やっと秋

 10月も早や半ば。ここにきて、ようやく秋らしい気温になってきました。ただ、これは朝夕だけの話で、晴れた日中の気温は軽く25℃を越えてしまいます。
そんなことで赤トンボシーズンが振るいません。トンボ王国ではミゾソバが見頃を迎えたものの、暑すぎるのか主役のマイコアカネが草むらから出てこようとしません。目立つのは相変わらずベニトンボばかり。振り返れば、青空の下でミゾソバ群落にたたずむマイコアカネのシャッターチャンスには、ここ数年めぐり合えていません。これも、温暖化進行の証でしょうか。

_Q4A2190ミゾソバ2016・10・9トンボ王国 _Q4A2189ニホンミツバチ&ミゾソバ2016・10・9トンボ王国 _Q4A2201キゴシハナアブ&ミゾソバ2016・10・9トンボ王国 _Q4A2202スズバチ&ヒメジソ2016・10・9トンボ王国
 ミゾソバ群落     &ニホンミツバチ &キゴシハナアブ ヒメジソ&スズバチ

_Q4A2208アキアカネ♂2016・10・9トンボ王国 _Q4A3133アキアカネ♀2016・10・13トンボ王国 _Q4A3120ベニトンボ♂2016・10・13トンボ王国 _Q4A2210ベニトンボ♀2016・10・9トンボ王国
 アキアカネ♂       同 ♀          ベニトンボ♂      同 ♀

_Q4A2255ベニトンボ♂2016・10・9トンボ王国 _Q4A2651ススキ2016・10・11トンボ王国 _Q4A3123マイコアカネ♂2016・10・13トンボ王国 _Q4A3152ウスバキトンボ摂食群飛2016・10・13トンボ王国
池田川のベニトンボ♂  ススキ   マイコアカネ♂    ウスバキトンボ群飛

 四万十川トンボ池では、数種かつ少数の赤トンボたちが何とか連結産卵を行っています。
しかしながら、アオイトトンボの姿は依然としてオス1頭だけで、来シーズンの存続が危うくなってきました。

_Q4A2701ノシメトンボ♂2016・10・11四万十市中村四万十町四万十川トンボ池 _Q4A2657ノシメトンボ交尾2016・10・11四万十市中村四万十町四万十川トンボ池 _Q4A2987ナツアカネ連結産卵2016・10・12四万十市中村四万十町四万十川トンボ池 _Q4A2999ナツアカネ連結産卵2016・10・12四万十市中村四万十町四万十川トンボ池
 ノシメトンボ♂     同 交尾  ナツアカネ連結産卵  同 単独産卵

_Q4A2666アキアカネ(赤色♀)連結産卵2016・10・11四万十市中村四万十町四万十川トンボ池 _Q4A2243ウスバキトンボ羽化直後♀2016・10・9四万十市中村四万十町四万十川トンボ池 _Q4A2229アオモンイトトンボ♂捕食(アジアイトトンボ♂)2016・10・9四万十市中村四万十町四万十川トンボ池 _Q4A2703ムラサキツバメ&セイタカアワダチソウ2016・10・11四万十市中村四万十町四万十川トンボ池
アキ連結産卵 ウスバキ羽化後♀  アオモンイト♂捕食   ムラサキツバメ吸蜜

 これに先立つ10日、恒例のオオキ、ナニワ詣でで松山市に行ってきました。ネーチャーフォト研究会のメンバー数人も現地合流しましたが、とんでもない強風で撮影は困難を極めました。そのためもあってか、昨シーズンとは打って変わり個体数も少なく、タイリクアカネなど、オス1頭の目撃に終わったほどでした。また、この日の観察で少し気がかりなことが生じたため、近々再訪したいと考えています。そのご報告はまた次回。

_Q4A2449オオキトンボ連結産卵2016・10・10愛媛県松山市 _Q4A2377オオキトンボ連結産卵2016・10・10愛媛県松山市 _Q4A2622オオキトンボ♀2016・10・10媛県松山市 _Q4A2409クサシギ2016・10・10愛媛県松山市
    オオキトンボ連結産卵     同 ♀          クサシギ

   _Q4A2574ナニワトンボ♂2016・10・10媛県松山市  _Q4A2623ナニワトンボ交尾2016・10・0媛県松山市  _Q4A2561アオイトトンボ連結産卵2016・10・10愛媛県松山市
    ナニワトンボ♂      同 交尾         アオイトトンボ連結産卵

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by 杉村光俊  at 18:15 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑
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イベント情報・お知らせ
トンボ王国のホームページはこちらからどうぞ
www.gakuyukan.com/

催しのご案内

第31回全日本トンボフォトコンテスト入賞作品展のご案内

期間:平成29年11月1日(水)~11月30日(木) 場所:四万十川遊館あきついお多目的ホール(とんぼ館ロビー) 入場:無料(ただし四万十川遊館あきついお入場料が必要) 今回で31回を数える、トンボだけの全国公募写真展。去る10月19日開催の審査会で選ばれた58点を掲示。
審査員のみならず、より多くの人たちから高い評価を得た作品についても表彰させて頂きたいと考え、当初よりご見学の皆さんに人気投票をお願いし、得票数の高い作品3点にトンボ王国特別賞をお贈りしています。ご協力のほど、よろしくお願い致します。
なお、投票の御礼として、トンボ王国オリジナルグッズが当るスピードくじをご用意させて頂いておりますので、こちらの方もお忘れなく。

ピラルクのエサやり
内容:全長2メートルのアマゾン川産ピラルクへの、スリル満点の給餌体験。
場所:四万十川学遊館あきついお・さかな館。
時間:開館日の午後4時~。
対象:入館者先着10名。
参加費:無料。ただし、「四万十川学遊館あきついお」の入館料が必要)。

毎日イベント・ビーズトンボ携帯ストラップ作り&四万十川の蛇紋岩みがき
内容:ビーズで作るトンボ・アクセサリーの携帯ストラップ版(簡素化したデザインで、所要時間約30分)と、磨くほどに輝きを増す四万十川の蛇紋岩みがき(所要時間約30分)。

日高村トンボ観察図鑑ができました
 この春、高知県日高村(高知市の西方、車で30分ほど)より、同村内でこれまでに記録されている73種類のトンボを紹介した標記ガイドブックが発行されました。本体A-5版160ページで、解説を本会の杉村光俊常務理事が担当したご縁で、本会でも販売させて頂いております。実寸大での生体標本画像と、和風の体色解説が大きな特徴です。
四万十川学遊館あきついお売店にて税込み1,000円で販売中、送料360円で郵送も承ります。日高村からの預かり部数は300弱、ご購入を希望される方はお早めお求め下さい。

『中国・四国のトンボ図鑑』 割引頒布について
トンボと自然を考える会の会員の方を対象に割引頒布を実施させて頂いております。
税込み価格3,675円のところ、あきついお四万十川学遊館・売店コーナーでは税込み価格3,150円でお分けさせて頂きます(ご購入の際には、必ず会員証をご提示下さい)。
また、宅配を希望される方は、税・送料込み3,400円とさせて頂きたく、必要額を本会郵便口座(01630-5-35218)にお振込み下さい。1週間ほどでお届けできます。

「ネーチャーフォト研究会」メンバー募集中
トンボと自然を考える会会員、または四万十川学遊館年間パスポート所有者を対象として、トンボ自然公園内で見られるトンボや花などの撮影案内、作品展示会(年1~2回)、研究会会員の撮影技術向上と親睦を深めることを目的とした勉強会等を行います。
撮影されたい動植物の時期や場所の問い合わせへの対応、撮影時のコツ等を職員がアドバイスさせていただきますので、多くの方々のご参加をお待ちしています。
お問い合わせは、トンボと自然を考える会事務局。

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プロフィール

杉村光俊

Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家

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