梅 満開

 ここ数日3月下旬から4月並の陽気が続いています。湿地保護区に続く陽だまりに、越冬トンボが姿を見せ始めました。
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 湿地保護区隣接の陽だまり     ホソミイトトンボ越冬型♂

春の花も一斉に咲き始め、各所のウメは満開、ツクシもすでに林立状態。気が付けば、ビワの花は終わりかかっていました。冬鳥は帰り支度にかかっているようです。
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          園内の梅                     近所の梅
  _MG_8748ツクシ2011・2・27ト.gif  _MG_8554ニョイスミレ2011・2.gif  _MG_8575シロバナタンポポ201.gif
    スギナ(ツクシ)   ニョイスミレ(ツボスミレ)  シロバナタンポポ
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   オガタマノキ      ツグミ         ツマグロキチョウ     ビワ

トンボ王国のスタッフは3月5日の「龍馬ふるさと博」オープニング・セレモニーに合わせ、駐車場のスペース明示ロープ張りに取り組んでいます。ロープを5寸クギに絡め地面に打ち込んでいるのですが、硬い石に阻まれ作業は難航しています。やむなく穴を掘っていた「つるはし」の先も曲がってしまいました。
四万十川では菜の花(セイヨウアブラナ)が見ごろを迎えつつあります。
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    駐車場のロープ張り     四万十川トンボ池     菜の花


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by 杉村光俊  at 12:10 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

モンシロチョウ飛ぶ

 日増しに春らしくなっています。ミドリガメの日向ぼっこが見られるようなったトンボ王国では、モンシロチョウが飛び始めました。「あきついお・さかな館」のタナゴたちも春色になっています。
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 水路の補修      ミシシッピアカミミガメ キツネノボタン ヤブツバキ
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    モンシロチョウ       セグロセキレイ      アカヒレタビラ

 そろそろ、行き着けの磯にタカノハダイやカゴカキダイの幼魚が現れているのではと思い覗いてみましたが、やはりこの冬の寒さが格別だったせいか、タカノハは0、カゴカキが1、多かったのはボラの子だけでした。
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    黒潮町の磯         ヤドカリ          クモハゼ
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              ボラの群れ              カゴカキダイ 

 これに先立ち、ミナミヤンマ生息地でもある近くの山田で越冬トンボの捜索も試みました。いずこの山田も年々荒廃が進んでおり、好天にも関わらず発見できたのはホソミオツネン♀1頭だけでした。
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           越冬場所         ホソミオツネントンボ♀

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by 杉村光俊  at 09:47 |  トンボ王国最新情報 |  comment (1)  |   |  page top ↑

春、近づく

 先の連休もまた、小雪舞う生憎の天候でした。
これに先立つ降雨で各河川の渇水は僅かに解消されましたが、直前にのぞいたところでは思いのほか魚影が薄く、近年の度重なる流水量減少の影響が感じられます。
_MG_7072渇水2011・2・8四万.gif _MG_7066オイカワほか2011・2.gif _MG_7067オイカワほか2011・2.gif _MG_7070オイカワほか2011・2.gif _MG_7081コイほか2011・2・8.gif
  水量半減の淵    オイカワ  カワムツ  ウグイ   深みに集まるコイほか

 同じく寒さが緩んだ連休前、昆虫観察の合間にのぞいた四万十川河口近くの支流で、久しぶりでゴマハゼに出合えました。
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ホソミオツネントンボ♀   ムラサキシジミ     四万十川支流     ゴマハゼ

 春の花が次々に咲き始めているトンボ王国では、ハナショウブの新芽を保護する柵造りがほぼ終了しました。次はカキツバタの植え替えです。
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ハナショウブの柵造り            キヌヤナギ     ウメ
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    オオイヌノフグリ      コハコベ         (ムラサキ)サギゴケ


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by 杉村光俊  at 14:16 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

越冬トンボ飛ぶ

 寒さが緩んだ3日と4日、車で10分ほどの山田に行ってみました。少数ながら、陽だまりでハネを休めるホソミイトトンボに出合えました。
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      観察場所      ホソミイトトンボ越冬型♀      同♂

 この場所には10年ほど前から通っていますが、水田は年を追って次々に植林地へと変貌しています。生殖水域の減少と、樹木の生長による日照面積縮小とで、ここで楽しい時間を過ごせるのは後、数年かもしれません。
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               植林地へと変貌する棚田

 4日にはトンボ王国内でも、ホソミオツネントンボ♂が見つかりました。長期の寒波で昨年末産卵の卵が消滅したニホンアカガエルも、出直し?産卵を始めています。最近になって姿を見せたゴイサギは2羽に増えたばかりか、至近距離でたたずんでいる人影にひるむことなく、池の中で小魚をあさっています。
作業は、春を感じさせるハナショウブの芽保護柵づくりに取りかかっています。また3月5日開幕の「龍馬ふれあい博」に合わせ、老朽化した丸木橋も架け替えました。
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     谷奥の陽だまり    ホソミオツネントンボ♂    ゴイサギ

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     湿地保護区    ニホンアカガエル産卵行動    架け替えた丸木橋



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by 杉村光俊  at 10:22 |  トンボ王国最新情報 |  comment (1)  |   |  page top ↑

川魚・阿鼻叫喚

 元旦と1週目の日曜日、そして最終日曜日と、今年1月は3度の積雪となりました。作業も滞り勝ち…と思いきや、今シーズンのスイレン抜きはほぼ終了しました。実は、高知県内で3月5日から開幕する「龍馬ふるさと博・花絵巻部門」で、トンボ王国が西部地域のメーン会場に選定されたので、例年のような「ほとんど全ての抜根」はできなかったのです。その分は、いずれ炎天下での間引きを余儀なくされることでしょう。
_MG_6703スイレン抜き2011・1.gif _MG_6777降雪2011・1・31トン.gif _MG_6779積雪2011・1・31トン.gif _MG_6800トンボ池20112・1ト.gif
スイレン抜き(29日) 降雪(30日)中庭ビオトープ(31日) トンボ池(2月1日)
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             コサギに続いてやってきたゴイサギ

 雪はよく降りますが、やっぱり乾期は乾期で、四万十市郊外ではいつもの河川がまた干上がり始めています。10年以上前、通常は水深2mほどある大きな渕がほとんど干上がってしまった時、当時5?60代と思しき男性が「子供の頃から住んでいるが、こんな光景は始めて」と口にされていましたが、同様の光景はそれからほぼ毎年、ひどい時には年に数回出現することすらあります。放置林や耕作放棄田など、保水力低下をもたらす原因が流域全体で広がり続けているのでしょう。ヒナイシドジョウを始め、ここで暮らしている魚たちは、いつも大量死の危険と隣り合わせです。
   _MG_6699カワムツ+オイカワ.gif  _MG_6793カワムツほか2011・2.gif  _MG_6683カワムツ+オイカワ.gif
   干上がりかかった河川    込み合う川魚     風前の灯のオイカワほか

 生態系保全に経済的価値が得られるなら、地方にはいくらでも雇用のチャンスが転がっています。昨年、名古屋で開催された何とかの国際会議のテーマは「種の多様性」だったと思いますが、日本本来の生態系を創出する里山の環境保全はその中に含まれていないのでしょうか。TPPに大揺れの一次産業ですが、私は食料自給率低下以上に環境保全機能低下に危惧を抱いています。もし、TPP加入で工業界が大もうけするのなら、その収益を国産農産物購入時の補助金やエコ・ポイントとして、目いっぱい還元してはいかがでしょうか。



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by 杉村光俊  at 10:24 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑
イベント情報・お知らせ
トンボ王国のホームページはこちらからどうぞ
www.gakuyukan.com/

催しのご案内

第5回ネーチャーフォト研究会作品発表展示会
内容:自然と生き物大好きメンバー渾身の生物写真64点を、A-3サイズのパネルで紹介。ビーズトンボ額がもらえる人気投票つき。
日時:平成29年4月22日(土)~7月17日(月)。
場所:四万十川学遊館あきついお・多目的ホール。
入場:四万十川学遊館あきついおの入館料が必要。

みんな、こい展
内容:一口にコイといっても、大きさや泳ぎ方、食べ物もまちまち。多様な水環境で独自の進化を遂げた個性的なコイ科の魚10種を6基の中型水槽で特別展示。
日時:平成29年4月22日(土)~5月7日(日)。
場所:四万十川学遊館あきついお・さかな館コミュニティー広場。
入場:四万十川学遊館あきついおの入館料が必要。

メダカすくい・こどもの日バージョン
内容:金魚すくいの「ポイ」を使って、タライで泳ぐトンボ王国産メダカをすくいます。2尾までお持ち帰り頂けます。
場所:四万十川学遊館さかな館・階段下。
入場:四万十川学遊館あきついおの入館料が必要。 小学生以下の有料入館者は1回無料。2回目以降や一般の方についても、1回100円でご体験頂けます。なお、アメリカザリガニのタライもあります。こちらのお持ち帰りは1回1尾となります。
特別ルール:5月5日のみ、すくった数に応じてお菓子などと交換することができます。

第1回学遊館クラブ「フナ釣り」
内容:ミミズ掘りから始まるフナ釣りです。
日時:平成29年5月14日(日)午前10時~12時。
場所:トンボ王国のトンボ池。
対象:小学生。補助役として大人の方の参加を歓迎します。
参加費:無料。ただし参加資格は本会会員か、四万十川学遊館の年間パスポート所有者。

ピラルクのエサやり
内容:全長2メートルのアマゾン川産ピラルクへの、スリル満点の給餌体験。
場所:四万十川学遊館あきついお・さかな館。
時間:開館日の午後4時~。
対象:入館者先着10名。
参加費:無料。ただし、「四万十川学遊館あきついお」の入館料が必要)。

毎日イベント・ビーズトンボ携帯ストラップ作り&四万十川の蛇紋岩みがき
内容:ビーズで作るトンボ・アクセサリーの携帯ストラップ版(簡素化したデザインで、所要時間約30分)と、磨くほどに輝きを増す四万十川の蛇紋岩みがき(所要時間約30分)。

日高村トンボ観察図鑑ができました
 この春、高知県日高村(高知市の西方、車で30分ほど)より、同村内でこれまでに記録されている73種類のトンボを紹介した標記ガイドブックが発行されました。本体A-5版160ページで、解説を本会の杉村光俊常務理事が担当したご縁で、本会でも販売させて頂いております。実寸大での生体標本画像と、和風の体色解説が大きな特徴です。
四万十川学遊館あきついお売店にて税込み1,000円で販売中、送料360円で郵送も承ります。日高村からの預かり部数は300弱、ご購入を希望される方はお早めお求め下さい。

『中国・四国のトンボ図鑑』 割引頒布について
トンボと自然を考える会の会員の方を対象に割引頒布を実施させて頂いております。
税込み価格3,675円のところ、あきついお四万十川学遊館・売店コーナーでは税込み価格3,150円でお分けさせて頂きます(ご購入の際には、必ず会員証をご提示下さい)。
また、宅配を希望される方は、税・送料込み3,400円とさせて頂きたく、必要額を本会郵便口座(01630-5-35218)にお振込み下さい。1週間ほどでお届けできます。

「ネーチャーフォト研究会」メンバー募集中
トンボと自然を考える会会員、または四万十川学遊館年間パスポート所有者を対象として、トンボ自然公園内で見られるトンボや花などの撮影案内、作品展示会(年1~2回)、研究会会員の撮影技術向上と親睦を深めることを目的とした勉強会等を行います。
撮影されたい動植物の時期や場所の問い合わせへの対応、撮影時のコツ等を職員がアドバイスさせていただきますので、多くの方々のご参加をお待ちしています。
お問い合わせは、トンボと自然を考える会事務局。

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プロフィール

杉村光俊

Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家

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