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シーズン開幕間近

 3月に入っても積雪が見られるなど、寒暖の差が激しい日々が続いています。
スイレン抜き作業は、何とか2月中に2個のピンク・スイレン池が片付き、3日までに2個目の白スイレン池も完了、3個目の白スイレン池の作業に取り掛かっていますが、これが終わっても要作業スイレン池は4個残っている上に、もう終わっていなければならないハナショウブの刈り取りと柵作りも手付かずで、トンボシーズン開幕までの全作業完了は、ほとんど絶望的状況です。思えば、まだ周辺の水田が耕作されていた頃には、スイレンも今ほどの繁殖力は感じられず、今は勝手に入ってきた白スイレンとヒシしか生育しなくなった3個目の白スイレン池は、ミズオオバコが繁茂しコオイムシが泳いでいました。稲だけでなく、ホシクサ類やトンボ、カエルや魚類も育てる水田の環境浄化力を思い知らされています。この機能を経済的に評価できる仕組みができれば「TTP何するものぞ」なのですが。
   _Q4A3102深ピンク・スイレン池作業完了2016・2・27  _Q4A3166大ちゃん池スイレン抜き作業ほぼ終了2016・3・2トンボ王国  _Q4A3167第4白スイレン池スイレン抜き作業中2016・3・2トンボ王国
一番深いピンクスイレン池  一番広いピンクスイレン池 2個目の白スイレン池 

タベサナエの羽化はまだですが、成虫越冬したホソミイトトンボが活動を始めました。3日は谷奥と右湿地保護区の林縁で、それぞれ1~2頭の♂が見られました。

   _Q4A3205ホソミイトトンボ越冬型生息地2016・3・3トンボ王国右湿地保護区奥  _Q4A3195ホソミイトトンボ越冬型半成熟♂2016・3・3トンボ王国本谷奥  _Q4A3204ホソミイトトンボ越冬型生息地2016・3・3トンボ王国右湿地保護区奥
  右湿地保護区林縁 ホソミイトトンボ越冬型♂(本谷奥) 同(右湿地保護区)
   
 春の花も次々開花していますが、モクレンは今年も開花が始まった途端、寒波に見舞われ残念なことに。

_Q4A3082ツクシ2016・2・27トンボ王国 _Q4A3213モクレン2016・3・4トンボ王国 _Q4A3215モクレン2016・3・4トンボ王国 _Q4A3212キヌヤナギ2016・3・3トンボ王国
 スギナ(ツクシ)            残念な白モクレン         キヌヤナギ

 駐車場周辺に自生しているセイヨウアブラナに、昨年は1回しかお目にかかれなかったニホンミツバチが複数やってきました。

   _Q4A3170ニホンミツバチ&セイヨウアブラナ2016・3・2トンボ王国  _Q4A3206オオハナアブ&アセビアセビ2016・3・3トンボ王国  _Q4A3061ハシボソガラス2016・2・26トンボ王国
    ニホンミツバチ      オオハナアブ       ハシボソガラス

 そこで、昨年激減が認められた四万十川の「菜の花会場」に行ってきました。何と、今年は菜の花そのものが激減していて、お陰で点在する菜の花群落で複数のミツバチを見ることができましたが、決して復活の兆しが現れたとは言い難いようです。

   _Q4A3173菜の花まつり会場2016・3・3四万十市入田四万十川ロウ  _Q4A3172菜の花まつり会場2016・3・3四万十市入田四万十川  _Q4A3189ニホンミツバチ&セイヨウアブラナ2016・3・3四万十市入田四万十川菜の花まつり会場
  四万十市入田四万十川河川敷のセイヨウアブラナ  +ニホンミツバチ

画像はすべて、クリックすると拡大します。



by 杉村光俊  at 11:06 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑
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イベント情報・お知らせ
トンボ王国のホームページはこちらからどうぞ
www.gakuyukan.com/

催しのご案内

~ヤンマまつり~7月21日(土)~9月17(月・祝)
*オニヤンマ科とミナミヤンマ科を含め、14種のヤンマが記録されているトンボ王国(サナエトンボ科を除く)。今夏は、トンボ愛好家に人気のヤンマを主役に据えたイベントを実施します

*飛翔するヤンマ写真展
7月21日(土)~9月17日(月・祝)
日本で見られるヤンマ科・オニヤンマ科ミナミヤンマ科の、様々な飛翔シーンを捉えたA-3版生態写真64点を展示。
本邦トンボ生態写真最高峰といえる、ネーチャーフォト研究会主要メンバー撮影のトンボ撮影愛好者必見の写真展です。

*ヤンマの仲間観察会 8月11日(土)・12日(日)午後1時~2時・林縁の木陰でハネを休めるヤンマを探します。
飲料水必携のこと。曇天・雨天の場合は中止(要・予約)。

*ヤンマ(ギンヤンマ・オニヤンマなど)のビーズ・ストラップ作り教室 期間中の毎週土曜日午後2時~3時・有料入館者対象・要材料費100円(要予約)。

*ヤンマの生態ビデオ繰り返し上映:期間中、学遊館ロビーにて。

*~特別展・金魚物語~  7月21日(土)~9月2(日)。
定番品種から最近作出された品種まで、生体展示と共に、品種改良の歴史や名前の由来などをパネル解説。

ピラルクのエサやり
内容:全長2メートルのアマゾン川産ピラルクへの、スリル満点の給餌体験。
場所:四万十川学遊館あきついお・さかな館。
時間:開館日の午後4時~。
対象:入館者先着10名。
参加費:無料。ただし、「四万十川学遊館あきついお」の入館料が必要)。

毎日イベント・ビーズトンボ携帯ストラップ作り&四万十川の蛇紋岩みがき
内容:ビーズで作るトンボ・アクセサリーの携帯ストラップ版(簡素化したデザインで、所要時間約30分)と、磨くほどに輝きを増す四万十川の蛇紋岩みがき(所要時間約30分)。

『中国・四国のトンボ図鑑』 割引頒布について
トンボと自然を考える会の会員の方を対象に割引頒布を実施させて頂いております。
税込み価格3,675円のところ、あきついお四万十川学遊館・売店コーナーでは税込み価格3,150円でお分けさせて頂きます(ご購入の際には、必ず会員証をご提示下さい)。
また、宅配を希望される方は、税・送料込み3,400円とさせて頂きたく、必要額を本会郵便口座(01630-5-35218)にお振込み下さい。1週間ほどでお届けできます。

「ネーチャーフォト研究会」メンバー募集中
トンボと自然を考える会会員、または四万十川学遊館年間パスポート所有者を対象として、トンボ自然公園内で見られるトンボや花などの撮影案内、作品展示会(年1~2回)、研究会会員の撮影技術向上と親睦を深めることを目的とした勉強会等を行います。
撮影されたい動植物の時期や場所の問い合わせへの対応、撮影時のコツ等を職員がアドバイスさせていただきますので、多くの方々のご参加をお待ちしています。
お問い合わせは、トンボと自然を考える会事務局。

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プロフィール

杉村光俊

Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家

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