59種目

 見ごろを迎えたミゾソバに、多くの昆虫が集うトンボ王国。10月5日、遅まきながら、今シーズン59種目となるナツアカネがお目見え、近々の確認が予想されるキトンボで11年連続1シーズン60以上の記録が達成される見通しとなりました。さらに、アオイトトンボ・ミヤマアカネなども、まだ記録される可能性が残されています。

_Q4A4207ハナアブ&ミゾソバ2015・10・5トンボ王国 _Q4A4198オオハナアブ&ミゾソバ2015・10・5トンボ王国 _Q4A4204キタテハ&ミゾソバ2015・10・5トンボ王国 _Q4A3891カキツバタ2015・10・2トンボ王国
ミゾソバ&ハナアブ   同 オオハナアブ   同 キタテハ 四季咲きカキツバタ

_Q4A4613ナツアカネ♂2015・10・8トンボ王国 _Q4A4247ナツアカネ♀2015・10・5トンボ王国 _Q4A4496クダマキモドキ2015・10・6トンボ王国 _Q4A4273クロコノマ2015・10・5トンボ王国
 ナツアカネ♂       同 ♀      サトクダマキモドキ クロコノマ

 これに先立つ3日、久しぶりに愛媛県内子町のトンボ観察会にお呼ばれ、アオモンイトトンボ・オスとアジアイトトンボ・メスとの異種館交尾などを観察することができました。

_Q4A3952アオモンイトトンボ♂×アジアイトトンボ♀交尾2015・10・3愛媛県内子町五十崎重松亀ヶ渕池 _Q4A3949アオモンイトトンボ♂×アジアイトトンボ♀交尾2015・10・3愛媛県内子町五十崎重松亀ヶ渕池 _Q4A3987ハネビロトンボ未熟♂2015・10・3愛媛県内子町五十崎重松松亀ヶ渕池 _Q4A4016ナツアカネ連結産卵2015・10・3・愛媛県内子町五十崎平岡上池下水田
アオモンイト♂×アジジト♀交尾   ハネビロトンボ未熟♂ ナツアカネ連結産卵

 四万十川トンボ池では、コノシメトンボも水辺に姿を見せてくれるようになりましたが、気温が高めで推移しているためか、赤トンボの生殖活動はまだ低調です。アオイトトンボもまだオスの帰還が認められず、待ちぼうけのメスは1頭だけで産卵しているようです。無精卵でなければいいのですが…

   _Q4A4639四万十川トンボ池2015・10・8四万十川トンボ池  _Q4A4650コノシメトンボ♂2015・10・8四万十川トンボ池  _Q4A4657コノシメトンボ連結産卵2015・10・8四万十川トンボ池
  中村四万十町トンボ池    コノシメトンボ♂     同 連結産卵

_Q4A4112ナツアカネ連結産卵2015・10・4四万十市中村四万十町四万十川トンボ池 _Q4A4117ナツアカネ単独産卵2015・10・4四万十市中村四万十町四万十川トンボ池 _Q4A4228アオイトトンボ♀2015・10・5四万十市中村四万十町四万十川トンボ池 _Q4A4223オギ2015・10・5四万十市中村四万十町四万十川トンボ池
ナツアカネ連結産卵   同 単独産卵      アオイトトンボ♀     オギ

 なお、鍋島のトンボ池では、まだマイコアカネが目立つ程度です。

   _Q4A4671マイコアカネ♂2015・10・8鍋島四万十川トンボ池  _Q4A4675マイコアカネ♂2015・10・8鍋島四万十川トンボ池  _Q4A4662マイコアカネ交尾2015・10・8鍋島四万十川トンボ池
            マイコアカネ♂              同 交尾

 7日、気温の関係でまだ少し早すぎる気もしましたが、四万十地方の赤トンボ・シーズンが本格化していないこともあって、昨秋に生息が確認された日高村のオオキトンボを見に行ってきました。汗ばむほどの陽気でしたが、水辺では少なくとも3頭のオスが活動していました。なお、タイワンウチワやギンヤンマなど、夏の名残のトンボたちも元気でした。

_Q4A4568オオキトンボ♂2015・10・7日高村 _Q4A4573オオキトンボ♂なわばり飛翔2015・10・7日高村 _Q4A4545オオキトンボ♂2015・10・7日高村 _Q4A4578タイワンウチワヤンマ♂2015・10・7日高村
               オオキトンボ♂          タイワンウチワヤンマ♂

 近くの渋川トンボ公園ではヒメアカネが活発に飛び回っていましたが、ミヤマアカネの動きは今ひとつでした。時間的な関係だとは思いますが…

_Q4A4608ミヤマアカネ生息地ほか2015・10・7日高村沖名渋川 _Q4A4584ヒメアカネ交尾2015・10・7日高村沖名渋川 _Q4A4606ミヤマアカネ♂2015・10・7日高村沖名渋川 _Q4A4593ミヤマアカネ♀2015・10・7日高村沖名渋川
 渋川トンボ公園     ヒメアカネ交尾   ミヤマアカネ♂ 同 ♀

画像はすべて、クリックすると拡大します。




   

by 杉村光俊  at 09:38 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑
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イベント情報・お知らせ
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www.gakuyukan.com/

催しのご案内

第31回全日本トンボフォトコンテスト作品募集のお知らせ
閉め切り
平成29年9月30日(土)消印有効
募集要項
応募点数:1人5点まで(未発表作品に限ります)
生態部門:4切り(ワイド4切りまたはA3サイズ可)
金賞1点(賞金2万円、盾、賞状、賞品としてビーズリアルトンボセット〈特大〉ほか)
銀賞2点(賞金1万円、盾、賞状、賞品としてビーズリアルトンボセット〈中〉ほか)
銅賞5点(賞状、賞品としてビーズリアルトンボセット〈小〉ほか)
努力賞50点(賞品としてフォトコンテスト絵葉書ほか)
力だめし部門:キャビネ (2L またはA4サイズ可)
金賞1点(賞金5千円、盾、賞状、賞品としてビーズリアルトンボセット〈中〉ほか)
銀賞3点(賞品としてビーズトンボ・ギンヤンマ)
努力賞50点(賞品としてフォトコンテスト絵葉書ほか)
トンボ王国特別賞3点(盾、賞状、賞品としてビーズリアルトンボセット〈小〉ほか)
*展示作品58点(生体部門のみ)の中から入場者の人気投票で決定
通信実費として定額為替(切手可)を1人300円同封してください。
上位入賞者については、画像データの提供をお願いします(新聞掲載のため)。 詳細の問い合わせと作品の送付先:〒787-0019
高知県四万十市具同8055-5
トンボ自然公園内
公益社団法人トンボと自然を考える会 「トンボフォトコンテスト」係

ピラルクのエサやり
内容:全長2メートルのアマゾン川産ピラルクへの、スリル満点の給餌体験。
場所:四万十川学遊館あきついお・さかな館。
時間:開館日の午後4時~。
対象:入館者先着10名。
参加費:無料。ただし、「四万十川学遊館あきついお」の入館料が必要)。

毎日イベント・ビーズトンボ携帯ストラップ作り&四万十川の蛇紋岩みがき
内容:ビーズで作るトンボ・アクセサリーの携帯ストラップ版(簡素化したデザインで、所要時間約30分)と、磨くほどに輝きを増す四万十川の蛇紋岩みがき(所要時間約30分)。

日高村トンボ観察図鑑ができました
 この春、高知県日高村(高知市の西方、車で30分ほど)より、同村内でこれまでに記録されている73種類のトンボを紹介した標記ガイドブックが発行されました。本体A-5版160ページで、解説を本会の杉村光俊常務理事が担当したご縁で、本会でも販売させて頂いております。実寸大での生体標本画像と、和風の体色解説が大きな特徴です。
四万十川学遊館あきついお売店にて税込み1,000円で販売中、送料360円で郵送も承ります。日高村からの預かり部数は300弱、ご購入を希望される方はお早めお求め下さい。

『中国・四国のトンボ図鑑』 割引頒布について
トンボと自然を考える会の会員の方を対象に割引頒布を実施させて頂いております。
税込み価格3,675円のところ、あきついお四万十川学遊館・売店コーナーでは税込み価格3,150円でお分けさせて頂きます(ご購入の際には、必ず会員証をご提示下さい)。
また、宅配を希望される方は、税・送料込み3,400円とさせて頂きたく、必要額を本会郵便口座(01630-5-35218)にお振込み下さい。1週間ほどでお届けできます。

「ネーチャーフォト研究会」メンバー募集中
トンボと自然を考える会会員、または四万十川学遊館年間パスポート所有者を対象として、トンボ自然公園内で見られるトンボや花などの撮影案内、作品展示会(年1~2回)、研究会会員の撮影技術向上と親睦を深めることを目的とした勉強会等を行います。
撮影されたい動植物の時期や場所の問い合わせへの対応、撮影時のコツ等を職員がアドバイスさせていただきますので、多くの方々のご参加をお待ちしています。
お問い合わせは、トンボと自然を考える会事務局。

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プロフィール

杉村光俊

Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家

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