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3年ぶり

 ヤマモモの食べごろと、ハンゲショウの見ごろは峠を過ぎ、ネジバナの花が目立つ季節を迎えたトンボ王国。キリギリスも大人になりました。ヤンマの黄昏飛翔も見られるようになり(画像はまだですが)、今シーズンのトンボ確認種は40を超えました。

_Q4A4843ヤマモモ2016・6・19トンボ王国 _Q4A4934ヨツスジハナカミキリ&ハンゲショウ2016・6・20トンボ王国 _Q4A4958ネジバナ2016・6・20トンボ王国 _Q4A5221ニシキリギリス2016・6・23トンボ王国
 ヤマモモ ハンゲショウ&ヨツスジハナカミキリ ネジバナ ニシキリギリス

_Q4A4912ショウジョウトンボ♂2016・6・20トンボ王国ロウ _Q4A5228ウチワヤンマ♂コフキトンボ未熟♂2016・6・23トンボ王国 _Q4A5561コフキヒメイトトンボ産卵2016・6・25トンボ王国ロウ _Q4A5566コフキヒメイトトンボ潜水産卵2016・6・25トンボ王国
 ショウジョウトンボ♂ ウチワヤンマ&コフキトンボ コフキヒメイトトンボ産卵

 去る21日、1年ぶりで四万十町の小学校に呼ばれました。ビオトープ池は、水漏れのため春まで干上がっていたとのことで、昨年には多産していたアジアイトトンボやアオモンイトトンボなどが全く見られなくなっていた半面、キイトトンボが大繁殖していました。モノサシトンボやマルタンヤンマ羽化殻などもそこそこ見られ、種類によって渇水が明暗を分けているようでした。

_Q4A5097スイレン池2016・6・21四万十町窪川東又小学校トンボビオトープ _Q4A5029キイトトンボ♂羽化2016・6・21四万十町窪川東又小学校トンボビオトープ _Q4A5036マルタンヤンマ羽化殻2016・6・21四万十町窪川東又小学校トンボビオトープ _Q4A5093マユタテアカネ未熟♂2016・6・21四万十町窪川東又小学校トンボビオトープ
ビオトープ池  キイトトンボ♂羽化 マルタンヤンマ羽化殻 マユタテアカネ未熟♂

 26日は朝から青空が広がる、絶好のミナミヤンマ日和。本来なら、無条翅型個体の群飛詣でで日高村に向かうところ。ところが、この日は午後1時過ぎに三原村の小学校に訪問する先約があり、承諾していたことを後悔しつつ仕方なく?一縷の望みを賭け足摺岬で産卵を狙うことにしました。それでも、タイムリミットは最長でも12時30分まで。さわやかに晴れ渡った青空に日高村の大群飛を思い浮かべながら、11時30分ころから産卵場所に降り立ちました。少し産卵ポイントを整え、待つこと10数分。運よく1頭の♀が産卵にやってきてくれました。かなりの高齢個体のようで、わずか9回の触泥ながら、7回の瞬間撮影ができました。ミナミヤンマの産卵シーン撮影は2013年以来で、今回の1枚はこれまでで最高の出来栄えと自負できるものでした。その後、日高村に行かれていた香川のT木産と名古屋のT中さんは、さっぱりだったと聞いてわが耳を疑いましたが、どうやら余りにも好天過ぎて、ミナミヤンマが舞うには空中湿度が低過ぎたようです。

   _Q4A5732ミナミヤンマ産卵場所2016・6・26土佐清水市足摺岬  _Q4A5709ミナミヤンマ産卵2016・6・26土佐清水市足摺岬ロウ  _Q4A5723ミナミヤンマ産卵2016・6・26土佐清水市足摺岬ロウ
    足摺岬の渓流              ミナミヤンマ産卵
   
 なにはともあれ、今回も「情けは人のためならず」を実感させられました。学校で一仕事を終えた後、ついでに近くのため池ものぞいてきました。ベニトンボが主役のようでした。

   _Q4A5733ため池2016・6・26三原村  _Q4A5735ベニトンボ♂2016・6・26三原村  _Q4A5734ベニトンボ♂2016・6・26三原村
   三原村内のため池              ベニトンボ♂

 四万十川のトンボ池には、オオギンヤンマが次々と飛来しているようです。

_Q4A5749オオギンヤンマ♂探雌パトロール2016・6・26四万十市鍋島四万十川トンボ池 _Q4A5197ギンヤンマ探雌パトロール2016・6・23四万十市鍋島四万十川トンボ池ロウ _Q4A5273コシアキトンボ♂なわばり争い2016・6・23四万十市鍋島四万十川トンボ池 _Q4A5206ウスバキトンボ摂食群飛2016・6・23四万十市鍋島四万十川トンボ池
 オオギンヤンマ♂   ギンヤンマ♂ コシアキトンボ♂争い ウスバキトンボ群飛

画像はすべて、クリックすると拡大します。








by 杉村光俊  at 13:30 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑
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イベント情報・お知らせ
トンボ王国のホームページはこちらからどうぞ
www.gakuyukan.com/

催しのご案内

~ヤンマまつり~7月21日(土)~9月17(月・祝)
*オニヤンマ科とミナミヤンマ科を含め、14種のヤンマが記録されているトンボ王国(サナエトンボ科を除く)。今夏は、トンボ愛好家に人気のヤンマを主役に据えたイベントを実施します

*飛翔するヤンマ写真展
7月21日(土)~9月17日(月・祝)
日本で見られるヤンマ科・オニヤンマ科ミナミヤンマ科の、様々な飛翔シーンを捉えたA-3版生態写真64点を展示。
本邦トンボ生態写真最高峰といえる、ネーチャーフォト研究会主要メンバー撮影のトンボ撮影愛好者必見の写真展です。

*ヤンマの仲間観察会 8月11日(土)・12日(日)午後1時~2時・林縁の木陰でハネを休めるヤンマを探します。
飲料水必携のこと。曇天・雨天の場合は中止(要・予約)。

*ヤンマ(ギンヤンマ・オニヤンマなど)のビーズ・ストラップ作り教室 期間中の毎週土曜日午後2時~3時・有料入館者対象・要材料費100円(要予約)。

*ヤンマの生態ビデオ繰り返し上映:期間中、学遊館ロビーにて。

*~特別展・金魚物語~  7月21日(土)~9月2(日)。
定番品種から最近作出された品種まで、生体展示と共に、品種改良の歴史や名前の由来などをパネル解説。

ピラルクのエサやり
内容:全長2メートルのアマゾン川産ピラルクへの、スリル満点の給餌体験。
場所:四万十川学遊館あきついお・さかな館。
時間:開館日の午後4時~。
対象:入館者先着10名。
参加費:無料。ただし、「四万十川学遊館あきついお」の入館料が必要)。

毎日イベント・ビーズトンボ携帯ストラップ作り&四万十川の蛇紋岩みがき
内容:ビーズで作るトンボ・アクセサリーの携帯ストラップ版(簡素化したデザインで、所要時間約30分)と、磨くほどに輝きを増す四万十川の蛇紋岩みがき(所要時間約30分)。

『中国・四国のトンボ図鑑』 割引頒布について
トンボと自然を考える会の会員の方を対象に割引頒布を実施させて頂いております。
税込み価格3,675円のところ、あきついお四万十川学遊館・売店コーナーでは税込み価格3,150円でお分けさせて頂きます(ご購入の際には、必ず会員証をご提示下さい)。
また、宅配を希望される方は、税・送料込み3,400円とさせて頂きたく、必要額を本会郵便口座(01630-5-35218)にお振込み下さい。1週間ほどでお届けできます。

「ネーチャーフォト研究会」メンバー募集中
トンボと自然を考える会会員、または四万十川学遊館年間パスポート所有者を対象として、トンボ自然公園内で見られるトンボや花などの撮影案内、作品展示会(年1~2回)、研究会会員の撮影技術向上と親睦を深めることを目的とした勉強会等を行います。
撮影されたい動植物の時期や場所の問い合わせへの対応、撮影時のコツ等を職員がアドバイスさせていただきますので、多くの方々のご参加をお待ちしています。
お問い合わせは、トンボと自然を考える会事務局。

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プロフィール

杉村光俊

Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家

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