大慌ての確認作業

 晩秋の訪れを告げるツワブキが見頃を迎えたトンボ王国。さすがに朝夕の冷え込みが厳しくなり、夜咲きスイレンは日中に開花するようになっています。一方で、早春に咲くフジツツジもそこここで開花、引き続き季節感グチャグチャです。

   _Q4A7021イチモンジセセリ&ツワブキ2016・11・7トンボ王国   _Q4A6420熱帯スイレン2016・11・2トンボ王国   _Q4A7014フジツツジ2016・11・7トンボ王国
    ツワブキ          夜咲き熱帯スイレン     フジツツジ

 そんな中、11月入りしてすぐ、今シーズン62種目となるコノシメトンボ(メス)が湿地保護区に姿を見せてくれました。ただ、カトリヤンマは依然として未確認のまま。各地で減少しているキトンボは、少なくとも5頭のオスが活動中。そろそろ、霜を被った赤トンボを撮影しなければ、と思っています。

_Q4A6113コノシメトンボ♀2016・11・1トンボ王国 _Q4A5964キトンボ♂2016・10・31トンボ王国 _Q4A6297ヒメアカネ♂休眠2016・11・1トンボ王国 _Q4A6290ヒメアカネ♂休眠2016・11・1トンボ王国
 コノシメトンボ♀     キトンボ♂             ヒメアカネ♂休眠

 暑過ぎた秋のお陰で、周辺部の赤トンボ調査(生息確認作業)が遅れに遅れていました。今、大慌てて回っています。
先ず、11月入りしてから数回、スナアカネ狙いの浜歩き。スナはおろか、ナツアカネも激減している状況。ただし、ヤマト(マダラ)バッタは健在の様子。

   _Q4A6136ウスバキトンボ摂食群飛2016・11・1黒潮町大方入野  _Q4A6145ノシメトンボ♂2016・11・1黒潮町大方入野  _Q4A6195ベニトンボ♂2016・11・1黒潮町大方入野
  ウスバキトンボ摂食群飛   ノシメトンボ♂       ベニトンボ♂

   _Q4A6152ヤマトバッタ♂2016・11・1黒潮町大方入野  _Q4A6162ヤマトバッタ♀2016・11・1黒潮町大方入野  _Q4A6178ウラナミシジミ&ハマゴウ2016・11・1黒潮町大方入野
           ヤマト(マダラ)バッタ        ウラナミシジミ&ハマゴウ

 2日は土佐清水市のミヤマアカネ詣で。すでに老熟期のようでした。

   _Q4A6371ミヤマアカネ♂2016・11・2土佐清水市宗呂丙小馬場  _Q4A6356ミヤマアカネ交尾2016・11・2土佐清水市宗呂丙小馬場  _Q4A6395ミヤマアカネ連結産卵2016・11・2土佐清水市宗呂丙小馬場
    ミヤマアカネ♂       同 交尾         同 連結産卵

 3日は、ガイドブックの材料集めで今秋2度目の日高村。2頭目のアオイトトンボは見つからず、いつもながらの顔ぶれでした。

_Q4A6610ネキトンボ♂2016・11・3日高村沖名馬越戸梶川調整池 _Q4A6601ネキトンボ交尾2016・11・3日高村沖名馬越戸梶川調整池 _Q4A6597オオキトンボなわばり飛翔2016・11・3日高村沖名馬越戸梶川調整池 _Q4A6589アキアカネ交尾2016・11・3日高村鹿児日下川調整池
ネキトンボ♂  同 交尾        オオキトンボ♂     アキアカネ交尾

 5日は愛媛県愛南町のタイリクアカネ。旧内海村の水辺で数頭のオスを確認できました。

   _Q4A6835タイリクアカネ♂2016・11・5愛媛県愛南町内海須ノ川  _Q4A6831タイリクアカネ♂2016・11・5愛媛県愛南町内海須ノ川  _Q4A6857リスアカネ♂2016・11・5愛媛県愛南町内海須ノ川
            タイリクアカネ♂             リスアカネ♂

 6日は香川県のT木さんと須崎市のF原君の案内を兼ねて、三原村のキトンボとコノシメトンボ撮り。

_Q4A6911キトンボ♂2016・11・6三原村清水川蛍湖ビオトープ _Q4A6926キトンボ♂2016・11・6三原村清水川蛍湖ビオトープ _Q4A6937コノシメトンボほか2016・11・6三原村船ヶ峠 _Q4A6932コノシメトンボ♂2016・11・6三原村船ヶ峠
    キトンボ♂                    コノシメトンボ♂
   
 7日は、今シーズンきっちり撮影できていないマイコアカネの産卵シーンを撮影すべく、近くの水田地帯を覗いてきました。産卵はうまく撮れませんでした。

   _Q4A6989マイコアカネ♂2016・11・7四万十市奥山路  _Q4A6976マイコアカネ交尾2016・11・7四万十市奥山路  _Q4A6991マイコアカネ連結産卵2016・11・7四万十市奥山路
    マイコアカネ♂       同 交尾         同 連結産卵

 この間、スキを見て四万十川トンボ池も。アオイトトンボは引き続き2頭のオスが健在ながら、メスに出合えた形跡はなさそうです。老化が目だってきました。変な気候のせいなのでしょう、4日にはアオモンイトトンボの未熟メス、7日には何と成熟したホソミオツネントンボのオスまで現れました。

   _Q4A6651アキアカネ連結産卵2016・11・4四万十市中村四万十町四万十川トンボ池  _Q4A6714アキアカネ連結産卵2016・11・4四万十市中村四万十町四万十川トンボ池  _Q4A6622アオモンイトトンボ未熟♀捕食2016・11・4四万十市中村四万十町四万十川トンボ池
            アキアカネ連結産卵       アオモンイトトンボ未熟♀

   _Q4A7010アオイトトンボ♂2016・11・7四万十市中村四万十町四万十川トンボ池  _Q4A7007アオイトトンボ♂2016・11・7四万十市中村四万十町四万十川トンボ池  _Q4A7002ホソミオツネントンボ♂2016・11・7四万十市中村四万十町四万十川トンボ池
            アオイトトンボ♂           ホソミオツネントンボ♂

 四万十市にコノウノトリが飛来しているというので、見てきました。兵庫県からやってきた若いメス個体とのことで、始めは恐る恐る遠目で望遠レンズを向けていましたが、嫌に人懐っこい個体で、最後はこちらの方が後ずさりさせられました。

   _Q4A5971コウノトリ2016・10・31四万十市実崎  _Q4A5988コウノトリ2016・10・31四万十市実崎  _Q4A5995コウノトリ2016・10・31四万十市実崎
                      コウノトリ

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by 杉村光俊  at 14:40 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑
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イベント情報・お知らせ
トンボ王国のホームページはこちらからどうぞ
www.gakuyukan.com/

催しのご案内

第31回全日本トンボフォトコンテスト入賞作品展のご案内

期間:平成29年11月1日(水)~11月30日(木) 場所:四万十川遊館あきついお多目的ホール(とんぼ館ロビー) 入場:無料(ただし四万十川遊館あきついお入場料が必要) 今回で31回を数える、トンボだけの全国公募写真展。去る10月19日開催の審査会で選ばれた58点を掲示。
審査員のみならず、より多くの人たちから高い評価を得た作品についても表彰させて頂きたいと考え、当初よりご見学の皆さんに人気投票をお願いし、得票数の高い作品3点にトンボ王国特別賞をお贈りしています。ご協力のほど、よろしくお願い致します。
なお、投票の御礼として、トンボ王国オリジナルグッズが当るスピードくじをご用意させて頂いておりますので、こちらの方もお忘れなく。

ピラルクのエサやり
内容:全長2メートルのアマゾン川産ピラルクへの、スリル満点の給餌体験。
場所:四万十川学遊館あきついお・さかな館。
時間:開館日の午後4時~。
対象:入館者先着10名。
参加費:無料。ただし、「四万十川学遊館あきついお」の入館料が必要)。

毎日イベント・ビーズトンボ携帯ストラップ作り&四万十川の蛇紋岩みがき
内容:ビーズで作るトンボ・アクセサリーの携帯ストラップ版(簡素化したデザインで、所要時間約30分)と、磨くほどに輝きを増す四万十川の蛇紋岩みがき(所要時間約30分)。

日高村トンボ観察図鑑ができました
 この春、高知県日高村(高知市の西方、車で30分ほど)より、同村内でこれまでに記録されている73種類のトンボを紹介した標記ガイドブックが発行されました。本体A-5版160ページで、解説を本会の杉村光俊常務理事が担当したご縁で、本会でも販売させて頂いております。実寸大での生体標本画像と、和風の体色解説が大きな特徴です。
四万十川学遊館あきついお売店にて税込み1,000円で販売中、送料360円で郵送も承ります。日高村からの預かり部数は300弱、ご購入を希望される方はお早めお求め下さい。

『中国・四国のトンボ図鑑』 割引頒布について
トンボと自然を考える会の会員の方を対象に割引頒布を実施させて頂いております。
税込み価格3,675円のところ、あきついお四万十川学遊館・売店コーナーでは税込み価格3,150円でお分けさせて頂きます(ご購入の際には、必ず会員証をご提示下さい)。
また、宅配を希望される方は、税・送料込み3,400円とさせて頂きたく、必要額を本会郵便口座(01630-5-35218)にお振込み下さい。1週間ほどでお届けできます。

「ネーチャーフォト研究会」メンバー募集中
トンボと自然を考える会会員、または四万十川学遊館年間パスポート所有者を対象として、トンボ自然公園内で見られるトンボや花などの撮影案内、作品展示会(年1~2回)、研究会会員の撮影技術向上と親睦を深めることを目的とした勉強会等を行います。
撮影されたい動植物の時期や場所の問い合わせへの対応、撮影時のコツ等を職員がアドバイスさせていただきますので、多くの方々のご参加をお待ちしています。
お問い合わせは、トンボと自然を考える会事務局。

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プロフィール

杉村光俊

Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家

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