東奔西走

画像/ミナミヤンマ(オス)飛翔 6日の午前中は、足摺岬方面で「トンボ愛好家垂涎の的」と形容されるミナミヤンマの発生状況を調べてきました。ポイント10箇所余りを回りましたが、風が強かったこともあり、2ヶ所で6〜7頭が確認できただけでした。ついでに1昨年暮れに誕生したトンボ・ビオトープに立ち寄ったところ、やっぱり「温暖化の申し子」ベニトンボが羽化していました。
午後からは、四万十川河口で「あきついお四万十川学遊館」の展示品収集を兼ねた汽水魚調査の後、再びその周辺でミナミヤンマ調査、続いて四万十川河川敷に設けられているトンボ・ビオトープで国交省委託のトンボ類生息調査。ムスジイトトンボの産卵が多数見られました。4時を回ったところでトンボ王国に帰還、ハナショウブの開花状況などをチェックしました。5時過ぎ、10kmほど離れた四万十川の支流にアオサナエを見に行きましたが、増水のためか残念ながらその姿を確認することは叶いませんでした。

画像/ベニトンボ未熟(オス)画像/ムスジイトトンボ連産画像/ハナショウブ
ベニトンボ未熟(オス)ムスジイトトンボ連産トンボ王国 ハナショウブ

画像/タイリクアカネ(オス)羽化画像/タイリクアカネ未熟(オス)翌7日は早朝6時30分出発で愛媛県内子町へ。自治センター主催のトンボ観察会のお手伝いです。主会場となっているため池で、高知県では1昨年に県内唯一の確実な生息地が埋め立てられ存続が危惧されている、タイリクアカネが多数羽化していました。11時過ぎに散会となり一気にトンボ王国まで「とんぼ返り」するつもりでしたが、途中で雲行きが怪しくなってきたため急遽予定変更、ここ2年間生息確認できていなかった四万十市内のグンバイトンボを調べることにしました。幸い、空が泣き出す直前に健在ぶりを確認することができました。途中、鬼北町の吉野川でコオニヤンマの羽化も撮影できました。
完成度の高いトンボ保護区作りを目指す上で、より多くのトンボ生息地調査は不可欠です。とはいえ、参考にすべき生息地が多すぎるというのも大変です。こういうのを「知り過ぎた報い」というのでしょうか。
画像/グンバイトンボ(オス)休止画像/グンバイトンボ連結画像/コオニヤンマ(オス)羽化
グンバイトンボ(オス)休止グンバイトンボ連結コオニヤンマ(オス)羽化

by 杉村光俊  at 11:23 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑
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イベント情報・お知らせ
生きものたちへの賛歌
2008年7月20日(日)〜8月31日(日)
あきついお四万十川学遊館多目的ホール
長年に渡り野生動物の撮影を続けてこられた橋本守正氏(アロインス製薬株式会社取締役社長)の代表作品16点を大形パネルで展示します。
入館された方には、かわいい動物の絵葉書をプレゼントいたします。

第22回全日本トンボフォトコンテスト作品募集中!
あなただけのトンボへのあふれる思いを一枚の写真にしてお寄せください。
募集期間:平成20年9月30日まで
送り先:〒787-0019
高知県四万十市具同8055-5 トンボ自然公園内
社団法人トンボと自然を考える会
「フォトコンテスト」係
詳しくは こちらをご覧下さい。

『中国・四国のトンボ図鑑』 割引頒布について
トンボと自然を考える会の会員の方を対象に割引頒布を実施させて頂けることになりました。
税込み価格3,675円のところ、あきついお四万十川学遊館・売店コーナーでは税込み価格3,150円でお分けさせて頂きます(ご購入の際には、必ず会員証をご提示下さい)。
また、宅配を希望される方は、税・送料込み3,400円とさせて頂きたく、必要額を本会郵便口座(01630-5-35218)にお振込み下さい。1週間ほどでお届けできます。
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プロフィール

Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家

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