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タベサナエ羽化本格化

 例年通り、駐車場前水路で始まったタベサナエの羽化。初日こそ出し抜かれたものの、15日と16日は8個体ずつ、17日には15個体の羽化が確認でき、しっかり連続撮影もさせて頂きました。

_Q4A3766タベサナエ羽化場所2016・3・17トンボ王国 _Q4A3785タベサナエ♂羽化中2016・3・17トンボ王国 _Q4A3541タベサナエ♂羽化直後2016・3・15トンボ王国 _Q4A3540タベサナエ♂羽化直後2016・3・15トンボ王国
 駐車場前水路    羽化中のタベサナエ♂  処女飛行後、近くに舞い降りた♂

   _Q4A3577タベサナエ♂羽化連続(定位)2016・3・16トンボ王国  _Q4A3600タベサナエ♂羽化連続(休止)2016・3・16トンボ王国  _Q4A3605タベサナエ♂羽化連続(腹部の抜き出し)2016・3・16トンボ王国
   16日の♂羽化:裂開    休止            腹部抜き出し

   _Q4A3616タベサナエ♂羽化連続2016・3・16トンボ王国  _Q4A3643タベサナエ♂羽化連続(肛門水)2016・3・16トンボ王国  _Q4A3657タベサナエ♂羽化連続(完了)2016・3・16トンボ王国
    翅の伸長          腹部の伸長       完了

   _Q4A3678タベサナエ♀羽化連続(裂開)2016・3・17トンボ王国  _Q4A3705タベサナエ♀羽化連続(腹部抜き出し)2016・3・17トンボ王国  _Q4A3755タベサナエ♀羽化連続(排水)2016・3・17トンボ王国
    17日の♀羽化:裂開   腹部抜き出し       腹部の伸長 

 モクレンに続き、春の花や昆虫も普通に見られるようになってきましたが、スミレの花がいつもより少なく、暖冬の影響で秋から初冬にかけかなり多く開花させてしまったことが影響しているのではないかと、いささか案じられます。

   _Q4A3554ハクモクレン2016・3・15トンボ王国  _Q4A3674スミレ2016・3・16トンボ王国  _Q4A3805シデコブシ2016・3・17トンボ王国
    ハクモクレン        スミレ           シデコブシ

   _Q4A3662ルリシジミ2016・3・16トンボ王国  _Q4A3798ツマグロヒョウモン♀2016・3・17トンボ王国  _Q4A3828ビロードツリアブ交尾2016・3・17トンボ王国
    ルリシジミ        ツマグロヒョウモン(♀) ビロードツリアブ(交尾)

 念のため、確認に出かけた三原村のムカシトンボは、まだ幼虫の姿でした。もちろん、陸上生活は始めていましたが。

   _Q4A3552ムカシトンボ終齢幼虫上陸場所2016・3・15三原村江ノ谷  _Q4A3822ムカシトンボ上陸終齢幼虫2016・3  _Q4A3814ムカシトンボ上陸終齢幼虫2016・3
    ムカシトンボ羽化場所          羽化前終齢幼虫

画像はすべて、クリックすると拡大します。



   
by 杉村光俊  at 17:19 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑
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イベント情報・お知らせ
トンボ王国のホームページはこちらからどうぞ
www.gakuyukan.com/

催しのお知らせ

〇いのちをつなぐトンボ写真展

内容:メス単独やオス・メス連結で、泥や植物に埋め込んだり、水を接着剤として利用したり。工夫を凝らして次世代に命をつなぐ、そんなトンボの産卵行動を捉えた決定的瞬間をA-3サイズの写真64点で紹介します。
期間:2023年4月29日(土)~10月31(火)まで延長
場所:四万十川学遊館あきついお多目的ホール(とんぼ館ロビー)
入場:無料。ただし、四万十川学遊館あきついおの入館料が必要。

〇トンボ王国クイズ・リニューアル

これまではスマホのネット検索でも答えが分かる内容でしたが、展示室を楽しく見学してもらうことが目的なので、現場に行かなければ答えが分からないようになりました。
内容:展示の中に答えがある3択10問クイズ。春編、初夏編、夏編、秋編、冬編、があります。
特典:それぞれ全問正解者10名に(多数の場合は抽選)、トンボ王国グッズ詰め合わせをお送りしています。
対象:「四万十川学遊館あきついお」有料入館者。

毎日イベント・ビーズトンボ携帯ストラップ作り&四万十川の蛇紋岩みがき
内容:ビーズで作るトンボ・アクセサリーの携帯ストラップ版(簡素化したデザインで、所要時間約30分)と、磨くほどに輝きを増す四万十川の蛇紋岩みがき(所要時間約30分)。

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プロフィール

杉村光俊

Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家

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