トンボ、次々登場

 早やサクラやフジツツジの季節は去り、フジやオンツツジが見頃となったトンボ王国。活動中のトンボは10種を越えました。タベサナエ、シオヤトンボ、ヨツボシトンボは生殖活動を始めています。またサラサヤンマ1♂が6日に羽化、当地方での初見レコードを20年ぶりに更新しました(これまでは1998年の4月9日)。またハラビロトンボも8日に1♂を初見、記録上は2010年とタイですが、成熟度とここ数日の低温を併せて考えると、今年の個体は羽化後2~3日経過していることは明らかです。

239A4833フジツツジ群落2018・4・1トンボ王国 239A4778キムネクマバチ探雌飛翔2018・4・1トンボ王国 239A4948ツマキチョウ♂2018・4・2トンボ王国 239A5560ツマキチョウ争い20018・4・8トンボ王国
通称・ツツジ山のフジツツジ キムネクマバチ        ツマキチョウ

239A6060東屋2018・4・10トンボ王国 239A6026キムネクマバチ&フジ2018・4・10トンボ王国 239A6042キムネクマバチ&フジ2018・4・10トンボ王国 239A5769オンツツジ2018・4・9トンボ王国
 東屋のフジ棚         キムネクマバチ        オンツツジ

   239A4969シオヤトンボ♂捕食2018・4・2トンボ王国(右手湿地保護区)  239A5760シオヤトンボ未熟♀捕食2018・4・9  239A6081シオカラトンボ未熟♂&オンツツジ2018・4・10トンボ王国
    シオヤトンボ♂捕食    同 未熟♀捕食     シオカラトンボ未熟♂

239A5125タベサナエ♂2018・4・3トンボ王国 239A5126タベサナエ♂2018・4・3トンボ王国 239A5277オオイトトンボ羽化直後♂2018・4・4トンボ王国 239A5288オオイトトンボ羽化直後♀2018・4・4トンボ王国
          タベサナエ♂         オオイトトンボ未熟♂  同 未熟♀

239A5130クロイトトンボ♀羽化2018・4・3トンボ王国 239A5729クロイトトンボ未熟♂2018・4・9トンボ王国 239A5464サラサヤンマ♂羽化後2018・4・6トンボ王国 239A5569ハラビロトンボ未熟♂2018・4・8
クロイトトンボ羽化中♀ 同 未熟♂ サラサヤンマ♂羽化 ハラビロトンボ未熟♂

239A6098オンツツジ&フジツツジ2018・4・10トンボ王国(白ヶ谷) 239A6001ベニシジミ2018・4・9トmノ王国 239A6149ドウダンツツジ2018・4・10トンボ王国 239A5367ナミアゲハ吸蜜&ドウダンツツジ2018・4・4トンボ王国
オンツツジ&フジツツジ ベニシジミ   ドウダンツツジ  アゲハ吸蜜

 イノシシ柵設置のお陰で、トンボ保護区内の水質が改善されてきたようで、下流の池でここ数年、ある程度生長してくると根元が黄色く変色していた(いわゆる肥料負け?)カキツバタが今年は元気です。2013年夏の大渇水以降姿を消していたタイコウチも1頭だけですが再発見できました。

   239A4859右手湿地保護区2018・4・1トンボ王国  239A6067カキツバタ池2018・4・10トンボ王国  239A5229タイコウチ2018・4・3トンボ王国(右手湿地保護区-左) 
    右手湿地保護区      カキツバタ        タイコウチ   

 四万十川のトンボ池では、越冬イトトンボ2種が多数戻ってきているものの、アジアイトなど非成虫越冬種の姿は皆無です。

239A5086ホソミオツネントンボ連結産卵2018・4・2四万十市中村四万十町四万十川トンボ池 239A5079ホソミオツネントンボ連結産卵2018・4・2四万十市中村四万十町四万十川トンボ池 239A5029ホソミオツネントンボ交尾2018・4・2四万十市中村四万十町四万十川トンボ池 239A5065ホソミイトトンボ連結産卵2018・4・2四万十市中村四万十町四万十川トンボ池
 ホソミオツネントンボ連結産卵   同 交尾      ホソミイトトンボ連結産卵

 行き付けのタイドプールも大分賑やかになってきました。

   239A5214磯2018・4・3黒潮町大方浮津  239A5213カゴカキダイ幼魚2018・4・3黒潮町大方浮津  239A5207タカノハダイ幼魚2018・4・3黒潮町大方浮津
    黒潮町浮津        カゴカキダイ幼魚     タカノハダイ幼魚

 さらに、行き付けの渓流では多数のクロサナエに交じりヒメクロサナエも羽化しています。朝方の気温が低かった8日には午後1時を過ぎてから羽化を始める個体もいくつか見られました。

   239A5632クロサナエ♀羽化2018・4・8腹部抜き出し  239A5658クロサナエ♀羽化2018・4・8翅伸張2  239A5700クロサナエ♀羽化2018・4・8終了
  クロサナエ♀羽化(腹部抜き出し)   同 (翅伸張)    同 (完了)

   239A5304クロサナエ♂羽化2018・4・4三原村江ノ谷  239A5317ヒメクロサナエ♂羽化2018・4・4三原村江ノ谷  239A5333ヒメクロサナエ♂羽化2018・4・4三原村江ノ谷
    クロサナエ♂羽化             ヒメクロサナエ♂羽化

 ムカシトンボも飛び回っていたので、寒さが和らいだ9日、一昨年見つけた市内のムカシトンボ休憩所?に行ってみました。時々曇りの空模様ながらも、延べ10頭ほどの未成熟個体がウツギやコシダに止まっていました。

239A5861.gif 239A5928ムカシトンボ未熟♂♀2018・4・9 239A5970ムカシトンボ未熟♂2018・4・9 239A5981ムカシトンボ未熟♀2018・4・9
ムカシトンボ休憩所(元棚田) ムカシトンボ♂♀  同 ♂  同 ♀

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by 杉村光俊  at 18:07 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑
イベント情報・お知らせ
トンボ王国のホームページはこちらからどうぞ
www.gakuyukan.com/

催しのご案内

オオイトトンボまつり4月21日~6月3日
*幸せ運ぶ青いトンボをテーマに、下記のような催しを実施していきます。
ちなみにイトトンボは英語でDamselfly:Damselは女の子、乙女の意味。
幸せ運ぶの意味は、オイトトンボが飛び交うきれいな水で育つ作物は健康にも役立つということと、成熟したオスの青っぽい体色から

オオイトトンボと、その仲間写真展
4月21日(土)~6月3日(日)・オオイトトンボを含むParacercion属5種のA-3版生態写真約60点を展示

オオイトトンボとその仲間観察会
5月3日(木)・4日(金)午前10時30分~12時・参加費無料ただし有料入館者対象

オオイトトンボのビーズ・ストラップ作り教室
5月5日を除く、期間中の毎週土曜日午後2時~3時・有料入館者対象・要材料費100円

オオイトトンボのビーズ・ストラップがもらえるトンボ・カルタ大会
5月5日(土)午前11時~12時と午後2時~3時の2回・小学生以下の有料入館者対象

オオイトトンボの生態ビデオて繰り返し上映
期間中の学遊館ロビーにて(無料エリア)

ピラルクのエサやり
内容:全長2メートルのアマゾン川産ピラルクへの、スリル満点の給餌体験。
場所:四万十川学遊館あきついお・さかな館。
時間:開館日の午後4時~。
対象:入館者先着10名。
参加費:無料。ただし、「四万十川学遊館あきついお」の入館料が必要)。

毎日イベント・ビーズトンボ携帯ストラップ作り&四万十川の蛇紋岩みがき
内容:ビーズで作るトンボ・アクセサリーの携帯ストラップ版(簡素化したデザインで、所要時間約30分)と、磨くほどに輝きを増す四万十川の蛇紋岩みがき(所要時間約30分)。

『中国・四国のトンボ図鑑』 割引頒布について
トンボと自然を考える会の会員の方を対象に割引頒布を実施させて頂いております。
税込み価格3,675円のところ、あきついお四万十川学遊館・売店コーナーでは税込み価格3,150円でお分けさせて頂きます(ご購入の際には、必ず会員証をご提示下さい)。
また、宅配を希望される方は、税・送料込み3,400円とさせて頂きたく、必要額を本会郵便口座(01630-5-35218)にお振込み下さい。1週間ほどでお届けできます。

「ネーチャーフォト研究会」メンバー募集中
トンボと自然を考える会会員、または四万十川学遊館年間パスポート所有者を対象として、トンボ自然公園内で見られるトンボや花などの撮影案内、作品展示会(年1~2回)、研究会会員の撮影技術向上と親睦を深めることを目的とした勉強会等を行います。
撮影されたい動植物の時期や場所の問い合わせへの対応、撮影時のコツ等を職員がアドバイスさせていただきますので、多くの方々のご参加をお待ちしています。
お問い合わせは、トンボと自然を考える会事務局。

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プロフィール

杉村光俊

Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家

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