年越しへ!

 何やかやで、もう大晦日。ほとんどあきらめかけていた年越し赤トンボでしたが、温暖化の影響も懸念される温暖な天候に助けられ、30日にはヒメアカネ、マユタテアカネ、キトンボそれぞれ♂1頭の健在を確認、本日31日は生憎正午前から曇り勝ちの空模様になったものの、この時期にしては高めの気温のお陰で、わずかな晴れ間にマユタテアカネとキトンボそれぞれ♂2頭ずつの健在を確認することができました。しかも、うちキトンボ1♂は寝込み先まで追いかけることができていますので、余程のことがない限り元旦の赤トンボ詣でも実現するはずです。お楽しみに。

   _Q4A1040ヒメアカネ♂2015・12・30トンボ王国  _Q4A1138マユタテアカネ♂2015・12・31トンボ王国  _Q4A1132マユタテアカネ♂2015・12・31トンボ王国
    ヒメアカネ♂(30日)          マユタテアカネ♂(31日)

   _Q4A1065キトンボ♂2015・12・30  _Q4A1202キトンボ♂休眠2015・12・31トンボ王国  _Q4A1179ジョウビタキ2015・12・31トンボ王国
    キトンボ♂(30日)    同 ♂休眠(31日)    ジョウビタキ

 不気味なことも。初雪も見ないうちから、もうユキワリイチゲの開花が始まりました。フジツツジはさらに開花が進み、シハイスミレは別の場所でもきれいな花が見られるように。近所の空き地では、オドリコソウも咲きまくりです。ただ、やっぱり冬は冬、ビロードツリアブはもちろん、そこに訪れる昆虫はほとんど皆無です。こんなことが続いていくうちに、適応できなくなった生物が姿を消していくのでしょう。生物の食物連鎖は、さしずめ駅伝のチームのようなもの。人の口をゴールとするならば、ウナギやキジなどが最終走者。バクテリアに始まり、野草や昆虫、小魚など、それぞれのチームに所属する中継ランナーがいなくなれば、チームは存続できません。補欠要員も含め、生物多様性の維持が大切です。正に人類の存続がかかる、ストップ・温暖化!

_Q4A1061ユキワリイチゲ2015・12・30 _Q4A1063フジツツジ2015・12・30 _Q4A1146シハイスミレ2015・12・31トンボ王国 _Q4A1071オドリコソウ2015・12・30田黒
 ユキワリイチゲ     フジツツジ        シハイスミレ    オドリコソウ

 30日から、右手湿地保護区のリフォームも手がけています。ここでは、激減したエゾトンボ等の増殖を狙い、モートンイトトンボ保護区と同じ手法で水深の確保をしたいと思っていますが、さっそくイノシシの歓迎を受けています。

   _Q4A1120湿地保護区リフォーム2015・12・30  _Q4A1121イノシシ荒らし2015・12・31トンボ王国  _Q4A1122イノシシ荒らし2015・12・31トンボ王国
  湿地保護区のリフォーム           イノシシ荒らし

 話は変わり、お正月のお知らせです。「四万十川学遊館あきついお・さかな館」では、11日まで縁起物の金運ナマズこと、イワトコナマズ黄変個体を特別水槽にて展示しています。全長は前回のお正月に展示していた時から10cmほど大きくなって約45cmに、黄色部分も広がって、全身のほとんどが黄色くなっています。よくお祈りしておけば、ご利益+努力量次第で金運に恵まれるのではないか、と思われます。また、トンボと日本人の深いい関係を再確認してもらおうと、健康祈願として羽根突きのモデル・カトリヤンマ、運気上昇を願う勝ち虫としてオニヤンマ、ギンヤンマ、シオカラトンボのミニ・ビーズトンボを、それぞれブローチ仕様とストラップ仕様で計300個製作しました。これを、お正月3ヶ日の間にトンボ王国で入館料、グッズ購入後、ご寄付など、いずれかの形で1000円ご利用下さった方に、どれでも1コプレゼントさせて頂きます。このお正月、「年越し赤トンボ&金運ナマズ詣で」はいかがでしょうか。

_Q4A1220.gif _Q4A0287イワトコ黄色 _Q4A1211.gif _Q4A0247ビーズオニヤンマ切り抜き
    金運ナマズ特別展示    プレゼント・ ビーズトンボ  オニヤンマ

画像はすべて、クリックすると拡大します。

by 杉村光俊  at 17:38 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑
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イベント情報・お知らせ
トンボ王国のホームページはこちらからどうぞ
www.gakuyukan.com/

催しのご案内

第31回全日本トンボフォトコンテスト作品募集のお知らせ
閉め切り
平成29年9月30日(土)消印有効
募集要項
応募点数:1人5点まで(未発表作品に限ります)
生態部門:4切り(ワイド4切りまたはA3サイズ可)
金賞1点(賞金2万円、盾、賞状、賞品としてビーズリアルトンボセット〈特大〉ほか)
銀賞2点(賞金1万円、盾、賞状、賞品としてビーズリアルトンボセット〈中〉ほか)
銅賞5点(賞状、賞品としてビーズリアルトンボセット〈小〉ほか)
努力賞50点(賞品としてフォトコンテスト絵葉書ほか)
力だめし部門:キャビネ (2L またはA4サイズ可)
金賞1点(賞金5千円、盾、賞状、賞品としてビーズリアルトンボセット〈中〉ほか)
銀賞3点(賞品としてビーズトンボ・ギンヤンマ)
努力賞50点(賞品としてフォトコンテスト絵葉書ほか)
トンボ王国特別賞3点(盾、賞状、賞品としてビーズリアルトンボセット〈小〉ほか)
*展示作品58点(生体部門のみ)の中から入場者の人気投票で決定
通信実費として定額為替(切手可)を1人300円同封してください。
上位入賞者については、画像データの提供をお願いします(新聞掲載のため)。 詳細の問い合わせと作品の送付先:〒787-0019
高知県四万十市具同8055-5
トンボ自然公園内
公益社団法人トンボと自然を考える会 「トンボフォトコンテスト」係

ピラルクのエサやり
内容:全長2メートルのアマゾン川産ピラルクへの、スリル満点の給餌体験。
場所:四万十川学遊館あきついお・さかな館。
時間:開館日の午後4時~。
対象:入館者先着10名。
参加費:無料。ただし、「四万十川学遊館あきついお」の入館料が必要)。

毎日イベント・ビーズトンボ携帯ストラップ作り&四万十川の蛇紋岩みがき
内容:ビーズで作るトンボ・アクセサリーの携帯ストラップ版(簡素化したデザインで、所要時間約30分)と、磨くほどに輝きを増す四万十川の蛇紋岩みがき(所要時間約30分)。

日高村トンボ観察図鑑ができました
 この春、高知県日高村(高知市の西方、車で30分ほど)より、同村内でこれまでに記録されている73種類のトンボを紹介した標記ガイドブックが発行されました。本体A-5版160ページで、解説を本会の杉村光俊常務理事が担当したご縁で、本会でも販売させて頂いております。実寸大での生体標本画像と、和風の体色解説が大きな特徴です。
四万十川学遊館あきついお売店にて税込み1,000円で販売中、送料360円で郵送も承ります。日高村からの預かり部数は300弱、ご購入を希望される方はお早めお求め下さい。

『中国・四国のトンボ図鑑』 割引頒布について
トンボと自然を考える会の会員の方を対象に割引頒布を実施させて頂いております。
税込み価格3,675円のところ、あきついお四万十川学遊館・売店コーナーでは税込み価格3,150円でお分けさせて頂きます(ご購入の際には、必ず会員証をご提示下さい)。
また、宅配を希望される方は、税・送料込み3,400円とさせて頂きたく、必要額を本会郵便口座(01630-5-35218)にお振込み下さい。1週間ほどでお届けできます。

「ネーチャーフォト研究会」メンバー募集中
トンボと自然を考える会会員、または四万十川学遊館年間パスポート所有者を対象として、トンボ自然公園内で見られるトンボや花などの撮影案内、作品展示会(年1~2回)、研究会会員の撮影技術向上と親睦を深めることを目的とした勉強会等を行います。
撮影されたい動植物の時期や場所の問い合わせへの対応、撮影時のコツ等を職員がアドバイスさせていただきますので、多くの方々のご参加をお待ちしています。
お問い合わせは、トンボと自然を考える会事務局。

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プロフィール

杉村光俊

Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家

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