2012/10/17
田んぼ、大賑わい
ミゾソバ満開のトンボ王国では、そこここの水辺にキトンボの姿が見受けられるようになっています。湿地保護区内の小池では、数頭のタカネトンボが探雌飛翔を続けています。年老いて疲れやすくなっているのか、しばしば付近の枯れ枝などでハネを休めています。
ミゾソバ咲く観察道 +ツマグロヒョウモン♀ キトンボ♂ タカネトンボ♂
濁りが取れず赤トンボシーズンの不調が続いている四万十川トンボ池に代わって、海岸に近い田んぼが好調です。数多のコノシメトンボを中心にアキアカネ、ギンヤンマ、ハネビロトンボ、マイコアカネの産卵まで見られ、ベニトンボやスナアカネまで姿を見せてくれました。
海岸近くの田んぼ コノシメトンボ連結産卵 アキアカネ連結産卵
マイコアカネ連結産卵 ネキトンボ連結産卵 ギンヤンマ♂
ハネビロトンボ連結産卵 スナアカネ♂ ウスバキトンボ♂
13日、恒例で松山市北部のため池3ヶ所を回ってきました。オオキトンボ、ナニワトンボはそれなりの数が確認でき安堵しましたが、タイリクアカネが年々減っているようなのと、当日も含めここ数年間キトンボの姿が見られなくなっていることが、いささか気がかりです。
オオキトンボ♂ 同 交尾 同 連結産卵
ナニワトンボ交尾 同 連結産卵 同 +♂干渉 同 産卵警護
秋の風物詩でもある、赤トンボの減少が全国各地で憂慮されています。このままでは、枝先でハネを休める赤トンボの姿に郷愁を感じることのできる日本人がいなくなってしまいそうです。郷愁をそそる風景といえば、かつてススキやオギが涼やかに銀色の穂を揺らしていた四万十川の堤防には、毒素をもってオンリーワンを目指す帰化植物セイタカアワダチソウが群落を成し、およそ日本の秋には不釣り合いな(あくまでも個人的な感想ですが)真っ黄色の花を咲かせています。先日、たまたまチャンネルが合っていた公共放送のローカル番組を眺めていたら、「花の黄色が青空に映えてきれいですね」などというコメントと共にこの花の映像が流されていて絶句しました。かつて、その花粉が喘息の原因になっているとも聞かされていたセイタカアワダチソウは、トンボ王国ではオオフサモと並ぶ駆除対象植物となっているのですから。
この放送を見た人たちが、先述の番組に感化されないことを祈るばかりです。
画像はすべて、クリックすると拡大します。
ミゾソバ咲く観察道 +ツマグロヒョウモン♀ キトンボ♂ タカネトンボ♂
濁りが取れず赤トンボシーズンの不調が続いている四万十川トンボ池に代わって、海岸に近い田んぼが好調です。数多のコノシメトンボを中心にアキアカネ、ギンヤンマ、ハネビロトンボ、マイコアカネの産卵まで見られ、ベニトンボやスナアカネまで姿を見せてくれました。
海岸近くの田んぼ コノシメトンボ連結産卵 アキアカネ連結産卵
マイコアカネ連結産卵 ネキトンボ連結産卵 ギンヤンマ♂
ハネビロトンボ連結産卵 スナアカネ♂ ウスバキトンボ♂
13日、恒例で松山市北部のため池3ヶ所を回ってきました。オオキトンボ、ナニワトンボはそれなりの数が確認でき安堵しましたが、タイリクアカネが年々減っているようなのと、当日も含めここ数年間キトンボの姿が見られなくなっていることが、いささか気がかりです。
オオキトンボ♂ 同 交尾 同 連結産卵
ナニワトンボ交尾 同 連結産卵 同 +♂干渉 同 産卵警護
秋の風物詩でもある、赤トンボの減少が全国各地で憂慮されています。このままでは、枝先でハネを休める赤トンボの姿に郷愁を感じることのできる日本人がいなくなってしまいそうです。郷愁をそそる風景といえば、かつてススキやオギが涼やかに銀色の穂を揺らしていた四万十川の堤防には、毒素をもってオンリーワンを目指す帰化植物セイタカアワダチソウが群落を成し、およそ日本の秋には不釣り合いな(あくまでも個人的な感想ですが)真っ黄色の花を咲かせています。先日、たまたまチャンネルが合っていた公共放送のローカル番組を眺めていたら、「花の黄色が青空に映えてきれいですね」などというコメントと共にこの花の映像が流されていて絶句しました。かつて、その花粉が喘息の原因になっているとも聞かされていたセイタカアワダチソウは、トンボ王国ではオオフサモと並ぶ駆除対象植物となっているのですから。
この放送を見た人たちが、先述の番組に感化されないことを祈るばかりです。
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動物・植物 - 生き物のニュース -
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ニュース