルタンヤンマ殻 ハンゲショウ

   239A6193アキアカネ未熟♀2017・613  239A6255シオヤトンボ♂2017・6・13  239A4649干ばつ2017・6・4トンボ王国・トンボ学生服池
    アキアカネ未熟♀    まだ頑張るシオヤ♂  干上がったトンボ池(4日)

 トンボ・ファン待望のミナミヤンマが舞い始めました。ただ、近年の慢性的水不足を受け、各産地の個体数は減少一途です。オマケのシコクトゲオトンボはすでに繁殖期です。

239A4272ミナミヤンマ濃条翅型♀羽化2017・6・2土佐清水市足摺半島赤碆東(水道) 239A4378ミナミヤンマ濃条翅型♂羽化2017・6・2土佐清水市足摺半島赤碆東(水道)ロウ 239A4600ミナミヤンマ♂♀摂食飛翔2017・6・4土佐清水市狩津2号床板橋 239A5569ミナミヤンマ淡条翅型♀摂食飛翔2017・6・9黒潮町大方矢野川
ミナミヤンマ♀羽化    同 ♂羽化     ♂♀摂食飛翔  淡条翅型♀

   239A4702シコクトゲオトンボ♂&ドクダミ2017・6・4四万十市大名鹿(道端)  239A4708シコクトゲオトンボ産卵2017・6・4四万十市大名鹿(道端)  239A5424ヒメサナエ♂2017・6・8黒潮町大方矢野川
   シコクトゲオトンボ♂     同 産卵         ヒメサナエ♂

 10日、アオハダトンボが見られるとの情報を得て、急遽広島県世羅町に出向きました。まだニホンカワトンボも残存、グンバイトンボがウジャウジャで、思いがけずムカシヤンマにも出合えました。近くの公園にある、トンボ保護区ではハッチョウトンボが盛況でした。

239A5764アオハダトンボ生息地2017・6・10広島県世羅町 239A5656アオハダトンボ♂2017・6・10広島県世羅町 239A5732アオハダトンボ交尾2017・6・10広島県世羅町 239A5751アオハダトンボ産卵2017・6・10広島県世羅町
生息環境  アオハダトンボ♂    同 交尾         同 産卵

   239A5778グンバイトンボ連結産卵-2017・6・10広島県世羅町  239A5699ムカシヤンマ♂2017・6・10広島県世羅町  239A5624ニホンカワトンボ無色翅型♀2017・6・10広島県世羅町
  グンバイトンボ連結産卵   ムカシヤンマ♂   ニホンカワトンボ無色翅♀

   239A5786トンボ保護地2017・6・10広島県世羅町  239A5803ハッチョウトンボ♂2017・6・10広島県世羅町  239A5785ハッチョウトンボ♀2017・6・10広島県世羅町
    トンボ保護地       ハッチョウトンボ♂    同 ♀

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by 杉村光俊  at 19:23 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑
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イベント情報・お知らせ
トンボ王国のホームページはこちらからどうぞ
www.gakuyukan.com/

催しのご案内

第31回全日本トンボフォトコンテスト作品募集のお知らせ
閉め切り
平成29年9月30日(土)消印有効
募集要項
応募点数:1人5点まで(未発表作品に限ります)
生態部門:4切り(ワイド4切りまたはA3サイズ可)
金賞1点(賞金2万円、盾、賞状、賞品としてビーズリアルトンボセット〈特大〉ほか)
銀賞2点(賞金1万円、盾、賞状、賞品としてビーズリアルトンボセット〈中〉ほか)
銅賞5点(賞状、賞品としてビーズリアルトンボセット〈小〉ほか)
努力賞50点(賞品としてフォトコンテスト絵葉書ほか)
力だめし部門:キャビネ (2L またはA4サイズ可)
金賞1点(賞金5千円、盾、賞状、賞品としてビーズリアルトンボセット〈中〉ほか)
銀賞3点(賞品としてビーズトンボ・ギンヤンマ)
努力賞50点(賞品としてフォトコンテスト絵葉書ほか)
トンボ王国特別賞3点(盾、賞状、賞品としてビーズリアルトンボセット〈小〉ほか)
*展示作品58点(生体部門のみ)の中から入場者の人気投票で決定
通信実費として定額為替(切手可)を1人300円同封してください。
上位入賞者については、画像データの提供をお願いします(新聞掲載のため)。 詳細の問い合わせと作品の送付先:〒787-0019
高知県四万十市具同8055-5
トンボ自然公園内
公益社団法人トンボと自然を考える会 「トンボフォトコンテスト」係

ピラルクのエサやり
内容:全長2メートルのアマゾン川産ピラルクへの、スリル満点の給餌体験。
場所:四万十川学遊館あきついお・さかな館。
時間:開館日の午後4時~。
対象:入館者先着10名。
参加費:無料。ただし、「四万十川学遊館あきついお」の入館料が必要)。

毎日イベント・ビーズトンボ携帯ストラップ作り&四万十川の蛇紋岩みがき
内容:ビーズで作るトンボ・アクセサリーの携帯ストラップ版(簡素化したデザインで、所要時間約30分)と、磨くほどに輝きを増す四万十川の蛇紋岩みがき(所要時間約30分)。

日高村トンボ観察図鑑ができました
 この春、高知県日高村(高知市の西方、車で30分ほど)より、同村内でこれまでに記録されている73種類のトンボを紹介した標記ガイドブックが発行されました。本体A-5版160ページで、解説を本会の杉村光俊常務理事が担当したご縁で、本会でも販売させて頂いております。実寸大での生体標本画像と、和風の体色解説が大きな特徴です。
四万十川学遊館あきついお売店にて税込み1,000円で販売中、送料360円で郵送も承ります。日高村からの預かり部数は300弱、ご購入を希望される方はお早めお求め下さい。

『中国・四国のトンボ図鑑』 割引頒布について
トンボと自然を考える会の会員の方を対象に割引頒布を実施させて頂いております。
税込み価格3,675円のところ、あきついお四万十川学遊館・売店コーナーでは税込み価格3,150円でお分けさせて頂きます(ご購入の際には、必ず会員証をご提示下さい)。
また、宅配を希望される方は、税・送料込み3,400円とさせて頂きたく、必要額を本会郵便口座(01630-5-35218)にお振込み下さい。1週間ほどでお届けできます。

「ネーチャーフォト研究会」メンバー募集中
トンボと自然を考える会会員、または四万十川学遊館年間パスポート所有者を対象として、トンボ自然公園内で見られるトンボや花などの撮影案内、作品展示会(年1~2回)、研究会会員の撮影技術向上と親睦を深めることを目的とした勉強会等を行います。
撮影されたい動植物の時期や場所の問い合わせへの対応、撮影時のコツ等を職員がアドバイスさせていただきますので、多くの方々のご参加をお待ちしています。
お問い合わせは、トンボと自然を考える会事務局。

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プロフィール

杉村光俊

Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家

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