ムカシトンボ上陸

 普通の暮らしを送っていることに罪悪感すら覚える映像が、次から次へと飛び込んできています。
ただ、いずれ必ず発生する南海大地震を控えている私たちにとって、東北地方の惨状は決して他人事ではありません。
人間界の悲哀や困惑を余所目に、生き物たちは季節の移ろいに歩調を合わせ精一杯生きています。
トンボ王国では、駐車場隅のモクレンがようやく満開、林縁のシハイスミレも咲きそろってきました。

_MG_0044モクレン2011・3・15.gif _MG_9859オランダミミナグサ2.gif _MG_0033シハイスミレ2011・3.gif _MG_9853スミレ2011・3・13ト.gif
   モクレン    オランダミミナグサ   シハイスミレ     スミレ
_MG_9865ヒメスミレ2011・3・.gif _MG_9678オガタマノキ2011・3.gif _MG_9676ヒメウズ2011・3・11.gif _MG_9856オヘビイチゴ2011・3.gif
  ヒメスミレ       オガタマノキ      ヒメウズ   オヘビイチゴ
   _MG_9797キンヒバリ2011・3・.gif  _MG_9750ルリシジミ2011・3・.gif  _MG_9667アカイロマルノミハ.gif
     キンヒバリ        ルリシジミ     アカイロマルノミハムシ(多分)

 渓流では、5?6年間の水中生活を生き抜いたムカシトンボが、目前となった羽化を控え陸上生活に入っています。
   _MG_9912ムカシトンボ上生息.gif  _MG_9905ムカシトンボ上陸終.gif  _MG_9909フキノトウ2010・3・.gif
    ムカシトンボ生息地   ムカシトンボ終齢幼虫   フキノトウ

 リフォーム中のダム湖ビオトープでも、ホソミオツネントンボが春色に身を包み始めていました。
   _MG_9932トンボ池2011・3・14.gif  _MG_9933ホソミオツネントン.gif  _MG_9923ホソミオツネントン.gif
   ダム湖近くのトンボ池   ホソミオツネントンボ♂      ♀

 普段着の自然が人々の心を癒してくれるということもよくある話、押さえ込むのではなく、謙虚に自然と共生していたかつての里山文化をもう一度見直してみてはいかがでしょうか。というよりも、これこそが世界に誇れる屈指の日本文化である、と思えてなりません。経済価値があるものをだけを大事にするのではなく、ヒトが人間らしく生きていくために必要なことに経済価値が認められる社会にしていきたいものです。


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by 杉村光俊  at 16:51 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑
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イベント情報・お知らせ
トンボ王国のホームページはこちらからどうぞ
www.gakuyukan.com/

『中国・四国のトンボ図鑑』 割引頒布について
トンボと自然を考える会の会員の方を対象に割引頒布を実施させて頂けることになりました。
税込み価格3,675円のところ、あきついお四万十川学遊館・売店コーナーでは税込み価格3,150円でお分けさせて頂きます(ご購入の際には、必ず会員証をご提示下さい)。
また、宅配を希望される方は、税・送料込み3,400円とさせて頂きたく、必要額を本会郵便口座(01630-5-35218)にお振込み下さい。1週間ほどでお届けできます。

催しのお知らせ
 ○花のある昆虫写真展
内容:撮影:杉村光俊。花の周りで活動する昆虫64種をA-3パネルで紹介。
期間:平成24年3月20日〜5月31日。
場所:四万十川学遊館あきついお・多目的ホール。
入場:無料(ただし、「四万十川学遊館あきついお」入館料が必要)。
昨年夏休みに開催した「花のある昆虫写真展」の第二弾で、志国高知龍馬ふるさと博・花会場として、最後を飾る催しです。
ここ数年間に撮りためていた作品の中から、前回未出展の64点を掲示させて頂きました。
今回の展示作品選別に当たり、花は1種1作品、昆虫についても極力同様の方針で臨みました。ベニシジミやホシホウジャクなど、様々な花に飛来してくれる昆虫では、それなりに鑑賞に堪えうると思われる作品が複数あるものの、先述のような条件を持ち出してしまうと、数年分のストックではかなり厳しいものがありました。
そこで今回は「この程度なら自分でも撮れる」ということで、花のある昆虫写真撮影に挑戦して下さる方が増加することを期待する写真展、とさせて頂きたいと思います。

「ネーチャーフォト研究会」メンバー募集中
トンボと自然を考える会会員、または四万十川学遊館年間パスポート所有者を対象として、トンボ自然公園内で見られるトンボや花などの撮影案内、作品展示会(年1〜2回)、研究会会員の撮影技術向上と親睦を深めることを目的とした勉強会等を行います。
撮影されたい動植物の時期や場所の問い合わせへの対応、撮影時のコツ等を職員がアドバイスさせていただきますので、多くの方々のご参加をお待ちしています。
お問い合わせは、トンボと自然を考える会事務局 池澤まで。

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プロフィール

Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家

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