張り込み

 いくら暖かいといっても、やっぱり季節は晩秋。トンボ王国では成虫越冬のチョウが目立つようになってきました。
IMG_8191イシガケ11・22.gif
写真は、日光浴しているイシガケチョウです。
老化が進むアカネたちの産卵活動は、晴天で無風もしくは微風の正午前後に限られるようになっています。そんな中、キトンボの産卵を撮影すべく、頃合を見計らって張り込みを続けているという訳ですが、打水→滞空→打泥→連結解除→♂の警護飛翔下での単独産卵という一連の決定的場面全てを押さえるには到っておりません。とりあえず、交尾のシーンと適正なシャッター・スピードで撮影できた作品の公開ですIMG_8224キトンボ交尾11・22.gif IMG_8228キトンボ連産・加工.gif IMG_8243キ産卵警護11・22.gif
ダイサギの摂食行動はますます大胆不敵になっており、カメラマンのすぐ近くまでやってきます。
IMG_8255ダイサギ11・22
24日午後、さかな館に展示するフグ類の採集に出掛けた漁港で、思いがけず越冬前のホソミオツネントンボ♂に出合いました。
IMG_8274ホソミオツ未熟♂11.gif
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by 杉村光俊  at 17:47 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

寒波到来

  ここまで寒くならなくても・・・と、思ってしまった19日。翌20日も寒さが残り、トンボ王国のアカネたちは地表近くで日向ぼっこするばかり。
IMG_8030マユタテ♂11・20.gif IMG_8031マユタテ♂11・20.gif IMG_8037マイコ♂11・20.gif IMG_8068ナツ♀11・20.gif IMG_8057コノシメ♀11・20.gif
ダイサギは池の中で、動きの鈍った獲物あさりに余念がありません。
IMG_8050ダイサギ11・20.gif
イノシシは、観察道をさらに思いっきり掘り返してくれていました。
IMG_8035イノシシ被害11・20.gif
いささか行き過ぎのような気もしましたが、待ちに待った北風が吹いたので、例によってスナアカネ探しに出掛けたところ、運良く19日振りに出合えました。今回は、まだ若さ一杯の♂1頭です。
IMG_8098スナ♂+アキ♂11・2.gif IMG_8161スナ♂11・20.gif IMG_8165スナアカネ♂11・20.gif
21日からまた暖かく?なるようなので、これから2週間くらいキトンボの産卵とスナアカネ三昧の日々を過ごしたい、と目論んでいます。
by 杉村光俊  at 18:48 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

キトンボの産卵を求めて

 一雨ごとに暖かくというか、汗ばむほどの陽気になってしまう変な気候の中、引き続きキトンボの産卵狙いでヒメコウホネ池の周りをウロついています。が、まだ傑作の取得には到っておりません。
IMG_7864マコモ抜き11・15.gif IMG_7844キ♂11・15.gif IMG_7823キ♂加工.gif
トンボ王国の渋柿はすっかり熟しましたが、一方でヨメナが咲き続け、ツマグロヒョウモンも多数飛び交っています。
IMG_7916渋柿11・17.gif IMG_7812ヨメナ+ツマグロ11.gif
トンボ池の整備作業はヒメガマとアオゴウゾから、マコモとスイレンの抜根及びイノシシに荒らされた観察道の補修に移っています。
IMG_7861パンダ池11・15.gif IMG_7864マコモ抜き11・15.gif
 近くの水辺数ヶ所ではベニトンボも健在、満開状態になったスミレで吸蜜するウラナミシジミが季節感をマヒさせてくれます。
IMG_7912ベニ♂11・16.gif MG_7900スミレ+ウラナミシ.gif
幸い?19日から真冬並みの寒気が南下してくるとか。
17日午前、拠所ない事情で紅葉の名所に出掛けてきました。小雨がパラつく生憎のお天気ながら、多くの見物客で賑わっていました。
IMG_7925紅葉・加工.gif  IMG_7950紅葉・加工.gif
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by 杉村光俊  at 13:01 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

キトンボ産卵・撮影開始

 8日から11日まで、雨降りや気温の低い日が続いていました。12日は朝から晴れ上がり絶好のトンボ日和となりましたが生憎、関東からの修学旅行生の対応で終日スケジュールが一杯。昼食時のスキを見て、トンボ王国のキトンボ・ポイントを歩いてみました。幸いなことに、1ペアだけながら産卵場所を探している連結個体と遭遇、池の中を追い続けどうにか撮影することができました。ただ、些か慌てていたため、シャッター・スピードを間違えてしまい、ややブレが目立つ駄作となってしまいました。今回、証拠写真ということで・・・
IMG_7581キトンボ産卵警護11 IMG_7581キトンボ産卵警護11.gif
 一雨ごとに寒さが増していく季節ですが、やはり温暖化のせいか、一雨ごとに暖かさが増している感じで、「あきついお四万十川学遊館」前を流れる池田川土手にはスミレやオオジシバリといった春の花があちらこちらに咲いています。
IMG_7614スミレ11・14.gif
 13日も朝から快晴、暑すぎるくらいでキトンボの産卵は見られず、スナアカネ・ポイントもさっぱり。道すがらの田んぼでウスバキトンボの交尾とハネビロトンボの連結産卵を、海岸の砂浜で休憩中のノシメトンボ♂と縄張り飛翔するカトリヤンマ♂を撮影、好天を無駄にすることなく、何よりでした。
IMG_7721ウスバキ交尾11・14.gif IMG_7678ハネビロ連産11・14.gif IMG_7749カトリ♂11・14.gif IMG_7727ノシメ♂11・14.gif

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by 杉村光俊  at 19:10 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

秋の珍事

 南方からの迷入種で、当地方では遅くても10月中旬までに姿を消してしまうオオギンヤンマとアメイロトンボの羽化が、11月になって相次いで確認されました。場所は四万十市四万十町の四万十川河川敷に作られているトンボ・ビオトープ。オオギンヤンマは4日に♀1頭が、アメイロトンボは翌5日に♂1頭が羽化しているのを確認しました。
画像/IMG_7066オオギン♀羽化11・4 画像/IMG_7157アメイロ♂羽化・加工
本来なら、気温が下がり羽化どころか、幼虫そのものがこごえ死んでいく時期に入っているはずですが、それだけ温暖化が進んだ、ということなのでしょうか。
トンボ王国では晩秋の花、リュウノウギクが咲き始めました。オンブバッタの体色も枯れ草色になりつつあります
画像/IMG_7193リュウノウギク11・5 IMG_7199オンブ11・5

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by 杉村光俊  at 19:22 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

鶴と共に

北風が吹き込み始めた四万十地方には、多くのナベヅルが舞い降りています。鹿児島県出水市への移動途中とみられますが、一部はそのまま越冬してくれるのでは、との期待もあります。
IMG_6858ナベヅル11・1  IMG_6903ナベヅル11・2

ツルたちと共にやってくるのがスナアカネ。今年も、いつもの場所でポツンと翅を休めていました。
IMG_6844スナ♀11・1
近くの水田では早くも?スミレの花が数輪。
IMG_6724.gif

老朽化で歩行禁止にしていたトンボ王国の木橋3本を架け替えました。
IMG_6721木橋11・1
これから、キトンボの産卵狙いです。
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by 杉村光俊  at 18:59 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

61種目・ネキトンボ確認

29日午後3時前、トンボ王国で今年61番目の記録種となるネキトンボを確認しました。シーズン末期で、ギリギリ・セーフといった感じです。老熟♂ですが、まだトンボ王国内での定着は確認できておらず、多分、他の水辺から飛来してきた個体なのでしょう。
2ネキ♂ ネキ♂
園内の渋柿もすっかり柿色となり、秋の深まりを実感させられるものの、今秋もまたヤマザクラが少々開花しています。
渋柿 1ヤマザクラ ヤマザクラ

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by 杉村光俊  at 19:02 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑
イベント情報・お知らせ
トンボ王国のホームページはこちらからどうぞ
www.gakuyukan.com/

催しのご案内

第5回ネーチャーフォト研究会作品発表展示会
内容:自然と生き物大好きメンバー渾身の生物写真64点を、A-3サイズのパネルで紹介。ビーズトンボ額がもらえる人気投票つき。
日時:平成29年4月22日(土)~7月17日(月)。
場所:四万十川学遊館あきついお・多目的ホール。
入場:四万十川学遊館あきついおの入館料が必要。

ピラルクのエサやり
内容:全長2メートルのアマゾン川産ピラルクへの、スリル満点の給餌体験。
場所:四万十川学遊館あきついお・さかな館。
時間:開館日の午後4時~。
対象:入館者先着10名。
参加費:無料。ただし、「四万十川学遊館あきついお」の入館料が必要)。

毎日イベント・ビーズトンボ携帯ストラップ作り&四万十川の蛇紋岩みがき
内容:ビーズで作るトンボ・アクセサリーの携帯ストラップ版(簡素化したデザインで、所要時間約30分)と、磨くほどに輝きを増す四万十川の蛇紋岩みがき(所要時間約30分)。

日高村トンボ観察図鑑ができました
 この春、高知県日高村(高知市の西方、車で30分ほど)より、同村内でこれまでに記録されている73種類のトンボを紹介した標記ガイドブックが発行されました。本体A-5版160ページで、解説を本会の杉村光俊常務理事が担当したご縁で、本会でも販売させて頂いております。実寸大での生体標本画像と、和風の体色解説が大きな特徴です。
四万十川学遊館あきついお売店にて税込み1,000円で販売中、送料360円で郵送も承ります。日高村からの預かり部数は300弱、ご購入を希望される方はお早めお求め下さい。

『中国・四国のトンボ図鑑』 割引頒布について
トンボと自然を考える会の会員の方を対象に割引頒布を実施させて頂いております。
税込み価格3,675円のところ、あきついお四万十川学遊館・売店コーナーでは税込み価格3,150円でお分けさせて頂きます(ご購入の際には、必ず会員証をご提示下さい)。
また、宅配を希望される方は、税・送料込み3,400円とさせて頂きたく、必要額を本会郵便口座(01630-5-35218)にお振込み下さい。1週間ほどでお届けできます。

「ネーチャーフォト研究会」メンバー募集中
トンボと自然を考える会会員、または四万十川学遊館年間パスポート所有者を対象として、トンボ自然公園内で見られるトンボや花などの撮影案内、作品展示会(年1~2回)、研究会会員の撮影技術向上と親睦を深めることを目的とした勉強会等を行います。
撮影されたい動植物の時期や場所の問い合わせへの対応、撮影時のコツ等を職員がアドバイスさせていただきますので、多くの方々のご参加をお待ちしています。
お問い合わせは、トンボと自然を考える会事務局。

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プロフィール

杉村光俊

Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家

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