近況

 一年中で最も華やかな季節を迎えているトンボ王国。晴れた日は晴れた日で、雨の日は雨の日なりに、生きものとのふれあいが楽しめます。

   _Q4A8836黄スイレン池2015・6・2  _Q4A7735.gif  _Q4A8801ハラビロトンボ♂2015・6・1
    黄スイレン池       ハラビロトンボ♂     チョウトンボ未熟♂

_Q4A8551モノサシトンボ♂&アジサイ2015・5・31トンボ王国 _Q4A8561モノサシトンボ交尾2015・5・31トンボ王国 _Q4A8147キイロサナエ♂2015・5・29トンボ王国 _Q4A8159キイロサナエ産卵2015・5・29トンボ王国
 モノサシトンボ♂   同 交尾   キイロサナエ♂     同 産卵

   _Q4A8585ベニイトトンボ連結産卵2015・5・31トンボ王国あきついおとんぼ館中庭ビオトープ  _Q4A8585ベニイトトンボ連結産卵2015・5・31トンボ王国あきついおとんぼ館中庭ビオトープ  _Q4A883ピンク・スイレン池2015・6・2
  ベニイトトンボ産卵と羽化  コフキヒメイト♀羽化   ピンク・スイレン池

 ただ、今年のハナショウブもやっぱり満開がなく、5月20日ころから、3~5分咲き状態で推移しているようです。

_Q4A8788ハナショウブ2015・6・1 _Q4A8783ハナショウブ2015・6・1 _Q4A8133ハナショウブ2015・5・29トンボ王国 _Q4A8570ハナショウブ2015・5・31トンボ王国
                 トンボ王国のハナショウブ

 それ以上に、秋に咲くはずのミゾソバがそこここで開花させているのが不気味です。さらに、近年は5月が乾季のようになっていて、懸命に復活を目指しているチャワンバスの池も干上がる寸前です。その隣では、今春になって急増したヒメコウホネが水面を埋め尽くしています。ある日突然、枯れ始めるのでは…と、不安もよぎります。トンボの方は、まだネアカヨシやマルタンの羽化が確認できていないことに加え、そろそろ成熟個体が水辺に戻り始めたチョウトンボの数がいつもより少なく感じられます。慢性的な人手不足も手伝って、温暖化などによる急速な環境変化を前に、手入れが行き届かなくなってきているのかもしれません。

   _Q4A8095ミゾソバ2015・5・28トンボ王国  _Q4A8833チャワンバス池2015・6・2  _Q4A8135ヒメコウホネ2015・5・29トンボ王国
    ミゾソバ          チャワンバス池      ヒメコウホネ池
   
 四万十市南部周辺のミナミヤンマは、ほぼ出揃った感じですが、年々減少気味で寂しい限りです。

_Q4A8404ミナミヤンマ濃条翅型♀摂食飛翔2015・5・30 _Q4A8396ミナミヤンマ濃条翅型♀摂食飛翔2015・5・30 _Q4A8082ミナミヤンマ♂摂食飛翔2015・5・28 _Q4A8084ミナミヤンマ♀摂食飛翔2015・5・28
      ミナミヤンマ濃条翅型♀         同 ♂    同 淡条翅型♀

 ついでに撮影している、道端のシコクトゲオとヒメサナエは例年並みで一安心。

_Q4A8446シコクトゲオトンボ生息地2015・5・30四万十市大名鹿(道端) _Q4A8170シコクトゲオトンボ♂&ドクダミ2015・5・29四万十市大名鹿(道端) _Q4A8176シコクトゲオトンボ移精2015・5・29四万十市大名鹿(道端) _Q4A8474シコクトゲオトンボ交尾2015・5・30四万十市大名鹿(道端)
道端の小流   シコクトゲオ♂     同 移精   同 交尾(道の向こうは海)

   _Q4A8679ヒメサナエ♂2015・5・31黒潮町  _Q4A8686ヒメサナエ産卵2015・5・31黒潮町  _Q4A8683ヒメサナエ産卵2015・5・31黒潮町
    ヒメサナエ♂                  同 産卵

 これらに先立つ5月下旬の某日、アオヤンマの産卵狙いで日高村の調整池に。オスが多すぎるのか、産卵にやってきたメスが次々とつかまってしまいます。結局、撮影できたのはいつもながらの交尾と、トラフトンボの交尾を襲ったオス程度。年内にもう一度、チャレンジしたいところですが、デスク横のホワイトボードには、体験メニューの予約がびっしり・・・
空いた日が晴れることを祈るのみです。

_Q4A7902アオヤンマ♂探雌飛翔2015・5・27日高村 _Q4A8005アオヤンマ交尾2015・5・27日高村 _Q4A8021アオヤンマ交尾2015・5・27日高村 _Q4A7907アオヤンマ♂捕食(トラフトンボ交尾)飛翔2015・5・27日高村
アオヤンマ♂           同 交尾            同 ♂捕食

画像はすべて、クリックすると拡大します。



by 杉村光俊  at 18:16 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑
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イベント情報・お知らせ
トンボ王国のホームページはこちらからどうぞ
www.gakuyukan.com/

催しのご案内

第31回全日本トンボフォトコンテスト入賞作品展のご案内

期間:平成29年11月1日(水)~11月30日(木) 場所:四万十川遊館あきついお多目的ホール(とんぼ館ロビー) 入場:無料(ただし四万十川遊館あきついお入場料が必要) 今回で31回を数える、トンボだけの全国公募写真展。去る10月19日開催の審査会で選ばれた58点を掲示。
審査員のみならず、より多くの人たちから高い評価を得た作品についても表彰させて頂きたいと考え、当初よりご見学の皆さんに人気投票をお願いし、得票数の高い作品3点にトンボ王国特別賞をお贈りしています。ご協力のほど、よろしくお願い致します。
なお、投票の御礼として、トンボ王国オリジナルグッズが当るスピードくじをご用意させて頂いておりますので、こちらの方もお忘れなく。

ピラルクのエサやり
内容:全長2メートルのアマゾン川産ピラルクへの、スリル満点の給餌体験。
場所:四万十川学遊館あきついお・さかな館。
時間:開館日の午後4時~。
対象:入館者先着10名。
参加費:無料。ただし、「四万十川学遊館あきついお」の入館料が必要)。

毎日イベント・ビーズトンボ携帯ストラップ作り&四万十川の蛇紋岩みがき
内容:ビーズで作るトンボ・アクセサリーの携帯ストラップ版(簡素化したデザインで、所要時間約30分)と、磨くほどに輝きを増す四万十川の蛇紋岩みがき(所要時間約30分)。

日高村トンボ観察図鑑ができました
 この春、高知県日高村(高知市の西方、車で30分ほど)より、同村内でこれまでに記録されている73種類のトンボを紹介した標記ガイドブックが発行されました。本体A-5版160ページで、解説を本会の杉村光俊常務理事が担当したご縁で、本会でも販売させて頂いております。実寸大での生体標本画像と、和風の体色解説が大きな特徴です。
四万十川学遊館あきついお売店にて税込み1,000円で販売中、送料360円で郵送も承ります。日高村からの預かり部数は300弱、ご購入を希望される方はお早めお求め下さい。

『中国・四国のトンボ図鑑』 割引頒布について
トンボと自然を考える会の会員の方を対象に割引頒布を実施させて頂いております。
税込み価格3,675円のところ、あきついお四万十川学遊館・売店コーナーでは税込み価格3,150円でお分けさせて頂きます(ご購入の際には、必ず会員証をご提示下さい)。
また、宅配を希望される方は、税・送料込み3,400円とさせて頂きたく、必要額を本会郵便口座(01630-5-35218)にお振込み下さい。1週間ほどでお届けできます。

「ネーチャーフォト研究会」メンバー募集中
トンボと自然を考える会会員、または四万十川学遊館年間パスポート所有者を対象として、トンボ自然公園内で見られるトンボや花などの撮影案内、作品展示会(年1~2回)、研究会会員の撮影技術向上と親睦を深めることを目的とした勉強会等を行います。
撮影されたい動植物の時期や場所の問い合わせへの対応、撮影時のコツ等を職員がアドバイスさせていただきますので、多くの方々のご参加をお待ちしています。
お問い合わせは、トンボと自然を考える会事務局。

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プロフィール

杉村光俊

Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家

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