フジツツジ満開

 トンボ王国では、ここ数日の初夏を思わせる陽気で、サクラもフジツツジも一気に満開。小川の岸にはスミレやレンゲ(ゲンゲ)が咲き誇り、近くの空き地ではオドリコソウも、そろそろ見頃です。

   _Q4A8801池田川2014・3・27ト  _Q4A8718ゲンゲ+スミレ2014・  _Q4A8722シロバナタンポポ+ス
    トンボ王国         岸のスミレとレンゲ    シロバナタンポポほか

   _Q4A8694ヒメスミレ+アリア  _Q4A8695アリアケスミレ2014  _Q4A8612オオジシバリ+ニョ
    ヒメスミレほか       アリアケスミレ     オオジシバリとニョイスミレ

_Q4A8714サギゴケ2014・3・25 _Q4A8807アオキ2014・3・27ト _Q4A9107オドリコソウ2014・3 _Q4A9108オドリコソウ2014・3
 サギゴケ         アオキ              近所のオドリコソウ

_Q4A8824ソメイヨシノ2014・3 _Q4A8814ソメイヨシノ2014・3 _Q4A8817セイヨウシャクナゲ2 _Q4A8804ダイサギ2014・3・27
サクラ下よりツツジ山を望む ソメイヨシノ セイヨウシャクナゲ 花見中の?ダイサギ

   _Q4A9105ツツジ山2014・3・29  _Q4A8705フジツツジ2014・3・  _Q4A8610キチョウ+フジツツジ
  ツツジ山休憩所(作業中)   フジツツジ         + キチョウ   

 湿地保護区周辺では、タベサナエやシオヤトンボも目に付くようになってきました。もちろん羽化も続いていますが、残念なのは昨夏の大渇水で干上がったトンボ池の岸に羽化殻が全く見当たらないことです。

   _Q4A8829シオヤトンボ未熟♀2  _Q4A8835タベサナエ未熟♂201  _Q4A8513タベサナエ羽化直後
    シオヤトンボ未熟♀     タベサナエ未熟♂     同 羽化後♀

 一方、底が抜けて水が溜まらなくなったとんぼ館下のスイレン池。その原因と思われる、建物の柱を避けて新たな畦を作ることにしました。うまくいけば、トンボたちも喜んでくれるのですが…

   _Q4A9114土手新設2014・3・29  _Q4A9112土手新設2014・3・29  _Q4A9111土手新設2014・3・29
      干上がった、とんぼ館下のスイレン池       溜まり始めた池水

 行き付けの渓流で、19日から羽化が始まったムカシトンボ。直後の寒波で、例年3日間ほどしか見られない羽化が27日にも3♀確認できました。ただし、総数は十数個体に過ぎず、例年と大差ありませんが。越冬イトトンボも、もうすぐ水辺に帰還できそうです。

_Q4A8526ムカシトンボ♀羽化2 _Q4A8537ムカシトンボ♀羽化2 _Q4A8577ムカシトンボ♀羽化2 _Q4A8603ムカシトンボ♀羽化2
          ムカシトンボ♀の羽化:翅の伸長から飛び立ちまで

   _Q4A8489ムカシトンボ♂羽化  _Q4A8542ホソミトンボ越冬型  _Q4A8552ホソミオツネントン
 羽化後4日目に飛び立った♂  ホソミイトトンボ越冬型♂ ホソミオツネントンボ♂

 29日は、2002年を最後に高知県での消息が不明となっている、オツネントンボの撮影で愛媛県宇和島市方面に出掛けてきました。昨年は戻り寒波の影響で連結産卵1例のみでしたが、今年は連結産卵も10例ほど見られ一安心です。

_Q4A8928オツネントンボ交尾2 _Q4A8943オツネントンボ連結 _Q4A8980オツネントンボ連結 _Q4A8933オツネントンボ単独
オツネントンボ交尾       同 連結産卵          同 単独産卵

 ここもサクラが見ごろを迎え春爛漫でしたが、ヒメオドリコソウやタチイヌノフグリなど岸にはヨーロッパ原産の野草が目立ち、ホトケノザなど日本産の野草は肩身が狭そうでした。池の中にもブラックバスとブルーギル… TPPに大相撲、学生たちの就職活動に外交問題。いろんなところで「どうなる、ニッポン!」を感じずにはいられません。

_Q4A8993オツネントンボ生息 _Q4A9005ヒメオドリコソウ201 _Q4A8997ヒメオドリコソウ201 _Q4A9004ホトケノザほか2014
宇和島市内のため池    ヒメオドリコソウ  +ホトケノザ がんばれ!日本の野草

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by 杉村光俊  at 15:32 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

ムカシトンボ登場

 そこここで、フジツツジの花が目に付くようになったトンボ王国。小川の岸ではスミレが群れ咲き、トンボ池のカキツバタもぐんと葉を伸ばしてきました。

   _Q4A8431フジツツジ2014・3・  _Q4A8371ツツジ山2014・3・21  _Q4A8039ビロードツリアブ+フ
   トンボ池のフジツツジ   ツツジ山のフジツツジ 吸蜜に来たビロードツリアブ

   _Q4A8170スミレ2014・3・19ト  _Q4A8126陽光桜2014・3・17ト  _Q4A8121陽光桜2014・3・17ト      
    スミレほか          陽光桜           +ニホンミツバチ      

_Q4A8362シデコブシ2014・3・ _Q4A8364シデコブシ2014・3・ _Q4A8037カキツバタ池2014・3 _Q4A8065ウラギンシジミ♀201
    シデコブシ           トンボ池のカキツバタ   ウラギンシジミ♀

 駐車場前水路で羽化が続いているタベサナエも大半の個体がメスになり、確認総数はここだけで120頭を越えました。

   _Q4A8033タベサナエ♀羽化(  _Q4A8173タベサナエ複数羽化2  _Q4A8189タベサナエ複数羽化2
             いずれも駐車場前で羽化したタベサナエ♀

 行きつけの渓流では、19日からムカシトンボの羽化が始まりました。初日はメス4頭を確認、雨上がりの20日午後に羽化を始めた1オスは寒の戻りに見舞われ、21日もそのまま羽化場所でじっとしていました。上陸中ヤゴ3頭も気温の上昇待ちとなっています。

_Q4A8088ムカシトンボ生息地2 _Q4A8322ムカシトンボ陸上幼 _Q4A8254ムカシトンボ♀A羽 _Q4A8214ムカシトンボ♀B羽  三原村江の谷      陸上ヤゴ          羽化中のムカシトンボ♀

_Q4A8264ムカシトンボ♂羽化2 _Q4A8282ムカシトンボ♂羽化2 _Q4A8338ムカシトンボ♂羽化2 _Q4A8429ムカシトンボ♂羽化2
          羽化中のムカシトンボ♂(20日午後)    同個体(21日午後)


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by 杉村光俊  at 17:57 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

2014年トンボ・シーズン開幕

 残念なモクレンが満開となったトンボ王国。

   _Q4A7698モクレン2014・3・12  _Q4A7595モクレン2014・3・11  _Q4A7701モクレン2014・3・12
    満開の白モクレン     早く咲いた花        遅く咲いた花

 3月12日、タベサナエ2♂1♀と、シオヤトンボ1♂の羽化を確認、2014年のトンボ・シーズンが開幕しました。シオヤトンボは、タベサナエの羽化を撮影しようと水辺に近付いたところ足下から飛び立ったもので、前日の羽化個体と思われます。ということは、3年連続でシオヤトンボがタベサナエよりも早く羽化したことになります。数日前まで、真冬のような気候が続いていたので、タベでもシオヤでも12日の羽化初見はいささか驚きです。3月の始めに、もう少し暖かい日が続いていたら、1990年の3月9日1♀よりも早いタベサナエの羽化初見新記録が出ていたかもしれません。

   _Q4A7658シオヤトンボ羽化後  _Q4A7668タベサナエ♂B羽化2  _Q4A7671タベサナエ♀羽化201
   シオヤトンボ羽化後♂    タベサナエ♂羽化     同 ♀羽化

 以下、16日撮影の♂羽化連続です。

   _Q4A7829タベサナエ♂羽化(  _Q4A7845タベサナエ♂羽化(  _Q4A7847タベサナエ♂羽化(
    定位             休止             腹部抜き出し

   _Q4A7853タベサナエ♂羽化(  _Q4A7866タベサナエ♂羽化(  _Q4A7891タベサナエ♂羽化(
    翅の伸長          腹部の伸長         羽化完了

 最高気温20度に達した16日、2ヶ所の林縁でようやく越冬イトトンボを見つけることができました。昨夏の渇水に耐えたエリートの個体数は、とりあえずホソミイトトンボが3♀、ホソオツネントンボが1♀でした。

   _Q4A7911ホソミイトトンボ越  _Q4A7905ホソミイトトンボ越  _Q4A7926ホソミオツネントン
    本谷奥          ホソミイトトンボ越冬型♀  ホソミオツネントンボ♀

 そのほか10日と11日、2日続きでヒレンジャクの群れが飛来、マンリョウの実を食べ散らかしていました。
_Q4A7493ヒレンジャク2014・3 _Q4A7486ヒレンジャク2014・3 _Q4A7474ヒレンジャク2014・3 _Q4A7922カナヘビ2014・3・16
              ヒレンジャクの群れ           カナヘビ

フジツツジの満開木がポツポツ見られるようになり、タチツボスミレも咲き始めました。なお、整備作業はアメイロトンボのパトロール・コース作りなどを行っています。

_Q4A7928フジツツジ2014・3・ _Q4A7914タチツボスミレ2014 _Q4A7593トンボ学生服池補修 _Q4A7697ヒメガマ間引き2014
 フジツツジ      タチツボスミレ トンボ学生服池補修作業  ヒメガマ間引き


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by 杉村光俊  at 18:08 |  トンボ王国最新情報 |  comment (1)  |   |  page top ↑

ハクモクレン、あわれ…

 時ならぬ寒波の襲来で、季節が逆戻りした感じです。せっかくほころびかけていた、駐車場のハクモクレンも花びらが凍傷になったようです。

_Q4A7452モクレン2014・3・19 _Q4A7455モクレン2014・3・19 _Q4A7189セイヨウアブラナ201 _Q4A7191セイヨウアブラナ+ニ
          ハクモクレン          セイヨウアブラナ+ニホンミツバチ

 それでも、小川の土手ではスミレが群れるように咲き、フジツツジも本格的な開花期を迎えつつあります。カラスも、何か「おいしいもの」を見つけたようです。

_Q4A7450スミレ2014・3・19ト _Q4A7288セントウソウ2014・3 _Q4A7425キランソウ2014・3・ _Q4A7437ミツマタ2014・3・9トンボ王国   
 スミレ         セントウソウ  キランソウ        ミツマタ

_Q4A7441フジツツジ2014・3・ _Q4A7442フジツツジ2014・3・ _Q4A7444ヒメハギ2014・3・9 _Q4A7421ハシボソガラス2014
     フジツツジ           ヒメハギ          ハシボソガラス

 8日、ボランティアの参加も得て、予定していたスイレン抜き作業がほぼ完了、9日にはイノシシによって原形が分からなくなるほど破壊された「トンボ学生服池」の修復に取り掛かりました。
   _Q4A7418スイレン抜き2014・3  _Q4A7447トンボ学生服池2014  _Q4A7451トンボ学生服池2014
    スイレン抜き作業           トンボ学生服池補修前後

 その他、近くのフィールドで見つけた生き物たちです。

   _Q4A7194テングチョウ2014・3  _Q4A7196ハンミョウ2014・3・  _Q4A7348ヒメミズスマシ2014
    テングチョウ        ハンミョウ          ヒメミズスマシ


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by 杉村光俊  at 17:31 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

春の花、続々開花

 一気に、と言う感じでもありませんが、日一日と春の花が目立ってきています。

   _Q4A7151モクレン2014・3・2  _Q4A6911紅白ウメ2014・2・24  _Q4A6918ニホンミツバチ+紅白
    モクレン           紅白梅           +ニホンミツバチ

   _Q4A6953アセビ2014・2・27ト  _Q4A6931ヤブツバキ2014・2・  _Q4A7176ユキヤナギ2014・3・
    アセビ            ヤブツバキ         ユキヤナギ

_Q4A7018ミツマタ2014・2・28 _Q4A7167コハコベ2014・3・2 _Q4A7173ホトケノザ2014・3・ _Q4A7162.gif
  ミツマタ         コハコベ        ホトケノザ  シハイスミレ

 昆虫の方も動きが見えるようになり、トンボの羽化も間近に迫ってきました。イシガメの子も目覚めたようです。

   _Q4A6941キタテハ2014・2・24  _Q4A6936キタテハ2014・2・24  _Q4A6955ルリシジミ2014・2・
               キタテハ               ルリシジミ

   _Q4A6954ビロードツリアブ201  _Q4A6970イシガメ2014・2・27  _Q4A6962イシガメ2014・2・27
    ビロードツリアブ                 イシガメ
   
 トンボ池の整備も、スイレン抜きの進捗率は90%超、多少余裕も出てきたので、久しぶりにヒメコウホネ池のイグサと、オオバナイトタヌキモの除去も行っています。イグサの影で小さくなっていたカキツバタの新芽がたくさん顔を出しました。もちろん、湿地保護区の「イノシシ荒らし」のチェックも欠かせません。

   _Q4A7011スイレン抜き2014・2  _Q4A7105ヒメコウホネ池除草2  _Q4A7154湿地保護区2014・3・
    スイレン抜き        ヒメコウホネ池       湿地保護区

 行きつけの磯も、一段と春らしくなってきました。

   _Q4A7073ヤドカリ2014・3・1  _Q4A7098タカノハダイ2014・3  _Q4A7090ミスガイ2014・3・1
    ヤドカリ           タカノハダイ        ミスガイ

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by 杉村光俊  at 17:44 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑
イベント情報・お知らせ
トンボ王国のホームページはこちらからどうぞ
www.gakuyukan.com/

催しのご案内

ピラルクのエサやり
内容:全長2メートルのアマゾン川産ピラルクへの、スリル満点の給餌体験。
場所:四万十川学遊館あきついお・さかな館。
時間:開館日の午後4時~。
対象:入館者先着10名。
参加費:無料。ただし、「四万十川学遊館あきついお」の入館料が必要)。

毎日イベント・ビーズトンボ携帯ストラップ作り&四万十川の蛇紋岩みがき
内容:ビーズで作るトンボ・アクセサリーの携帯ストラップ版(簡素化したデザインで、所要時間約30分)と、磨くほどに輝きを増す四万十川の蛇紋岩みがき(所要時間約30分)。

『中国・四国のトンボ図鑑』 割引頒布について
トンボと自然を考える会の会員の方を対象に割引頒布を実施させて頂いております。
税込み価格3,675円のところ、あきついお四万十川学遊館・売店コーナーでは税込み価格3,150円でお分けさせて頂きます(ご購入の際には、必ず会員証をご提示下さい)。
また、宅配を希望される方は、税・送料込み3,400円とさせて頂きたく、必要額を本会郵便口座(01630-5-35218)にお振込み下さい。1週間ほどでお届けできます。

「ネーチャーフォト研究会」メンバー募集中
トンボと自然を考える会会員、または四万十川学遊館年間パスポート所有者を対象として、トンボ自然公園内で見られるトンボや花などの撮影案内、作品展示会(年1~2回)、研究会会員の撮影技術向上と親睦を深めることを目的とした勉強会等を行います。
撮影されたい動植物の時期や場所の問い合わせへの対応、撮影時のコツ等を職員がアドバイスさせていただきますので、多くの方々のご参加をお待ちしています。
お問い合わせは、トンボと自然を考える会事務局。

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プロフィール

Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家

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