多忙

雨不足であちこちの水辺が干上り、見回りに大忙しです。
トンボ王国では5分咲きのツリフネソウにホシホウジャクが集まってきました。秋の色合いが濃くなり生殖活動するバッタ類が目立ってきましたが、なぜか湿地保護区にクロスジギンヤンマ♂の姿が。
_MG_5779トンボ池2009・9・27.gif _MG_5488ツリフネソウ2009・9.gif _MG_5637ホシホウジャク2009.gif
干上がったトンボ池   ツリフネソウ      ホシホウジャク
     _MG_5111オンブバッタ2009・9.gif     _MG_5544クロスジギンヤンマ.gif
      オンブバッタ          クロスジギンヤンマ

姿のある内にと、とんぼ館中庭ビオトープの植栽を急ピッチで進めています。早速アオモンイトトンボが入れたばかりのイヌタヌキモに産卵していました。
     _MG_5553とんぼ館中庭改造200.gif     MG_5575アオモンイトトンボ.gif
     とんぼ館中庭          アオモンイトトンボ産卵

沈下橋周辺の水溜りも随分縮小し、ここにきてハネビロエゾトンボ♂の縄張り争いが激しさを増しています。マユタテアカネの生殖活動も最盛期に入ったようです。
_MG_5216ハネビロエゾトンボ.gif _MG_5212ハネビロエゾトンボ.gif _MG_5513マユタテアカネ連結.gif
  ハネビロエゾトンボ♂縄張り飛翔      マユタテアカネ連結産卵

残り少ない水辺には、いろいろな動物が集まってきました。
_MG_5145クサガメ2009・9・23.gif _MG_5166アカザ幼魚2009・9・.gif _MG_5171タイコウチ2009・9・.gif
 クサガメ         アカザ幼魚       タイコウチ
_MG_5398ヒカゲチョウ2009・9.gif コピー-〜-_MG_5142オオフタ.gif _MG_5697カトリヤンマ♂2009.gif
 ヒカゲチョウ      オオフタオドロバチ   カトリヤンマ

普段は深すぎるベニトンボの池も、自由に歩き回れます。
      _MG_5655ベニトンボ♂縄張り.gif     _MG_5694ベニトンボ♂縄張り2.gif
        ベニトンボ♂

本来ならアカトンボの舞踏会場になっているはずの四万十川河川敷3箇所のトンボ池。内2ヶ所が完全に干からびてしまい、開店休業状態です。
_MG_5369トンボ誘致池2009・9.gif _MG_5360アオモンイトトンボ.gif _MG_5385アオモンイトトンボ2.gif
唯一残った鍋島トンボ池は、まるでアオモンイトトンボ天国

県内各地のソテツに深刻なダメージを与えている、クロマダラソテツシジミ。26日には、ほんの1ヶ月前まで未確認だった、黒潮町上川口漁港の記念碑横のソテツ群?に大量侵入していることが明らかになりました。
_MG_5678クロマダラソテツシ.gif   _MG_5669クロマダラソテツシ.gif   _MG_5674クロマダラソテツシ.gif
 記念碑         クロマダラソテツシジミの幼虫と成虫



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by 杉村光俊  at 15:38 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

とんぼ館ビオトープ造成完了

リスアカネの生殖活動が本格化し、ハネビロエゾトンボ♂も日向で縄張り飛翔するようになってきましたが、日中はベニトンボが10点満点の逆立ちを見せてくれるほど暑くなります。
_MG_5050リスアカネ♂縄張り2.gif _MG_5050リスアカネ♂縄張り2.gif _MG_5057リスアカネ単独-産卵.gif
リスアカネ♂縄張   連結産卵        単独産卵
_MG_4985ハネビロエゾトンボ.gif    _MG_4909ベニトンボ♂逆立ち2.gif    _MG_4779ベニトンボ♀2009・9.gif
ハネビロエゾトンボ♂    ベニトンボ♂     ♀

異常な少雨のせいで、またもや行きつけの河川が干上がり始めました。その内、魚が住めない川になってしまわないかと心配です。地元の方によれば、近年では1年に3回干上がってしまうそうです。
     _MG_4996内川川2009・9・21内.gif   _MG_4992ウグイほか2009・9・.gif
     干上がった河川        ウグイほか

トンボ王国では季節通りヒガンバナがほぼ満開、初夏から咲き続けていたミゾソバも本格的な?開花が始まっています。一方で、夏が旬のヒメイオウギズイセンがヒガンバナの横で季節外れな花を咲かせています。
_MG_4626マンジュシャゲ+キ.gif _MG_4962コフキヒメイトトン.gif    _MG_4781ヒメヒオウギズイセ.gif
ヒガンバネ+キアゲハ ミゾソバ+コフキヒメイト ヒメヒオウギズイセン

盆明けから進めていた「とんぼ館」中庭の造成工事が終わり、審美的にも耐えうるビオトープを目指し湿生植物などの植栽を始めています。早速、アオモンイトトンボやオオシオカラトンボなどが訪れています。
            _MG_4940とんぼ館中庭改造200.gif

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ところで今、トンボ王国ではやる気のあるスタッフを若干名募集しています。保護区の管理やフィールド調査、アカメなど世界の淡水・汽水魚飼育など業務は多岐に渡りますが、自然好きにはたまらない職場だと思います。詳しくはトンボと自然を考える会事務局(0880-37-4110)まで。

by 杉村光俊  at 10:12 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

虫閑期?

夏のトンボがめっきり少なくなり、かといって赤トンボの季節にはまだ早過ぎ、台風も来ないので迷入種も見られず、このところすっかり行き場を失っています。
そこで、数年間お目にかかれていないアカギカメムシでもと、ハマカンゾウ咲く足摺半島に行ってみました。アテにしていたスカイラインにその姿はなく、必ず立ち寄るトンボ・ビオトープで10頭ほどの個体と出合うことができました。
_MG_4104ハマカンゾウ2009・9.gif _MG_4095ハマカンゾウ2009・9.gif _MG_4091アカギカメムシ2009.gif
          ハマカンゾウ          アカギカメムシ

トンボ王国では、ミルンヤンマが林内ではなく林縁で翅を休めるようになり、コウホネの花は、葉の勢いが衰えたせいでよく目立つようになりました。
     _MG_4223ミルンヤンマ♂休止2.gif _MG_4224ミルンヤンマ♂休止2.gif   _MG_4236コウホネ2009・9・12.gif
        ミルンヤンマ♂               コウホネ
_MG_4343湿地保護区2009・9・.gif _MG_4334キイトトンボ♀捕食.gif    _MG_4232シオカラトンボ♂捕.gif
湿地保護区       キイトトンボ♀捕食     シオカラトンボ捕殺

四万十川では、共に移入種のオオクチバスとコウライモロコが急増しています。この先、どうなるのでしょうか。
       _MG_4316オオクチバス22009・.gif  コウライモロコ2-のコピー.gif
        オオクチバス        コウライモロコ


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by 杉村光俊  at 17:32 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

仏様、困惑

 夏と秋が混在するトンボ王国。シーズンが終了したものと思っていたウチワヤンマが、まだ生き残っていました。
            _MG_3667ウチワヤンマ♀2009.gif _MG_3673ウチワヤンマ♀2009.gif
              ウチワヤンマ♀

8?9日の日中は真夏を思わせる暑さとなり、もしやと林入りしたところ、3頭のミルンヤンマと1頭のネアカヨシヤンマに出合えました。その代わり?生殖活動を始めていたマユタテアカネもまた林の縁に引っ込んでしまいました。
_MG_3749ミルンヤンマ♂休止2.gif _MG_3773ネアカヨシヤンマ♂2.gif _MG_3638マユタテアカネ♂200.gif
 ミルンヤンマ♂     ネアカヨシヤンマ♂   マユタテアカネ♂

彼岸が近付き散発的に咲き始めたヒガンバナ(マンジュシャゲ)と一緒に、お盆の頃に満開を迎える盆花(ミソハギ)が見頃を迎えつつあります。
_MG_3776マンジュシャゲ+ミゾ.gif     _MG_3756ヒメウラナミジャノ.gif    _MG_3823マダラバッタ2009・9.gif
ヒガンバナ(左)と盆花(右) ヒメウラナミジャノメ  マダラバッタ

オナガサナエとベニトンボが普通に見られる四万十川では、コガタノゲンゴロウやミズカマキリも成虫になっています。
_MG_3958オナガサナエ♂2009.gif _MG_3949オナガサナエ♂2009.gif _MG_3911コガタノゲンゴロウ2.gif
         オナガサナエ♂           コガタノゲンゴロウ
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         ベニトンボ♂             ミズカマキリ

四万十川のトンボ池では、ギンヤンマとハネビロトンボが楽しめます。
_MG_3551ギンヤンマ連結産卵2.gif _MG_3985ハネビロトンボ♂200.gif _MG_3581ツクツクボウシ2009.gif
ギンヤンマ連結産卵   ハネビロトンボ♂    ツクツクボウシ


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テーマ: 気になる品 -  ジャンル: ニュース
by 杉村光俊  at 16:41 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

ツリフネソウ開花

マンジュシャゲに続き、ツリフネソウが開花しました。マイコアカネはまだ林の中ですが、大半の♂は赤く色づいています。
 _MG_3318ツリフネソウ2009・9.gif    _MG_3297マイコアカネ♂2009.gif MG_3294マイコアカネ♂2009.gif
ツリフネソウ           マイコアカネ♂

四万十川のトンボ池では、成虫越冬のホソミイトトンボが早朝(午前8時前)から夕方近く(午後4時過ぎ)まで、次々と羽化しています。羽化中のホソミイトトンボ最大の天敵はアオモンイトトンボのようで、多くの個体が犠牲となっています。ここでは、ノシメトンボが下山、タコノアシの花がそれらしい形になってきました。ギンヤンマの数も増えてきました。
_MG_3366ホソミイトトンボ越.gif _MG_3390ホソミイトトンボ越.gif _MG_3396ホソミイトトンボ越.gif
ホソミイトトンボ越冬型♀羽化      休止         脱出
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 翅の伸長         腹部の伸長          完了
_MG_3359アオモンイトトンボ.gif     _MG_3475タコノアシ2009・9・.gif     _MG_3487ノシメトンボ♂2009.gif
アオモンイトトンボ♂      タコノアシ      ノシメトンボ♂


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とんぼ館中庭ビオトープの改造工事も順調に進んでいます。
by 杉村光俊  at 17:17 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

マルタンヤンマ躍動

夏もいよいよ終焉を迎え、林縁の赤トンボの体色は一層鮮やかさを増し,9月に入ったばかりというのに、気の早いヒガンバナが一輪開花しました
_MG_2444ヒメアカネ半成熟♂2.gif _MG_2461マユタテアカネ♂縄.gif _MG_2464マユタテアカネ♂縄.gif
 ヒメアカネ♂             マユタテアカネ♂
              _MG_2440ヌマトラノオ2009・8.gif _MG_3034ヒガンバナ2009・9・.gif
              ヌマトラノオとヒガンバナ 
_MG_2579オニヤンマ♂パトロ.gif _MG_2565オニヤンマ♂2009・8.gif _MG_2607シオカラトンボ産卵2.gif
     追い込みに入ったオニヤンマ(♂)とシオカラトンボ(産卵)
        _MG_2434ヤマトフキバッタ200.gif _MG_2531スジクワガタ♂2.gif
      ついでに撮影したヤマトフキバッタとスジクワガタ

夕方には、多数のマルタンヤンマ♂がトンボ池上空をパトロールしています。
        _MG_2721マルタンヤンマ♂パ.gif _MG_2724マルタンヤンマ♂パ.gif
              マルタンヤンマ♂

四万十川河川敷に整備されているトンボ池では、イトトンボの仲間の活動が活発になってきたほか、ハネビロトンボの姿も目立ってきました。思いがけず、スジボソギンヤンマにも出合えました。
_MG_2225トンボ池2009・8・25.gif _MG_2201コフキヒメイトトン.gif _MG_2233ホソミイトトンボ越.gif
四万十川トンボ池 コフキヒメイトトンボ交尾 ホソミイトトンボ♂(羽化直後)
_MG_2245アジアイトトンボ交.gif _MG_2235アオモンイトトンボ.gif _MG_3042アオモンイト♀捕食.gif
アジアイトトンボ交尾 アオモンイトトンボ♂捕食(コフキヒメ)♀捕食(ホソミイト)
         _MG_2656ハネビロトンボ♂縄.gif _MG_2647スジボソギンヤンマ.gif
          ハネビロトンボ♂   スジボソギンヤンマ♂

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by 杉村光俊  at 17:23 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑
イベント情報・お知らせ
トンボ王国のホームページはこちらからどうぞ
www.gakuyukan.com/

催しのご案内

・世界に一つだけの標本特別展示
内容:タイリクショウジョウトンボの性モザイクと、種の保存法指定種ベッコウトンボとヨツボシトンボの交雑オスの標本を詳細な解説パネルとともに特別展示
期間: 7月22日(土)~9月3日(日)
場所:四万十川学遊館あきついお・とんぼ館第2室

・花のある昆虫写真展・人気投票付き
内容:蝶や甲虫など、花のまわりで活動している昆虫の生態写真64種をA-3パネルで紹介。
期間: 7月15日(土)~10月3日(日)
場所:四万十川学遊館あきついお・多目的ホール

・トンボ釣り体験
内容:糸で結んだメスで、オスを釣ります
日時:8月の毎土曜日(5・12・19・26)午前9時30分~10時30分
参加費:無料。ただし、四万十川学遊館あきついお入館料もしくは年間パスポートが必要。

第31回全日本トンボフォトコンテスト作品募集のお知らせ
閉め切り
平成29年9月30日(土)消印有効
募集要項
応募点数:1人5点まで(未発表作品に限ります)
生態部門:4切り(ワイド4切りまたはA3サイズ可)
金賞1点(賞金2万円、盾、賞状、賞品としてビーズリアルトンボセット〈特大〉ほか)
銀賞2点(賞金1万円、盾、賞状、賞品としてビーズリアルトンボセット〈中〉ほか)
銅賞5点(賞状、賞品としてビーズリアルトンボセット〈小〉ほか)
努力賞50点(賞品としてフォトコンテスト絵葉書ほか)
力だめし部門:キャビネ (2L またはA4サイズ可)
金賞1点(賞金5千円、盾、賞状、賞品としてビーズリアルトンボセット〈中〉ほか)
銀賞3点(賞品としてビーズトンボ・ギンヤンマ)
努力賞50点(賞品としてフォトコンテスト絵葉書ほか)
トンボ王国特別賞3点(盾、賞状、賞品としてビーズリアルトンボセット〈小〉ほか)
*展示作品58点(生体部門のみ)の中から入場者の人気投票で決定
通信実費として定額為替(切手可)を1人300円同封してください。
上位入賞者については、画像データの提供をお願いします(新聞掲載のため)。 詳細の問い合わせと作品の送付先:〒787-0019
高知県四万十市具同8055-5
トンボ自然公園内
公益社団法人トンボと自然を考える会 「トンボフォトコンテスト」係

ピラルクのエサやり
内容:全長2メートルのアマゾン川産ピラルクへの、スリル満点の給餌体験。
場所:四万十川学遊館あきついお・さかな館。
時間:開館日の午後4時~。
対象:入館者先着10名。
参加費:無料。ただし、「四万十川学遊館あきついお」の入館料が必要)。

毎日イベント・ビーズトンボ携帯ストラップ作り&四万十川の蛇紋岩みがき
内容:ビーズで作るトンボ・アクセサリーの携帯ストラップ版(簡素化したデザインで、所要時間約30分)と、磨くほどに輝きを増す四万十川の蛇紋岩みがき(所要時間約30分)。

日高村トンボ観察図鑑ができました
 この春、高知県日高村(高知市の西方、車で30分ほど)より、同村内でこれまでに記録されている73種類のトンボを紹介した標記ガイドブックが発行されました。本体A-5版160ページで、解説を本会の杉村光俊常務理事が担当したご縁で、本会でも販売させて頂いております。実寸大での生体標本画像と、和風の体色解説が大きな特徴です。
四万十川学遊館あきついお売店にて税込み1,000円で販売中、送料360円で郵送も承ります。日高村からの預かり部数は300弱、ご購入を希望される方はお早めお求め下さい。

『中国・四国のトンボ図鑑』 割引頒布について
トンボと自然を考える会の会員の方を対象に割引頒布を実施させて頂いております。
税込み価格3,675円のところ、あきついお四万十川学遊館・売店コーナーでは税込み価格3,150円でお分けさせて頂きます(ご購入の際には、必ず会員証をご提示下さい)。
また、宅配を希望される方は、税・送料込み3,400円とさせて頂きたく、必要額を本会郵便口座(01630-5-35218)にお振込み下さい。1週間ほどでお届けできます。

「ネーチャーフォト研究会」メンバー募集中
トンボと自然を考える会会員、または四万十川学遊館年間パスポート所有者を対象として、トンボ自然公園内で見られるトンボや花などの撮影案内、作品展示会(年1~2回)、研究会会員の撮影技術向上と親睦を深めることを目的とした勉強会等を行います。
撮影されたい動植物の時期や場所の問い合わせへの対応、撮影時のコツ等を職員がアドバイスさせていただきますので、多くの方々のご参加をお待ちしています。
お問い合わせは、トンボと自然を考える会事務局。

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プロフィール

杉村光俊

Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家

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