めでたく年越し

 年末年始、穏やかな天候に恵まれた四万十地方。トンボ王国のヒメアカネ♂数頭は無事、新年を迎えることができました。元日と2日も4♂が健在です。日向の気温は両日とも17℃に達し、元日午後には越冬中のクビキリギスやツマグロキチョウなども日溜りに顔を出していました。ただ、大晦日まで元気に飛び回っていた、キトンボの姿が新年になって確認できておらず、その安否が気遣われます。なお、アキアカネとマユタテアカネは年越しに失敗した模様です。

_Q4A0388ヒメアカネ生息地2017・1・1トンボ王国 _Q4A0477ヒメアカネ♂2017・1・2トンボ王国 _Q4A0293キトンボ♂2016・12・31トンボ王国 _Q4A0308キトンボ♂2016・12・31トンボ王国
年越しアカネ観察地  ヒメアカネ♂(2日) 消息不明のキトンボ♂(昨年大晦日)

_Q4A0239ムラサキシジミ2016・12・30トンボ王国 _Q4A0436ツマグロキチョウ2017・1・1トンボ王国 _Q4A0404クビキリギス2017・1・1トンボ王国 _Q4A0402フジツツジ2017・1・1トンボ王国
 ムラサキシジミ     ツマグロキチョウ    クビキリギス     フジツツジ

 一方、大方の予想に反し?宿毛市のアオタテハモドキも新年を迎えました。それも元旦3♂2♀、2日3♂1♀という、場所と時期的に考えて異例の多さではないでしょうか。このまま、暖冬が続けば越冬も期待できそうですが、ここではまだツマグロヒョウモンやベニシジミなど、非成虫越冬性のチョウも生き残っているので、まだ本格的な冬が訪れていないだけのことかもしれません。

_Q4A0466アオタテハモドキ♂2017・1・2宿毛市 _Q4A0453アオタテハモドキ♂2017・1・2宿毛市 _Q4A0338アオタテハモドキ青色♀吸蜜&オオイヌノフグリ2017・1・1宿毛市 _Q4A0365アオタテハモドキ青色♀2017・1・1宿毛市
   アオタテハモドキ♂     同 ♀吸蜜(オオイヌノフグリ&ヤマラッキョウ) 

 保護区整備は、年末より多目的広場西隣の白スイレン池のリフォームに取り掛かっています。が、イノシシの悪さで土手の補修を余儀なくされる、湿地保護区の見回りにも手を取られており、進捗状況は今ひとつです。

   _Q4A0323スイレン池リフォーム2016・12・31トンボ王国  _Q4A0398イノシシ荒らし2017・1・1トンボ王国  _Q4A0442イノシシ荒らし修繕2017・1・1トンボ王国
    スイレン抜き          イノシシ荒らし修繕前&修繕後

 「四万十川学遊館あきついお」に、四万十川の記録魚を紹介する大形パネルがお目見えしました。

   _Q4A0330魚パネル2016・12・31アあきついお  _Q4A0331魚パネル2016・12・31アあきついお  _Q4A0332魚パネル2016・12・31アあきついお
   メダカすくい会場  四万十川の魚図鑑パネル記録種&飼育中リスト・パネル

画像はすべて、クリックすると拡大します。
by 杉村光俊  at 17:22 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑
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イベント情報・お知らせ
トンボ王国のホームページはこちらからどうぞ
www.gakuyukan.com/

催しのご案内

第5回ネーチャーフォト研究会作品発表展示会
内容:自然と生き物大好きメンバー渾身の生物写真64点を、A-3サイズのパネルで紹介。ビーズトンボ額がもらえる人気投票つき。
日時:平成29年4月22日(土)~7月17日(月)。
場所:四万十川学遊館あきついお・多目的ホール。
入場:四万十川学遊館あきついおの入館料が必要。

ピラルクのエサやり
内容:全長2メートルのアマゾン川産ピラルクへの、スリル満点の給餌体験。
場所:四万十川学遊館あきついお・さかな館。
時間:開館日の午後4時~。
対象:入館者先着10名。
参加費:無料。ただし、「四万十川学遊館あきついお」の入館料が必要)。

毎日イベント・ビーズトンボ携帯ストラップ作り&四万十川の蛇紋岩みがき
内容:ビーズで作るトンボ・アクセサリーの携帯ストラップ版(簡素化したデザインで、所要時間約30分)と、磨くほどに輝きを増す四万十川の蛇紋岩みがき(所要時間約30分)。

日高村トンボ観察図鑑ができました
 この春、高知県日高村(高知市の西方、車で30分ほど)より、同村内でこれまでに記録されている73種類のトンボを紹介した標記ガイドブックが発行されました。本体A-5版160ページで、解説を本会の杉村光俊常務理事が担当したご縁で、本会でも販売させて頂いております。実寸大での生体標本画像と、和風の体色解説が大きな特徴です。
四万十川学遊館あきついお売店にて税込み1,000円で販売中、送料360円で郵送も承ります。日高村からの預かり部数は300弱、ご購入を希望される方はお早めお求め下さい。

『中国・四国のトンボ図鑑』 割引頒布について
トンボと自然を考える会の会員の方を対象に割引頒布を実施させて頂いております。
税込み価格3,675円のところ、あきついお四万十川学遊館・売店コーナーでは税込み価格3,150円でお分けさせて頂きます(ご購入の際には、必ず会員証をご提示下さい)。
また、宅配を希望される方は、税・送料込み3,400円とさせて頂きたく、必要額を本会郵便口座(01630-5-35218)にお振込み下さい。1週間ほどでお届けできます。

「ネーチャーフォト研究会」メンバー募集中
トンボと自然を考える会会員、または四万十川学遊館年間パスポート所有者を対象として、トンボ自然公園内で見られるトンボや花などの撮影案内、作品展示会(年1~2回)、研究会会員の撮影技術向上と親睦を深めることを目的とした勉強会等を行います。
撮影されたい動植物の時期や場所の問い合わせへの対応、撮影時のコツ等を職員がアドバイスさせていただきますので、多くの方々のご参加をお待ちしています。
お問い合わせは、トンボと自然を考える会事務局。

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プロフィール

杉村光俊

Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家

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