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いざ年越しへ

 風は強めながら、午後から青空が広がった大晦日の四万十地方。トンボ王国では3種の赤トンボが年越しを迎えようとしています。

  239A5302マユタテアカネ♂2019・12・31トンボ王国 239A5314キトンボ♂2019・12・31トンボ王国 239A5333ヒメアカネ♂2019・12・31トンボ王国
   マユタテアカネ♂  キトンボ♂      ヒメアカネ♂

 暖かさに誘われるように越冬チョウも顔を見せてくれます。日差しが傾いてくるとムラサキツバメは所定の場所に集合しますが、クロコノマは起きてくる度にねぐらが変わります。ニホンアカガエルの産卵も始まったようです。

  239A5183ムラサキツバメ集団越冬中2019・12・27トンボ王国 239A5336クロコノマ2019・12・31トンボ王国 239A5366ニホンアカガエル卵塊2019・12・31トンボ王国
  ムラサキツバメ集団  クロコノマ    ニホンアカガエル卵塊

 整備作業は、館裏のヒメガマ池で陸地を広げていたスゲ群落を何とか年内に抜き切ることができました。飛来種が楽しみな場所が復活した感じです。年が明けると、いよいよスイレン抜きの始まりです。

  239A5124ヒメガマ池リフォーム2019・12・25トンボ王国 239A5164ヒメガマ池リフォーム2019・12・26トンボ王国 239A5242ヒメガマ池リフォーム2019・12・29トンボ王国
   25日の状況     26日の状況     29日の状況

 それでは皆様、良いお年を。

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by 杉村光俊  at 16:24 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

とりあえず冬至越え

 春の花が咲きまくりのトンボ王国。スタッフたちは、スイレン抜きに先立ち、トンボ池をすっかり陸地化させてしまった館裏のカサスゲ群落処理に汗を流しています。

  239A5094オオジシバリ2019・12・24トンボ王国 239A4741ヒメガマ池リフォーム2019・12・16トンボ王国 239A4957ヒメガマ池リフォーム2019・12・19トンボ王国
   オオジシバリ  カサスゲ抜き16日の状況 同 19日の状況 

 さて、今年も早や、赤トンボのご長寿記録更新を狙う時期となりました。
節目としては冬至、クリスマス、大晦日、年越しと続くわけですが、明らかに温暖化の影響と考えられる異様な暖かさで、赤トンボたちは曇天と雨天でない限り働き詰めです。それだけ体力の消耗も大きくなり、逆に年越し赤トンボと出合える確率は低くなってしまうのでは、と推測されます。案の定、昨日の冬至の前日と前々日の2日間はぐずついた天候だったため小虫が捕れず、老いた体に十分な栄養補給ができなかったためなのでしょう、個体数は一気に減少してしまいました。本日は正午前後に曇ってしまったので個体数は伸び悩みましたが昨日の冬至に続きヒメアカネ、マユタテアカネ、キトンボの3種については健在でした。ちなみに、青空が戻ってきた午後3時過ぎ、日向の気温は16℃を少し超えていました。

  239A5094ヒメアカネ♂2019・12・24トンボ王国 (2) 239A5071マユタテアカネ♂2019・12・23トンボ王国 239A4974キトンボ♂2019・12・20トンボ王国
ヒメアカネ♂24日撮影マユタテアカネ♂23日撮影キトンボ♂20日撮影

  239A4816アキアカネ♂2019・12・17トンボ王国 239A5016ベニシジミ2019・12・20トンボ王国 239A4850ハクセキレイ2019・12・18トンボ王国
 アキアカネ♂17日撮影 ベニシジミ20日撮影 ハクセキレイ18日撮影
  
 なお昨日の冬至、黒潮町の海浜にも立ち寄ったところ、アキアカネがオス7~8頭メス1頭とナツアカネのオス1頭に加え、何とウスバキトンボ1頭(目撃のみで雌雄の別は未確認)も健在でした。ウスバキトンボの12月23日は、もちろん当地方におけるご長寿レコードとなります。半世紀ほど前には11月20日過ぎには見られなくなっていたものが、10年ほど前からは12月に入っても複数見られるのが普通になっていたものの、やはり20日越えは脅威です。後10年もすれば年越しウスバキも見られるようになっているのでしょうか。ただ、そうなると、当地のエゾトンボやヨツボシトンボなど北方系のトンボはオツネントンボの後を追うようにいなくなっていることでしょう。
昨今の環境問題を考えていると、ちっともメリーではない年の瀬です。

  239A5061アキアカネほか休憩地2019・12・23黒潮町大方入野 239A5060アキアカネ♂2019・12・23黒潮町大方入野 239A5056アキアカネ赤化♀2019・12・23黒潮町大方入野
   黒潮町の海浜    アキアカネ♂   同 ♀ 共に23日撮影

  239A4994ナツアカネ♂2019・12・20黒潮町大方入野 239A4879コノシメトンボ老熟♀2019・12・18黒潮町大方入野 239A4893ウラナミシジミ2019・12・18黒潮町大方入野
ナツアカネ♂20日撮影コノシメトンボ♀18日撮影ウラナミシジミ18日撮影

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by 杉村光俊  at 16:37 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

やっぱり晩秋

 紅葉は盛りを過ぎ、冬から早春の花が咲き始めたトンボ王国。

 239A4009イロハモミジ紅葉2019・12・8トンボ王国あきついお前庭  239A3999イロハモミジ紅葉2019・12・8トンボ王国あきついお前庭  239A3761ドウダンツツジ紅葉2019・12・5トンボ王国
     あきついお前のイロハモミジ      ドウダンツツジ

 239A3693サザンカ2019・12・4トンボ王国  239A4371ヤブムラサキ2019・12・11トンボ王国  239A3691スイセン2019・12・4トンボ王国隣地
  サザンカ       ヤブムラサキ     スイセン(隣地)

 朝夕の冷え込みはまずまずながら、日中の暖かさはとても師走半ばとは思えません。とは言え、一部の個体はまだ産卵を続けているものの、やはり季節は晩秋、赤トンボたちは一気に老け込んできました。

 239A3505マイコアカネ♂休眠2019・12・3トンボ王国  239A3519マユタテアカネ♂休眠2019・12・3トンボ王国  239A4150ヒメアカネ♂休眠2019・12・10トンボ王国隣地
 マイコアカネ♂休眠  マユタテアカネ♂休眠   ヒメアカネ♂休眠

 239A4182キトンボ♂2019・12・10トンボ王国  239A3979キトンボ連結産卵2019・12・8トンボ王国  239A3986オオアオイトトンボ♀2019・12・8トンボ王国
  キトンボ♂      同 連結産卵    オオアオイトトンボ♀

 239A4595アキアカネ♂2019・12・13トンボ王国  239A4686ヒメアカネ眉斑♂2019・12・15トンボ王国  239A4569ウスバキトンボ♂2019・12・13トンボ王国
  アキアカネ♂     ヒメアカネ眉斑♂   ウスバキトンボ♂

 ただ、春を思わせる日中の暖かさで、多くの越冬昆虫はなかなか冬眠体勢に入れないようです。

 239A4405ケヤキワタアブラムシ2019・12・11トンボ王国  239A4354ケヤキワタアブラムシ2019・12・11トンボ王国  239A4735ムラサキツバメ集団越冬2019・12・15トンボ王国
    雪虫(ケヤキワタアブラムシ)   ムラサキツバメ集団越冬体勢

 239A4471ムラサキシジミ2019・12・12トンボ王国あきついお前庭  239A4308ムラサキシジミ越冬体勢2019・12・11トンボ王国  239A4310ムラサキシジミ越冬体勢2019・12・11トンボ王国
  ムラサキシジミ          同 越冬体勢

 239A3448カワセミ2019・12・3トンボ王国  239A3733キジバト採餌2019・12・5トンボ王国東駐車場  239A3818ジョウビタキ♀摂食2019・12・6トンボ王国
  カワセミ       キジバト        ジョウビタキ

 保護区のリフォーム作業も本格化しており、イノシシ柵で守られている湿地保護区3ヶ所がほぼ完了、館裏のアサザ池やヒメガマ池のリフォームが終われば、いよいよ冬季恒例スイレン抜きが始まります。求む、ボランティア。

 239A3617モートンイトトンボ保護区リフォーム2019・12・4トンボ王国白ヶ谷  239A4492本谷奥湿地保護区リフォーム2019・12・12トンボ王国  239A4219イノシシ荒らし2019・12・10トンボ王国
モートンイトトンボ保護区 本谷奥湿地保護区   イノシシ荒らし

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by 杉村光俊  at 17:34 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

紅葉見ごろ

朝晩の冷え込みが身に染みるようになり、トンボ王国の紅葉も見ごろを迎えています。

 239A2880イロハモミジ2019・11・25トンボ王国  239A3250イロハモミジ2019・11・29チョンボ王国多目的広場  239A3330マンカラ・ウボン2019・11・30
    多目的広場のイロハモミジ      季節外れのスイレンも…

 一方で、トンボの方は日を追って数少なくなっていますが、湿地保護区でヒメアカネ、は多目的広場ではアキアカネの産卵が続いています。

 239A3348ヒメアカネ交尾2019・12・1  239A3383ヒメアカネ単独産卵2019・12・1  239A3361マユタテアカネ連結産卵2019・12・1
  ヒメアカネ交尾    同 単独産卵   マユタテアカネ連結産卵

 239A3231アキアカネ産卵場所2019・11・29トンボ王国多目的広場  239A3242アキアカネ連結産卵2019・11・29トンボ王国多目的広場  239A2616アキアカネ連結産卵2019・11・20トンボ王国
 アキアカネ産卵場所       アキアカネ連結産卵

 239A2848キトンボ♂2019・11・25トンボ王国  239A2855コフキヒメイトトンボ♂2019・11・25トンボ王国  239A2816ヒメアカネ♂休眠2019・11・24トンボ王国隣地
  キトンボ♂     コフキヒメイトトンボ♂  ヒメアカネ♂休眠

 239A3058ベニシジミ吸蜜ヨメナ2019・11・27トンボ王国  239A2832クロコノマ2019・11・25トンボ王国  239A2404ダイサギ捕食2019・11・19トンボ王国
  ベニシジミ      クロコノマ      ダイサギ

 大分涼しくなったので、湿地保護区のリフォームを本格的に進めています。湿地保護区は防獣柵で囲んでいるので、手直し程度の作業で事足りるのですが、まだしっかりとした柵を施していないスイレン池やハナショウブ池は、連日のイノシシ被害でグチャグチャです。いずれ補修しなければなりませんが、毎年のことながらウンザリです。資金があれば、ここも一気に囲ってしまいたいところです。

 239A2915湿地保護区リフォーム2019・11・26トンボ王国右手湿地保護区  239A3021保護区リフォーム2019・11・27トンボ王国右手湿地保護区  239A3023保護区リフォーム2019・11・27トンボ王国右手湿地保護区
          右手湿地保護区リフォーム状況

 239A3225イノシシ荒らし2019・11・29トンボ王国  239A2834イノシシ荒らし2019・11・25トンボ王国  239A2843イノシシ荒らし2019・11・25トンボ王国
            イノシシ荒らしの状況

 北風が吹くようになってきたので、黒潮町の海浜にもちょくちょく肢を伸ばしています。今シーズンはナツアカネの数が少し戻っていますが、それでも2ケタがやっとで、危機的状況に変わりはありません。19日にはスナアカネの♀1頭にも出合えました。数回シャッターを切ったところで、風と共に去っていきましたが。

 239A3280ナツアカネ♂2019・11・29黒潮町大方入野  239A3262ベニトンボ♀2019・11・29黒潮町大方入野  239A2517スナアカネ♀2019・11・19黒潮町大方入野
  ナツアカネ♂     ベニトンボ♀      スナアカネ♀

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by 杉村光俊  at 15:23 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑
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内容:ビーズで作るトンボ・アクセサリーの携帯ストラップ版(簡素化したデザインで、所要時間約30分)と、磨くほどに輝きを増す四万十川の蛇紋岩みがき(所要時間約30分)。

『中国・四国のトンボ図鑑』 割引頒布について
トンボと自然を考える会の会員の方を対象に割引頒布を実施させて頂いております。
税込み価格3,675円のところ、あきついお四万十川学遊館・売店コーナーでは税込み価格3,150円でお分けさせて頂きます(ご購入の際には、必ず会員証をご提示下さい)。
また、宅配を希望される方は、税・送料込み3,400円とさせて頂きたく、必要額を本会郵便口座(01630-5-35218)にお振込み下さい。1週間ほどでお届けできます。

「ネーチャーフォト研究会」メンバー募集中
トンボと自然を考える会会員、または四万十川学遊館年間パスポート所有者を対象として、トンボ自然公園内で見られるトンボや花などの撮影案内、作品展示会(年1~2回)、研究会会員の撮影技術向上と親睦を深めることを目的とした勉強会等を行います。
撮影されたい動植物の時期や場所の問い合わせへの対応、撮影時のコツ等を職員がアドバイスさせていただきますので、多くの方々のご参加をお待ちしています。
お問い合わせは、トンボと自然を考える会事務局。

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プロフィール

杉村光俊

Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家

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