オニヤンマ登場

画像/ヤマサナエ(オス)画像/ヤマサナエ(産卵)画像/ヤマサナエ(産卵・正面)
ヤマサナエ(オス)ヤマサナエ(産卵)
卵塊が見えますか?
ヤマサナエ(産卵)

すでに春のトンボたちの姿はなく、ヤマサナエなど初夏のトンボも老いさらばえていく中、夏から秋にかけて活動するトンボたちがぞくぞく誕生しています。
画像/湿地保護区
6月28日朝には、湿地保護区を潤す水路でオニヤンマのオス1頭が羽化を終え、雨空の中に飛び立って行きました。これから未熟期を山林で過ごし、7月中旬頃から再び水辺に戻って水路沿いをパトロールするようになります。子供達が夏休み入りすると、オニヤンマの生殖活動が本格化してきます。
画像/オニヤンマ(オス)羽化直後画像/オニヤンマ羽化(オス)
オニヤンマ(オス)羽化直後オニヤンマ(オス)羽化完了

(クッリクすると画像が拡大します。)
by 杉村光俊  at 12:00 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

ネジバナ

トンボ王国のそこここにネジバナが見られる季節となりました。湿地保護区の周辺では、多くのチョウが吸蜜に訪れたり、トンボの休憩場所になったりしています。「トンボと自然を考える会」では、今年もトンボ・フォト・コンテストの作品募集を行っていますが、花がらみの作品は審査員の目をよく引くので、格好のシャッター・チャンスです。
画像/ネジバナとハラビロトンボ画像/ネジバナとツマグロヒョウモン
ネジバナとハラビロトンボネジバナとツマグロヒョウモン


画像/ヒメアカネ未熟(オス)また、湿地保護区そのものでは、日本のアカネ属(秋のアカトンボの仲間)の中で一番小さいヒメアカネの羽化も始まりました。これからお正月まで活動してくれます。

(クリックすると大きくなります。→)

by 杉村光俊  at 10:39 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

熟練のワザ

画像/ウチワヤンマ(メス)画像/コシアキトンボ(オス)画像/コフキヒメイトトンボ(メス)
ウチワヤンマ(メス)コシアキトンボ(オス)コフキヒメイトトンボ(メス)

画像/キイトトンボ連産キイトトンボやウチワヤンマなど、夏の種類が主役となったトンボ王国。スタッフと夏草との戦いがさらに過酷さを増しています。5ヘクタールを越す広い保護区内を10日ほどかけて一巡している間に、スタート地点の雑草が復活しているのです。しかもここは日本本来の生態系保全を目指す自然保護区、ただ苅まくればいい、という訳ではありません。例えばこの季節、多目的広場に多いネジバナ(モジズリ)は蝶たちにとって大切なレストラン、しっかり残してやらねばなりません。体力勝負の中でも忘れない繊細な感性、トンボ王国スタッフの心意気をぜひ見てやって下さい。
画像/ネジバナ+モンシロチョウ


画像/草刈画像/ハンゲショウ
草刈ハンゲショウ



by 杉村光俊  at 09:16 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

神様蜻蛉

画像/アジサイハナショウブの花はほぼ終息し、代わって池田川沿いのアジサイが見頃を迎えています。そのアジサイと「四万十川学遊館」の間に、アベリアとサツキを主体とした「森」のような植え込みがあります。実はここも、大切な自然保護区の一角となっています。咲き揃ってきたアベリアの花には、雨の降り止みを狙ってオオスカシバやクマバチなどが吸蜜に訪れます。また、鬱蒼とした植え込みの中には、乾燥を嫌う、羽化したてのハグロトンボがひっそりと翅を休めています。木漏れ日の中で漆黒の翅を開閉する姿は誠に神秘的で、神様蜻蛉や仏蜻蛉などの方言名があることも十分頷けます。
画像/オオスカシバ画像/クマバチ画像/ハグロトンボ(オス未熟)
オオスカシバクマバチハグロトンボ(オス未熟)

(画像をクリックすると拡大します。)
by 杉村光俊  at 10:09 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

夏のトンボ続々

画像/ハナショウブ0612待ちかねたハナショウブの花は、もう見納めが近づきました。
トンボ池では、春を謳歌していたタベサナエやシオヤトンボがほとんど姿を消し、キイトトンボ、ギンヤンマ、ショウジョウトンボなど、夏のトンボが目立ってきました。チョウトンボは既に、一部の池で「乱舞」の状態です。
画像/キイトトンボ♂6・12画像/ショウジョウトンボ♂0612画像/チョウトンボ
キイトトンボショウジョウトンボチョウトンボ

夏の夕空を群れ飛ぶヤンマ類の羽化も始まっており、あきついお四万十川学遊館のメダカ・ビオトープでも愛好家から「日本一美しいヤンマ」と称されているマルタンヤンマの羽化が見られ、去る6月11日にはマスコミ数社のご取材を頂きました。
画像/マルタンヤンマ♂羽化画像/マルタンヤンマ♂羽化完
マルタンヤンマ(オス)羽化腹部伸長マルタンヤンマ(オス)羽化完了


by 杉村光俊  at 11:59 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

ハナショウブ満開

画像/ハナショウブ(満開) 画像/ハナショウブとハラビロトンボ
画像/ハナショウブとチョウトンボハナショウブは、例年より1週間遅れでようやく満開となりました。梅雨の晴れ間に、花の周りをハラビロトンボやチョウトンボが飛び交っています。トンボ王国はトンボと一緒に四季の花も楽しんで頂けるよう整備していますが、普通の公園のように徹底した下草刈りは行っていません。乾燥に弱いイトトンボなどを守るためです。この時季、水際の草間にはおびただしい数のコフキヒメイトトンボが潜んでいます。単なる観光地ではない、生態系保全の部分もぜひ見て頂きたいところです。
谷奥の湿地保護区では、エゾトンボなど夏のトンボがたくさん羽化しています。もうすぐ、秋の赤トンボの羽化も本格化します。
画像/エゾトンボ(オス)羽化
エゾトンボ(オス)羽化
※画像は全てクリックすると拡大します。
by 杉村光俊  at 11:49 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

東奔西走

画像/ミナミヤンマ(オス)飛翔 6日の午前中は、足摺岬方面で「トンボ愛好家垂涎の的」と形容されるミナミヤンマの発生状況を調べてきました。ポイント10箇所余りを回りましたが、風が強かったこともあり、2ヶ所で6?7頭が確認できただけでした。ついでに1昨年暮れに誕生したトンボ・ビオトープに立ち寄ったところ、やっぱり「温暖化の申し子」ベニトンボが羽化していました。
午後からは、四万十川河口で「あきついお四万十川学遊館」の展示品収集を兼ねた汽水魚調査の後、再びその周辺でミナミヤンマ調査、続いて四万十川河川敷に設けられているトンボ・ビオトープで国交省委託のトンボ類生息調査。ムスジイトトンボの産卵が多数見られました。4時を回ったところでトンボ王国に帰還、ハナショウブの開花状況などをチェックしました。5時過ぎ、10kmほど離れた四万十川の支流にアオサナエを見に行きましたが、増水のためか残念ながらその姿を確認することは叶いませんでした。

画像/ベニトンボ未熟(オス)画像/ムスジイトトンボ連産画像/ハナショウブ
ベニトンボ未熟(オス)ムスジイトトンボ連産トンボ王国 ハナショウブ

画像/タイリクアカネ(オス)羽化画像/タイリクアカネ未熟(オス)翌7日は早朝6時30分出発で愛媛県内子町へ。自治センター主催のトンボ観察会のお手伝いです。主会場となっているため池で、高知県では1昨年に県内唯一の確実な生息地が埋め立てられ存続が危惧されている、タイリクアカネが多数羽化していました。11時過ぎに散会となり一気にトンボ王国まで「とんぼ返り」するつもりでしたが、途中で雲行きが怪しくなってきたため急遽予定変更、ここ2年間生息確認できていなかった四万十市内のグンバイトンボを調べることにしました。幸い、空が泣き出す直前に健在ぶりを確認することができました。途中、鬼北町の吉野川でコオニヤンマの羽化も撮影できました。
完成度の高いトンボ保護区作りを目指す上で、より多くのトンボ生息地調査は不可欠です。とはいえ、参考にすべき生息地が多すぎるというのも大変です。こういうのを「知り過ぎた報い」というのでしょうか。
画像/グンバイトンボ(オス)休止画像/グンバイトンボ連結画像/コオニヤンマ(オス)羽化
グンバイトンボ(オス)休止グンバイトンボ連結コオニヤンマ(オス)羽化

by 杉村光俊  at 11:23 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

四国特産種

トンボ・シーズンもたけなわとなり、トンボ王国外に出掛ける機会も増えてきました。
梅雨時に多いのが、トンボの仲間では唯一の四国特産種シコクトゲオトンボ。ドラキュラのごとく、日光を嫌うユニークなトンボです。樹木に覆われた浅い流れに見られ、南部の生息地ではもう生殖活動が始まっています。(↓クリックすると拡大します。)

画像/シコクトゲオトンボ画像/シコクトゲオトンボ交尾画像/シコクトゲオトンボ産卵
シコクトゲオトンボシコクトゲオトンボ交尾シコクトゲオトンボ産卵

気になるトンボ王国のハナショウブですが、6月2日現在2?3分咲きといったところで、見頃は今週末位になりそうです。
by 杉村光俊  at 11:19 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑
イベント情報・お知らせ
トンボ王国のホームページはこちらからどうぞ
www.gakuyukan.com/

催しのご案内

ピラルクのエサやり
内容:全長2メートルのアマゾン川産ピラルクへの、スリル満点の給餌体験。
場所:四万十川学遊館あきついお・さかな館。
時間:開館日の午後4時~。
対象:入館者先着10名。
参加費:無料。ただし、「四万十川学遊館あきついお」の入館料が必要)。

毎日イベント・ビーズトンボ携帯ストラップ作り&四万十川の蛇紋岩みがき
内容:ビーズで作るトンボ・アクセサリーの携帯ストラップ版(簡素化したデザインで、所要時間約30分)と、磨くほどに輝きを増す四万十川の蛇紋岩みがき(所要時間約30分)。

『中国・四国のトンボ図鑑』 割引頒布について
トンボと自然を考える会の会員の方を対象に割引頒布を実施させて頂いております。
税込み価格3,675円のところ、あきついお四万十川学遊館・売店コーナーでは税込み価格3,150円でお分けさせて頂きます(ご購入の際には、必ず会員証をご提示下さい)。
また、宅配を希望される方は、税・送料込み3,400円とさせて頂きたく、必要額を本会郵便口座(01630-5-35218)にお振込み下さい。1週間ほどでお届けできます。

「ネーチャーフォト研究会」メンバー募集中
トンボと自然を考える会会員、または四万十川学遊館年間パスポート所有者を対象として、トンボ自然公園内で見られるトンボや花などの撮影案内、作品展示会(年1~2回)、研究会会員の撮影技術向上と親睦を深めることを目的とした勉強会等を行います。
撮影されたい動植物の時期や場所の問い合わせへの対応、撮影時のコツ等を職員がアドバイスさせていただきますので、多くの方々のご参加をお待ちしています。
お問い合わせは、トンボと自然を考える会事務局。

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プロフィール

Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家

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