梅雨空

 ここしばらく、梅雨らしいお天気が続いています。ということは、思うようにトンボの撮影ができない、ということになりますが。そんな中でも、チョウトンボが続々と羽化し、ヒメヒオウギズイセンやヤブカンゾウがオレンジ色の花を付けるなど、真夏が近付いてきたことを感じずにはいられません。

_Q4A3976ヒメヒオウギズイセ _Q4A3980ヤブカンゾウ2013・6 _Q4A3985ハス2013・6・25トン _Q4A4257コフキヒメイトトン
ヒメヒオウギズイセン ヤブカンゾウ  ハス        スイレン(白)+コフキヒメ

_Q4A4345チョウトンボ♀羽化2 _Q4A4339チョウトンボ♀羽化2 _Q4A3970オオシオカラトンボ _Q4A3959マイコアカネ未熟♂2
      チョウトンボ♀羽化   オオシオカラトンボ♀羽化 マイコアカネ未熟♂

_Q4A4154ウチワヤンマ羽化殻2 _Q4A4149ホソミイトトンボ夏 _Q4A4143モノサシトンボ交尾2 _Q4A4169ベニイトトンボ連結
ウチワヤンマ羽化殻 ホソミイトトンボ夏期型♀ モノサシ交尾 ベニイトトンボ産卵

_Q4A4214ハラビロトンボ♂捕 _Q4A4255ウスバキトンボ♂休 _Q4A4247チョウトンボ♀休眠2 _Q4A4229コフキヒメイトトン
 ハラビロトンボ♂捕食 ウスバキトンボ♂ チョウトンボ♀ コフキヒメイト♂各休眠

 ミナミヤンマもいよいよ後半戦入り、生憎のお天気続きでヒットが出せず、近くにいる馴染みのトンボたちに相手をしてもらっています。

_Q4A3741トンボ・ビオトープ2 _Q4A3690ネキトンボ♂羽化201 _Q4A3686ギンヤンマ♀羽化201 _Q4A3708ベニトンボ未熟♀201
 足摺大戸トンボ池    ネキトンボ♂羽化 ギンヤンマ♀羽化 ベニトンボ未熟♀

   _Q4A3734クロスジギンヤンマ  _Q4A3684ショウジョウトンボ  _Q4A3733オオシオカラトンボ
   クロスジギンヤンマ♂   ショウジョウトンボ♂   オオシオカラトンボ産卵

_Q4A3999シコクトゲオトンボ _Q4A3772ヒメサナエ交尾2013 _Q4A4010アキアカネ未熟♀201 _Q4A3751ベニシジミ+ヘラバオ
シコクトゲオトンボ♂ ヒメサナエ交尾  アキアカネ未熟♀ ベニシジミ+ヒメジョオン

 唐突ながら、高知県でリュウキュウベニイトトンボが見つかりました。すでに数年間、世代交代を重ねているようですが、詳細は7月発行予定の「トンボと文化」にて。

   _Q4A3322リュウキュウベニイ  _Q4A3338リュウキュウベニイ  _Q4A3369リュウキュウベニイ
 リュウキュウベニイトトンボ♂    同 連結        同連結産卵


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by 杉村光俊  at 11:28 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

やっと一雨

 梅雨とは名ばかり、あまりの少雨で今まで涸れたことのない湿地保護区さえ乾上がる寸前に。昨日(20日)からの雨でようやく一息つけました。もっとも、降り過ぎは困りますが…

_Q4A3444湿地保護区2013・6・ _Q4A3445湿地保護区2013・6・ _Q4A3559湿地保護区♂2013・6 _Q4A3560湿地保護区♂2013・6
     干上がりかかった湿地保護区         一息つけた?湿地保護区

 春のトンボはヨツボシトンボを残すのみ、初夏のトンボも老いが目立ってきました。夕空にマルタンヤンマが飛び回り、開花し始めたネジバナにはコフキヒメイトトンボがよく止まります。

   _Q4A3300ヨツボシトンボ♂201  _Q4A3468ヤマサナエ♂捕食(  _Q4A3296コフキトンボ♀2013
    ヨツボシトンボ♂      ヤマサナエ♂捕食    コフキトンボ♀     
   _Q4A3118ショウジョウトンボ  _Q4A3302ショウジョウトンボ  _Q4A3452マルタンヤンマ♀201
  ショウジョウトンボ未熟♂   同 成熟♂        マルタンヤンマ♀
_Q4A3455コシアキトンボ♂争 _Q4A3576フキヒメイトトンボ _Q4A3575コフキヒメイトトン _Q4A3567コフキヒメイトトン _Q4A3582アガパンサス2013・6
コシアキトンボ♂争い コフキヒメイト未熟♂&未熟♀+ネジバナ アガパンサス

 なお、ベニイトトンボはさらに勢力を拡大、右手の湿地保護区でも羽化が確認できました。

   _Q4A3109ベニイトトンボ連結  _Q4A3105ベニイトトンボ連結  _Q4A3121ベニイトトンボ羽化
       WWFジャパン池のベニイトトンボ      湿地保護区で羽化した♀

 渓谷ではミナミヤンマの生殖活動が始まり、沢山のヒメサナエが水辺に戻ってきました。

   _Q4A2868ミナミヤンマ♂飛翔2  _Q4A2848ミナミヤンマ♂飛翔2  _Q4A3069ミナミヤンマ淡条翅
         ミナミヤンマ♂探雌飛翔            同 交尾

   _Q4A2924ヒメサナエ♂2013・6  _Q4A2908ヒメサナエ♂2013・6  _Q4A2950ヒメサナエ交尾2013
           ヒメサナエ♂なわばり           同 交尾

   _Q4A2912シオヤトンボ♂2013  _Q4A3142ミヤマカワトンボ♂2  _Q4A3207コヤマトンボ♂なわ
    シオヤトンボ♂       ミヤマカワトンボ♂     コヤマトンボ♂

_Q4A3148アサヒナカワトンボ _Q4A3157アサヒナカワトンボ _Q4A3208ヒナイシドジョウ201 _Q4A3089ツマグロヒョウモン
  アサヒナカワトンボやや褐色翅♂&交尾  ヒナイシドジョウ ツマグロヒョウモン


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by 杉村光俊  at 15:10 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

ハンゲショウ見ごろ

 華やかなハナショウブの季節が終わり、トンボ池はスイレンの花盛りです。梅雨のはずなのに、異常な少雨で湿地保護区の一部が干上がり始めています。間もなく羽化が始まるヒメアカネやマユタテアカネの先が案じられます。四万十川トンボ池のアオイトのようにならなければいいのですが…

   _Q4A2321スイレン池2013・6・  _Q4A2317スイレン(岐阜県瑞  _Q4A2777コフキヒメイトトン
    スイレン池(ピンク)    紅白?        黄スイレン+コフキヒメイト

   _Q4A2323コフキヒメイトトン  _Q4A2755湿地保護区2013・6・  _Q4A2319サラサヤンマ♂なわ
  白スイレン+コフキヒメイト  湿地保護区        サラサヤンマ♂

 そんな中、ヤマモモの実の食べごろが近付き、ハンゲショウの花(正確には葉っぱ)が見ごろを迎えています。肝心のトンボですが、春から夏のトンボたちが勢力争いに余念ありません。中でもベニイトトンボがさらに勢力を拡大、各スイレン池でも普通にその姿が見られるようになってきました。

_Q4A2756ヤマモモ2013・6・15 _Q4A2753ハンゲショウ2013・6 _Q4A2233ハグロトンボ未熟♀2 _Q4A2619ウチワヤンマ♂+ハラ
 ヤマモモ         ハンゲショウ     ハグロトンボ未熟♀ 各種覇権争い 

   _Q4A2434ウチワヤンマ交尾201  _Q4A2456ウチワヤンマ産卵201  _Q4A2451ウチワヤンマ産卵201
    ウチワヤンマ交尾               同 産卵

   _Q4A2786ベニイトトンボ♂+ス  _Q4A2768ベニイトトンボ連結  _Q4A2154チョウトンボ♀羽化2
    ベニイトトンボ♂      同 連結産卵      チョウトンボ♀羽化ミス

周辺の渓谷では、ミナミヤンマがほぼ出揃い、爽やかな滑空飛翔を披露してくれています。ただ、ここ数日は猛暑のせいか、早々に木陰へ逃げ込む個体が続出です。

_Q4A2354ミナミヤンマ♂摂食 _Q4A2396ミナミヤンマ♀摂食 _Q4A2358ミナミヤンマ♀摂食 _Q4A2565ミナミヤンマ淡条翅
 ミナミヤンマ♂                同 淡条翅型♀

   _Q4A1912シコクトゲオトンボ  _Q4A2424シオヤトンボ♀2013  _Q4A2543ダビドサナエ♂2013
    シコクトゲオ♂       シオヤトンボ♀      ダビドサナエ♂

 トンボ王国のウチワヤンマが生殖活動を始め、日高村のアオヤンマも最盛期、体がいくつあっても足りないような状況ながら、今月5日に健在を確認してきた香川県某所のキイロヤマ狙いで14日に同所を再訪。残念ながらキイロヤマの姿を確認することはできませんでしたが、四万十地方では今シーズンさっぱりのアオサナエを撮ってきました。

_Q4A1775アオヤンマ♂パトロ _Q4A1747アオヤンマ交尾2013 _Q4A1779ショウジョウトンボ _Q4A1773モノサシトンボ連結
日高村のアオヤンマ♂  同 交尾  ショウジョウトンボ♀ モノサシトンボ連結産卵

   _Q4A2650アオサナエ生息地201  _Q4A2673ハグロトンボ未熟♂  _Q4A2687ハグロトンボ半成熟
    香川県某所       ハグロトンボ未熟♂♀    同 ♀

_Q4A2667アオサナエ♂2013・6 _Q4A2671アオサナエ♂2013・6 _Q4A2686アオサナエ♂2013・6 _Q4A2746アオサナエ交尾2013
         アオサナエ♂            出陣する?♂      交尾


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by 杉村光俊  at 13:39 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

花菖蒲見納め

 雨不足で、予想以上に開花が遅れてしまったトンボ王国のハナショウブ。連日、多くの人目を楽しませてくれましたが、いよいよ終焉期にさしかかってきました。まだ花盛りの株を選びつつ、しつこく?「花のあるトンボ写真」制作に励んでいます。

_Q4A1273ハナショウブ2013・6 _Q4A1591ノハナショウブ2013 _Q4A1589ノハナショウブ2013 _Q4A1049ハラビロトンボ♂ハ
                ハナショウブ               +ハラビロトンボ

   _Q4A1081コフキトンボ♂ハナ  _Q4A1079ショウジョウトンボ  _Q4A1073ベニシジミ交尾+ハナ
    コフキトンボ♀      ショウジョウトンボ♂     ベニシジミ交尾

 時折、コヤマトンボなどが産卵を始めるので、そればかりに集中できないのが「トンボ王国」の素晴らしさでしょうか。その他タベサナエやシオヤトンボ、モートンイトなど、間もなくしばしのお別れとなるトンボたちにも、ついレンズを向けてしまいます。

    _Q4A1132コヤマトンボ♂なわ  _Q4A1113コヤマトンボ産卵201  _Q4A1123コヤマトンボ産卵201
     コヤマトンボ♂                同 産卵


   _Q4A1558モートンイトトンボ  _Q4A1565モートンイトトンボ  _Q4A1569モートンイトトンボ
    モートンイトトンボ♂    同 ♀           同 ♀クリーニング

   _Q4A1582アサヒナカワトンボ  _Q4A1269タベサナエ♀2013・6  _Q4A1625チョウトンボ♀羽化2
    アサヒナカワトンボ♂   タベサナエ♀       チョウトンボ♀羽化

 そんな中、巣立ったばかりのヒナにせわしなくエサを運ぶ親ツバメを見つけました。ほほえましい光景と思い、決定的瞬間を狙っていたところ、エサになっているのはトンボ王国の主役であるはずのトンボたちではありませんか!30分の間にハラビロトンボ♂2頭とヨツボシトンボ♂1頭が犠牲となりました。水田害虫を捕食してくれる益鳥の肩書を持つツバメさんですが、トンボ王国では害鳥と言わざるをえないようです。

   _Q4A0920ツバメ育雛2013・6・  _Q4A0945ツバメ育雛2013・6・  _Q4A0926ツバメ育雛2013・6・
    ヨツボシ♂を与える     ハラビロ♂を与える親ツバメと、食するひな

 一方、この季節ミナミヤンマを忘れるわけにはまいりません。足摺岬周辺では個体数激減ながらも一定数が出そろったようで、交尾なども見られるようになってきています。ただやはりいまひとつパッとしないので、ピコ虫(クロオビヒゲブトオサムシ)やシコクトゲオの産卵などでウサ晴らしさせてもらっています。喜ぶべきか、悲しむべきかベニトンボもまた、その季節を迎えました。

_Q4A1315ミナミヤンマ淡条翅 _Q4A1354クロオビヒゲブトオ _Q4A1370クロオビヒゲブトオ _Q4A1348ネコ2013・6・4土佐
 ミナミヤンマ淡条♀             ピコ虫       足摺の野生?ネコ

   _Q4A1390シコクトゲオトンボ  _Q4A1396シコクトゲオトンボ  _Q4A1652べにとんぼ♂2013・6
   シコクトゲオトンボ♂♀    同 産卵         ベニトンボ♂

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by 杉村光俊  at 19:10 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑
イベント情報・お知らせ
トンボ王国のホームページはこちらからどうぞ
www.gakuyukan.com/

催しのご案内

第5回ネーチャーフォト研究会作品発表展示会
内容:自然と生き物大好きメンバー渾身の生物写真64点を、A-3サイズのパネルで紹介。ビーズトンボ額がもらえる人気投票つき。
日時:平成29年4月22日(土)~7月17日(月)。
場所:四万十川学遊館あきついお・多目的ホール。
入場:四万十川学遊館あきついおの入館料が必要。

ピラルクのエサやり
内容:全長2メートルのアマゾン川産ピラルクへの、スリル満点の給餌体験。
場所:四万十川学遊館あきついお・さかな館。
時間:開館日の午後4時~。
対象:入館者先着10名。
参加費:無料。ただし、「四万十川学遊館あきついお」の入館料が必要)。

毎日イベント・ビーズトンボ携帯ストラップ作り&四万十川の蛇紋岩みがき
内容:ビーズで作るトンボ・アクセサリーの携帯ストラップ版(簡素化したデザインで、所要時間約30分)と、磨くほどに輝きを増す四万十川の蛇紋岩みがき(所要時間約30分)。

日高村トンボ観察図鑑ができました
 この春、高知県日高村(高知市の西方、車で30分ほど)より、同村内でこれまでに記録されている73種類のトンボを紹介した標記ガイドブックが発行されました。本体A-5版160ページで、解説を本会の杉村光俊常務理事が担当したご縁で、本会でも販売させて頂いております。実寸大での生体標本画像と、和風の体色解説が大きな特徴です。
四万十川学遊館あきついお売店にて税込み1,000円で販売中、送料360円で郵送も承ります。日高村からの預かり部数は300弱、ご購入を希望される方はお早めお求め下さい。

『中国・四国のトンボ図鑑』 割引頒布について
トンボと自然を考える会の会員の方を対象に割引頒布を実施させて頂いております。
税込み価格3,675円のところ、あきついお四万十川学遊館・売店コーナーでは税込み価格3,150円でお分けさせて頂きます(ご購入の際には、必ず会員証をご提示下さい)。
また、宅配を希望される方は、税・送料込み3,400円とさせて頂きたく、必要額を本会郵便口座(01630-5-35218)にお振込み下さい。1週間ほどでお届けできます。

「ネーチャーフォト研究会」メンバー募集中
トンボと自然を考える会会員、または四万十川学遊館年間パスポート所有者を対象として、トンボ自然公園内で見られるトンボや花などの撮影案内、作品展示会(年1~2回)、研究会会員の撮影技術向上と親睦を深めることを目的とした勉強会等を行います。
撮影されたい動植物の時期や場所の問い合わせへの対応、撮影時のコツ等を職員がアドバイスさせていただきますので、多くの方々のご参加をお待ちしています。
お問い合わせは、トンボと自然を考える会事務局。

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プロフィール

杉村光俊

Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家

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