カキツバタ開花

ここ数日、冬並みの寒さとなりました。それでもシャガが26日、カキツバタも27日に開花しました。この2種が3月に開花というのは、トンボ王国の歴史上でも初めてのことです。
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 シャガ              カキツバタ

28日は、トンボ王国で久しぶりに自然観察会を開催しました。PR不足もあって参加者数は13人とやや寂しい感じでしたが、肌寒さをものともせず、6種のスミレやトンボなど思う存分生き物探しを楽しんで頂くことができました。お土産のメダカなども好評でした。なお当日、アジアイトトンボとトラフトンボが今年の初記録となりました。
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 観察会             アジアイトトンボ未熟♀
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 トラフトンボ羽化後♂    ♀飛び立ち


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by 杉村光俊  at 17:34 |  トンボ王国最新情報 |  comment (1)  |   |  page top ↑

シオヤトンボ

 今回は、シオヤトンボ羽化の連続撮影に挑戦しました。ポイントは3つ、先ずまだ背中の殻が割れていない、羽化直前のヤゴをうまく見つけられるかどうか(翅が伸びかかったところなら、比較的簡単に見つけ出せますが)。次に、休止時間が終わって殻に取り付き、完全に腹部を抜き出すまでの10秒前後を見逃さないこと。最後に、羽化終了近くに不要な水分を排出する瞬間。倒垂型では、大きな水滴を3?4回おもむろに排出するだけなので、最大の難所と言えます。幸い、今回は全てのポイントを確実に押さえることができました。ただ、水面スレスレで行われる行動を2時間余り追い続けることになり、その後に訪れる筋肉痛は言うまでもありません。
_MG_2263トンボ池2009・3・24.gif _MG_2142シオヤ♂羽化3・24.gif _MG_2173シオヤ♂羽化3・24.gif
羽化場所             定位              肢(あし)の引き抜き
_MG_2203シオヤ♂羽化3・24.gif _MG_2211シオヤ♂羽化3・24.gif _MG_2225シオヤ♂羽化3・24.gif
 休止                脱出               翅の伸長
_MG_2280シオヤ♂羽化3・24.gif _MG_2312シオヤトンボ♂羽化.gif _MG_2321シオヤ♂羽化3・24.gif
 腹部の伸長           排水                完了

それにしても、野草の開花が過去に例を見ないスピードで進んでいます。被写体が多くなり、嬉しい悲鳴です。
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           ヤマザクラ                     フジツツジ
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 アリアケスミレ          アジアオモダカ         ウマノアシガタ 
   
近所では、ホソミオツネントンボの産卵も始まっています。
_MG_2092ホソネン移精3・23.gif _MG_2102ホソネン交尾3・23.gif _MG_2129ホソミオツネン連産3.gif
移精                交尾       産卵

28日午前、久しぶりにトンボ王国で自然観察会を開きます。


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by 杉村光俊  at 17:16 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

春、加速

 20日は朝から20℃を越す、夏を思わせる陽気となりました。タベサナエに遅れること10日、ようやくシオヤトンボの羽化が始まりました。ただ、写真は撮れませんでした。ソメイヨシノは間もなく満開を迎え、昨春不作だったツマキチョウ、ツマグロヒョウモン春型など、春のチョウも目立ってきました。
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ソメイヨシノ          春のチョウがよく見られる草原
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 ツマグロヒョウモン春型♀  オオジシバリの蜜を吸うツマキチョウ

行き着けの渓流ではムカシトンボの摂食飛翔が見られるようになり、静止シーン狙いで出掛けたら、思いがけずタゴガエルの写真が撮れました。
_MG_1980三原村江ノ谷2009・3.gif _MG_1848ムカシ未♀3・20.gif _MG_2009タゴ3・21.gif
 三原村某所           ムカシトンボ♀         タゴガエル 

21日は晴天ながら少し気温が下がったものの、3連休の中日ということでトンボ王国は終日多くの見学者で賑わっていました。
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by 杉村光俊  at 10:42 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

  生きた化石

 トンボ王国から少し離れた山林の陽だまりでは、無事に冬を乗り切ったホソミイトトンボたちが下山の準備を始めています。16日現在、♂の体色はすでに青く色付き、♀はまだ褐色ながらも体力作りに余念ありません。
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越冬場所             ホソミイトトンボ♂       ホソミイトトンボ♀

 17日、行き付けの渓流で早くも「生きた化石」ムカシトンボの羽化が始まっていました。当地方における40余年間の観察史上、最も早い出現記録です。これまでのレコードは、1990年と2006年に記録された、羽化後1?2日目と思われる個体の3月21日でした。17日当日は他にも1?2日前に羽化したと推察される羽化殻も4個確認できたことから、今年の羽化は少なくとも16日には始まっていたと思われ、3?4日ほど記録更新したことになります。
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行き付けの渓流                    ムカシトンボ♂
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             ムカシトンボ♀

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by 杉村光俊  at 18:44 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

連続写真

 穏やかに晴れ渡った12日、トンボ王国駐車場前の水路でタベサナエ10頭の羽化が見られました。まずまずのポジションで羽化していた1♂を、1時間余りかけて連続撮影しました。本格的トンボシーズンに向けての、肩慣らし撮影といったところでしょうか。
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 定位               裂開                休止
_MG_0837タベ♂羽化3・12.gif _MG_0862タベ♂羽化3・12.gif _MG_0884タベ♂羽化3・12.gif
 脱出               翅の伸長(途中)         翅の伸長(完了)
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 腹部の伸長           羽化完了             トンボ王国

13日は小雨の中、足摺半島大戸に作られているトンボ・ビオトープの維持作業の応援に出掛け、水性植物の植え替えと、無断放流で繁殖した金魚の捕獲を行ってきました。
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 作業中              捕獲した金魚          作業後の水入れ

湿地保護区周辺のアセビが満開となり、14日にはソメイヨシノも開花、メジロが満開のオオシマザクラで蜜を吸っていました。
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 アセビ              ソメイヨシノ            メジロ

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by 杉村光俊  at 17:55 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

トンボ・シーズン開幕

朝からポカポカ陽気となった10日、駐車場前の水路から3頭(♂)のタベサナエが飛び立ちました。当地のタベサナエとしては、1990年3月9日の1♀羽化に続く観察史上2番目に早い記録です。予想していた通り、この冬がそれなりに寒さが続いたことと、2月下旬から暖かな日が多くなってきたことが今回の早い羽化につながったものと考えられます。
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              タベサナエ♂

この日、スミレが初開花、シハイスミレやムラサキサギゴケも大分咲き揃ってきました。
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 スミレ              ムラサキサギゴケ        シハイスミレ

よほど暑かったのか?川べりでルリシジミが吸水していました。
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整備作業は、ハナショウブ新芽の踏み込み防止柵設置を行いました。全て土に返る、環境に優しい材料を使っています。
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学遊館あきついお・さかな館でも、「恋の季節」入りした多くのタナゴの♂たちが美しい婚姻色を見せています。
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        キタノアカヒレタビラ

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by 杉村光俊  at 15:51 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

桜咲く

6日午後、「学遊館あきついお」前庭のオオシマザクラが開花しました。といっても、まだ数輪ですが。
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3日以降すっきりしないお天気続きですが、それでも見ごろの花木はモクレンからフジツツジに移りつつあります。
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数日振りに晴れ間の広がった7日、湿地保護区に隣接する陽だまりで、咲き揃ってきたシハイスミレにたくさんのビロードツリアブが吸蜜に訪れていました。
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ついでですが、WWF・ジャパン池畔のミツマタも開花しました。
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by 杉村光俊  at 12:45 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

   春めく

3月1・2両日は、某有名私立小学校の修学旅行対応で大童でした。その関係で出掛けた四万十川では、ナタネの花畑でミツバチやカミナリハムシ(多分)が気忙しく動き回っていました。
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四万十川(四万十市佐田)   ニホンミツバチ        カミナリハムシ

一方、未だイノシシとの「イタチごっこ」が続いているトンボ王国でも、春の花が一気に開花、昆虫たちも成虫越冬組と春一番組とが入り混じって活動するなど、賑やかになってきました。
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トンボ池             モクレン    オオジシバリ  オオイヌノフグリ
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シハイスミレ           コスミレ              ツクシ

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ビロードツリアブ          ルリシジミ           ツマグロヒョウモン
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テングチョウ           キタテハ             ナナホシテントウ
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ツチイナゴ   

作業は近々、スイレン抜きから芽を出し始めたハナショウブの踏み潰し防止柵作りに移ります。 
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画像はすべてくりっく
 
by 杉村光俊  at 13:17 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑
イベント情報・お知らせ
トンボ王国のホームページはこちらからどうぞ
www.gakuyukan.com/

催しのご案内

ピラルクのエサやり
内容:全長2メートルのアマゾン川産ピラルクへの、スリル満点の給餌体験。
場所:四万十川学遊館あきついお・さかな館。
時間:開館日の午後4時~。
対象:入館者先着10名。
参加費:無料。ただし、「四万十川学遊館あきついお」の入館料が必要)。

毎日イベント・ビーズトンボ携帯ストラップ作り&四万十川の蛇紋岩みがき
内容:ビーズで作るトンボ・アクセサリーの携帯ストラップ版(簡素化したデザインで、所要時間約30分)と、磨くほどに輝きを増す四万十川の蛇紋岩みがき(所要時間約30分)。

『中国・四国のトンボ図鑑』 割引頒布について
トンボと自然を考える会の会員の方を対象に割引頒布を実施させて頂いております。
税込み価格3,675円のところ、あきついお四万十川学遊館・売店コーナーでは税込み価格3,150円でお分けさせて頂きます(ご購入の際には、必ず会員証をご提示下さい)。
また、宅配を希望される方は、税・送料込み3,400円とさせて頂きたく、必要額を本会郵便口座(01630-5-35218)にお振込み下さい。1週間ほどでお届けできます。

「ネーチャーフォト研究会」メンバー募集中
トンボと自然を考える会会員、または四万十川学遊館年間パスポート所有者を対象として、トンボ自然公園内で見られるトンボや花などの撮影案内、作品展示会(年1~2回)、研究会会員の撮影技術向上と親睦を深めることを目的とした勉強会等を行います。
撮影されたい動植物の時期や場所の問い合わせへの対応、撮影時のコツ等を職員がアドバイスさせていただきますので、多くの方々のご参加をお待ちしています。
お問い合わせは、トンボと自然を考える会事務局。

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プロフィール

Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家

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