盛り上がらない秋

 今年のトンボ・シーズンも残り後わずか。トンボ王国ではツワブキが満開です。コフキヒメイトトンボもまだ少数が健在ながら、ヒメ、マユタテ、キトンボを除く秋の赤トンボが異常に少なく、生殖活動撮影のチャンスに恵まれません。せめて、これからヒメアカネとキトンボの生態撮影に尽力したいと思います。

239A6498ネキトンボ♂2017・11・2トンボ王国 239A6389キタキチョウ&オオハナアブ&ツワブキ2017・10・31トンボ王国 239A6222イチモンジセセリ&コウヤボウキ2017・10・30トンボ王国 239A6193キタキチョウ&ヤマハッカ2017・10・29トンボ王国
 ネキトンボ♂       ツワブキ         コウヤボウキ    ヤマハッカ

   239A6393マイコアカネ♂2017・10・31トンボ王国  239A6604コフキヒメイトトンボ♂2017・11・3トンボ王国  239A6593クロイトトンボ♂2017・11・3トンボ王国
    マイコアカネ♂     コフキヒメイトトンボ♂    クロイトトンボ♂

   239A6403アキアカネ♂2017・10・31トンボ王国(右湿地保護区)  239A6556ヒメアカネ♂2017・11・2トンボ王国  239A6477マユタテアカネ連結産卵2017・11・2トンボ王国
    アキアカネ♂       ヒメアカネ♂       マユタテアカネ連結産卵

   239A6501キトンボ探雌飛翔2017・11・2トンボ王国  239A6557ホシホウジャク&ヤマホトトギス2017・11・2トンボ王国  239A6568第31回全日本トンボフォトコンテスト展示会2017・11・2トンボ王国あきついお
    キトンボ♂         ホシホウジャク  1日から始まったトンボ写真展

 赤トンボが少ないのは四万十川トンボ池も同様ですが、なぜかリスアカネだけは例年になく多目で、少し慰められています。マイコは近くの荒れ?水田に行けばそこそこ見られるのですが、草間に潜り込んでしまう産卵はどうにもなりません。

   239A6248四万十川トンボ池2017・10・30四万十市中村四万十町  239A6640ノシメトンボ連結産卵2017・11・3四万十市中村四万十町四万十川  239A6671ノシメトンボ交尾2017・11・3四万十市中村四万十町四万十川
          ノシメトンボ連結産卵          同 交尾

   239A6244ナツアカネ♂2017・10・30四万十市中村四万十町四万十川トンボ池  239A5976リスアカネ交尾2017・10・27四万十市中村四万十町四万十川トンボ池  239A6619アキアカネ交尾2017・11・3四万十市中村四万十町四万十川
    ナツアカネ♂       リスアカネ交尾      アキアカネ交尾

   239A5992キトンボ♂2017・10・27四万十市鍋島四万十川トンボ池  239A6004ベニトンボ♂2017・10・27四万十市鍋島四万十川トンボ池  239A6750マイコアカネ交尾2017・11・4四万十市鍋島四万十川トンボ池
    キトンボ♂        ベニトンボ♂        マイコアカネ交尾

 10月31日に足を伸ばした土佐清水市のミヤマアカネも激減でしたが、どうにか1~2ペアによる生殖活動を押さえることはできました。当然、その他のアカネも数少なく、連結はアキアカネが1~2ペア、ナツアカネは0、例年ミヤマアカネ以上に見られるマユタテアカネが♂ばかり10頭ほどしかいなかったことには愕然とさせられました。要、再確認です。

   239A6374ミヤマアカネ♂飛翔2017・10・31土佐清水市宗呂丙小馬場  239A6329ミヤマアカネ交尾2017・10・31土佐清水市宗呂丙小馬場  239A6353ミヤマアカネ連結産卵2017・10・31土佐清水市宗呂丙小馬場
  ミヤマアカネ♂探雌飛翔    同 交尾         同 連結産卵

 全国的に多いスナアカネも当地方では数える程度、行きつけの海浜でもまだ1♂しか見つかっていません。近くに水を張った水田がないことが致命的な原因のようです。それ以上に、年々少なくなっている在来赤トンボの行く末が案じられます。10年ほど前は踏みつけるほど集まっていたナツアカネやコノシメトンボは珍品となり、北風が吹いた日は恐らく数千単位で群飛していたアキアカネも数十がいいところ。これでは、赤トンボに郷愁を感じる日本人も絶滅危惧種になってしまうはずです。どこへ行く?日本…

   239A6265アキアカネ♂2017・10・30黒潮町大形入野  239A6283ノシメトンボ♂2017・10・30黒潮町大形入野  239A6772ヤマトバッタ♀2017・11・4黒潮町大方入野
    アキアカネ♂        ノシメトンボ♂      ヤマトバッタ

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by 杉村光俊  at 17:57 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑
イベント情報・お知らせ
トンボ王国のホームページはこちらからどうぞ
www.gakuyukan.com/

催しのご案内

第31回全日本トンボフォトコンテスト入賞作品展のご案内

期間:平成29年11月1日(水)~11月30日(木) 場所:四万十川遊館あきついお多目的ホール(とんぼ館ロビー) 入場:無料(ただし四万十川遊館あきついお入場料が必要) 今回で31回を数える、トンボだけの全国公募写真展。去る10月19日開催の審査会で選ばれた58点を掲示。
審査員のみならず、より多くの人たちから高い評価を得た作品についても表彰させて頂きたいと考え、当初よりご見学の皆さんに人気投票をお願いし、得票数の高い作品3点にトンボ王国特別賞をお贈りしています。ご協力のほど、よろしくお願い致します。
なお、投票の御礼として、トンボ王国オリジナルグッズが当るスピードくじをご用意させて頂いておりますので、こちらの方もお忘れなく。

ピラルクのエサやり
内容:全長2メートルのアマゾン川産ピラルクへの、スリル満点の給餌体験。
場所:四万十川学遊館あきついお・さかな館。
時間:開館日の午後4時~。
対象:入館者先着10名。
参加費:無料。ただし、「四万十川学遊館あきついお」の入館料が必要)。

毎日イベント・ビーズトンボ携帯ストラップ作り&四万十川の蛇紋岩みがき
内容:ビーズで作るトンボ・アクセサリーの携帯ストラップ版(簡素化したデザインで、所要時間約30分)と、磨くほどに輝きを増す四万十川の蛇紋岩みがき(所要時間約30分)。

日高村トンボ観察図鑑ができました
 この春、高知県日高村(高知市の西方、車で30分ほど)より、同村内でこれまでに記録されている73種類のトンボを紹介した標記ガイドブックが発行されました。本体A-5版160ページで、解説を本会の杉村光俊常務理事が担当したご縁で、本会でも販売させて頂いております。実寸大での生体標本画像と、和風の体色解説が大きな特徴です。
四万十川学遊館あきついお売店にて税込み1,000円で販売中、送料360円で郵送も承ります。日高村からの預かり部数は300弱、ご購入を希望される方はお早めお求め下さい。

『中国・四国のトンボ図鑑』 割引頒布について
トンボと自然を考える会の会員の方を対象に割引頒布を実施させて頂いております。
税込み価格3,675円のところ、あきついお四万十川学遊館・売店コーナーでは税込み価格3,150円でお分けさせて頂きます(ご購入の際には、必ず会員証をご提示下さい)。
また、宅配を希望される方は、税・送料込み3,400円とさせて頂きたく、必要額を本会郵便口座(01630-5-35218)にお振込み下さい。1週間ほどでお届けできます。

「ネーチャーフォト研究会」メンバー募集中
トンボと自然を考える会会員、または四万十川学遊館年間パスポート所有者を対象として、トンボ自然公園内で見られるトンボや花などの撮影案内、作品展示会(年1~2回)、研究会会員の撮影技術向上と親睦を深めることを目的とした勉強会等を行います。
撮影されたい動植物の時期や場所の問い合わせへの対応、撮影時のコツ等を職員がアドバイスさせていただきますので、多くの方々のご参加をお待ちしています。
お問い合わせは、トンボと自然を考える会事務局。

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プロフィール

杉村光俊

Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家

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