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記録更新

 春の花が見ごろを迎えつつあるトンボ王国。

  IMG_3395セイヨウアブラナ2024・2・6 IMG_3388シロバナタンポポ2024・2・6 IMG_3446紅白ウメ2024・2・8
   セイヨウアブラナ  シロバナタンポポ   紅白ウメ

 去る1月24日、四万十地方は今冬2度目の積雪となりました。

  IMG_2863積雪&降雪2024・1・24 IMG_2867積雪&降雪2024・1・24 IMG_2871積雪&降雪2024・1・24
   四万十川      あきついお玄関   トンボ王国入り口付近

 この寒波も乗り越え、ヒメアカネのオスが全国の非越冬性トンボのご長寿(終見)記録を更新しました。いずれも22日から観察を続けていた個体で、まず27日、2008年に当地のキトンボが持つ全国2位の記録となる1月27日に並び、29日には2020年に徳島県のキトンボが持つ全国一の記録に追いつき、翌30日にも元気な姿を見せ、再びトンボ王国の赤トンボが全国の首位を奪還するに至りました。この調子だと2月まで頑張ってくれるのでは…とも思われましたが、この日の午後から6日まで曇りや雨の空模様が続き、天候が回復した6日と7日に念のため捜索してみましたが、さすがに再発見は叶いませんでした。ということで、1月30日をもって2023年のトンボ・シーズンが閉幕しました。

  IMG_2957ヒメアカネ♂2024・1・27 IMG_3037ヒメアカネ♂2024・1・29 IMG_3155〇ヒメアカネ♂2024・1・30
  ヒメアカネ♂1月27日  同 1月29日    同 1月30日

 冬季恒例・保護区の整備作業は、天候を見ながらスイレン抜きや湿地保護区の深み作り、ハナショウブ池の除草などを同時進行しています。

  IMG_2969スイレン抜き終了2024・1・27 IMG_3069スイレン抜き途中2024・1・29 IMG_3247スイレン抜き2024・2・3
 スイレン抜き 1月27日 同 1月29日    同 2月3日

  IMG_3381深み作り2024・2・6 IMG_3413深み作り2024・2・7 IMG_3469深み作り2024・2・10
 湿地保護区深み作り2月6日 同 2月7日    同 2月10日

  IMG_3339除草前2024・2・5 IMG_3434除草中2024・2・8 IMG_3454除草中2024・2・10
ハナショウブ池除草 2月5日 同 2月8日    同 2月10日

  最近の生きものです。

  IMG_3065ムラサキツバメ集団越冬2024・1・29 IMG_2911メジロ&ミカン2024・1・25 IMG_3263ハイイロチュウヒ2024・2・3
 ムラサキツバメ集団越冬 メジロの餌付け    ハイイロチュウヒ♀

 さらに、箱によっては約20年振りとなる国内産トンボ類の標本入れ替え作業も行っており、オフシーズンながらも大忙しです。

  IMG_3197展示標本交換(旧オキナワチョウトンボほか2024・1・31 IMG_3198展示標本交換(新オキナワチョウトンボほか2024・1・31 IMG_3204展示標本交換(東南アジア系)2024・1・31
   旧標本        新標本       入れ替え中コーナー

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by 杉村光俊  at 12:23 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

記録更新

 今日の四万十地方は、今冬2度目の積雪となりました。

  IMG_2863積雪の四万十川2024・1・24 IMG_2871積雪2024・1・24 IMG_2873雪だるま2024・1・24
   四万十川      トンボ王国     大きめの雪だるま

 さる21日、1992年記録の1月20日だったご長寿記録を32年ぶりに更新、さらに翌22日にも21日とは別の個体が元気な姿を見せてくれていたヒメアカネですが、さすがに今回の寒波は乗り越えられないかもしれません。明後日26日には少し暖かくなるようで、もし生き残っていれば2020年に記録されたマユタテアカネの23日も超えることになりますが…

  IMG_2242ヒメアカネ生息地2024・1・14 IMG_2693ヒメアカネ♂2024・1・21 IMG_2828ヒメアカネ♂2024・1・22
   観察場所      21日確認の♂   22日確認の♂(別個体)  

 以下は、年明け以降、陽気に誘われ飛び回っていた成虫越冬チョウたちです。

  IMG_1815キタキチョウ2024・1・11 IMG_2418ムラサキツバメ♀2024・1・16 IMG_2688テングチョウ2024・1・21
   キタキチョウ    ムラサキツバメ   テングチョウ

 来シーズンに向けた保護区の整備作業にも取り組んでいます。依然、まとまった降雨がなく、ほとんど干上がってしまった湿地保護区に生息するトンボたちの安否が気がかりです。冬季恒例のスイレン抜きと並行して、深み作りも行っています。時々カエルが覗き?にきます。

  IMG_2581スイレン抜き終了2024・1・19 IMG_2706スイレン抜き前2024・1・21 IMG_2833スイレン抜き途中2024・1・22
 作業を終えた池(1.19) 作業前(1.21)   作業中(1.22)

  IMG_2250IMG_2249深み作り:作業前2024・1・14 IMG_2567深み作り2024・1・18 IMG_2447アカガエル2024・1・16
        湿地保護区の深み作り      ニホンアマガエル

  IMG_1824マユタテアカネ♂2024・1・12 IMG_2595スイセン2024・1・20 IMG_2672ニホンアカガエル孵化2024・1・21
 12日のマユタテアカネ 近所のスイセン 孵化したニホンアカガエル

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by 杉村光俊  at 13:58 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

中間?発表

 年末年始、予報通りの温暖な気候が続いている四万十地方。早くも、春の花が動き始めました。

  IMG_1740フジツツジ2024・1・9 IMG_1776ニョイスミレ2024・1・10 IMG_1663ユキワリイチゲ発芽2024・1・8
   フジツツジ      ニョイスミレ   ユキワリイチゲ(葉)

 そんな中、9日現在で赤トンボ3種が健在です。もちろん個体数は僅かで、何れもオスばかりアキアカネ1頭、マユタテアカネ1頭、ヒメアカネ5頭で、8日に確認できたキトンボは何故か9日には見つかりませんでした。まだハネの破れもなく元気そうだったので、事故に遭っていなければ再会できると思います。なお、午後から晴れ間が広がってきた10日はヒメアカネ2オスの確認に留まりました。ただ、さすがにトンボ外の非越冬性昆虫は全く見られなくなりました。

  IMG_1614キトンボ♂2024・1・8 IMG_1653マユタテアカネ♂2024・1・8 IMG_1732ヒメアカネ♂2024・1・9
   キトンボ♂      マユタテアカネ♂  ヒメアカネ♂

  IMG_0860キタテハ2023・127 IMG_1342チュウダイサギ2024・1・4 IMG_1341カワセミ2024・1・4
   キタテハ       ダイサギ      カワセミ

 一方、春のトンボ・シーズン開幕に向け保護区の補修作業を進めています。最近の異常少雨の影響で渇水状態の湿地保護区は、産卵待ちしているニホンアカガエルのこともあり急遽、除草後に完全に干上がった部分の一部を掘って深みを作っています。

  IMG_1426湿地保護区2024・1・5 IMG_1690除草2024・1・8 IMG_1798湿地保護区リフォーム2024・1・10
   作業前        除草後       深み作り中
  
 並行してスイレン池エリアの間引き作業も行っていますが、在来のコウホネ類は見えている部分を夜間にコガモの群れがやってきて処理、早い話が食べてくれるので楽です。

  IMG_1420スイレンン抜き2024・1・5 IMG_1444スイレン抜き2024・1・6 IMG_1436コガモ採餌痕2024・1・6
   作業前       作業中      サイコクヒメコウホネ池

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by 杉村光俊  at 17:03 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

寒波を乗り越え

 来シーズンに向けた整備作業に取り組んでいるトンボ王国。人手不足と水不足で、作業は遅れに遅れています。特にモートンイトトンボ保護区は、やっと溜まっている部分の水量を維持するため、除草のみで本格的な補修作業に入れません。まとまった雨が欲しいところです。

  IMG_0646スイレン抜き2023・12・25 IMG_9518除草2023・12・18 IMG_0651除草2023・12・25
   スイレン抜き途中     モートンイトトンボ保護区

 21日から22日にかけての寒波で、トンボ王国はちょっとした積雪となりました。21日の夕方近く、恐らく20日に睡眠に入ったまま寒さで動けなくなっているヒメアカネ1ペアを発見、翌22日にはそのまま雪に覆われてしまいました。23日には日差しが戻りメスは朝10時頃にいなくなっていましたが、気温がイマイチ上がらなかったためか、オスは終日そのままの姿勢でした。幾分気温が上がった24日の朝10時前、ようやくオスも飛び立ち日光浴をしていました。

  IMG_9708ヒメアカネ♀2023・12・21 IMG_9697ヒメアカネ♂2023・12・21 IMG_9626ヒメアカネ♂2023・12・21
 凍眠?中のヒメアカネ♀   同 ♂(いずれも21日午後撮影)

  IMG_9722積雪2023・12・22 IMG_9735ヒメアカネ♀2023・12・22 IMG_9861ヒメアカネ♂2023・12・22
  積雪のトンボ王国 雪に囲まれたヒメアカネ♀ 同 ♂(22日撮影)

  IMG_0049雪解け2023・12・23 IMG_0115ヒメアカネ♂2023・12・23 IMG_0330ヒメアカネ♂2023・12・23
  雪が残るトンボ王国    まだ飛び立てない♂(23日撮影)

  IMG_0401結氷2023・12・24 IMG_0449ヒメアカネ♂2023・12・24 IMG_0465ヒメアカネ♂2023・12・24
  結氷したトンボ池  ようやく飛び立てたヒメアカネ♂(24日撮影)

 この寒波で赤トンボは一気に減少、25日から26日にかけ少数のアキアカネとキトンボ、10頭ほどのヒメアカネの健在が確認できましたが、寒さに強い4強のうちマユタテアカネは見つかっていません。ただ、23日には久しぶりに雪上の赤トンボが撮影できました。
  
  IMG_0218ヒメアカネ♂2023・12・23 IMG_0532キトンボ♀2023・12・24 IMG_0625アキアカネ♂2023・12・25
  雪上のヒメアカネ♂  キトンボ♀      アキアカネ♂

 少し暖かくなった26日にはツマグロヒョウモンのメスが姿を見せ、ヒメアカネはまだ産卵していました。

  IMG_0742ツマグロヒョウモン♀2023・12・26 IMG_0752ヒメアカネ交尾2023・12・26 IMG_0762ヒメアカネ産卵2023・12・26
  ツマグロヒョウモン♀  ヒメアカネ交尾   同 産卵

  IMG_0129キトンボ♂&ヒメアカネ♂2023・12・23 IMG_0792ツワブキ2023・12・26 IMG_0551キランソウ2023・12・24
 ヒメアカネとキトンボの♂ ツワブキ      キランソウ

 年末年始は暖かくなるようなので、とりあえず年越し赤トンボは期待できそうです。

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by 杉村光俊  at 10:25 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

寒波到来

 サザンカが見頃を迎えつつあるトンボ王国。中庭ビオトープのノジギクは少し盛りを過ぎた感じです。冬の風物詩「スイレン抜き」も始まりました。

  IMG_9505サザンカ2023・12・17 IMG_8574ノジギク2023・12・2 IMG_9111スイレン抜き中2023・12・10
   サザンカ      ノジギク  スイレン抜き始めのトンボ池

 昨日までの温暖な気候はどこへやら、今日は朝から結構な冷え込みとなりました。日中の陽だまりでも気温は10℃ほど、昨日まで産卵に勤しんでいた赤トンボたちも終日ねぐらから出てきませんでした。ということで、トンボの画像は11月29日から12月13日にかけて撮影したものです。

  IMG_9136キトンボ交尾2023・12・12 IMG_9158キトンボ連結産卵2023・12・12 IMG_9161キトンボ連結産卵2023・12・12
   キトンボ交尾          同 連結産卵

  IMG_8301ヒメアカネ交尾2023・11・29 IMG_9225ヒメアカネ単独産卵2023・12・13 IMG_8844キトンボ♂&ヒメアカネ♂2023・12・7
   ヒメアカネ交尾   同 単独産卵    同♂&キトンボ♂休止

  IMG_8518オオアオイトトンボ朝寝2023・12・2 IMG_8899マイコアカネ♂2023・12・8 IMG_8952ノシメトンボ♂2023・12・8
  オオアオイトトンボ♂  マイコアカネ♂   ノシメトンボ♂  

 以下は、トンボ王国内で成虫越冬しているチョウの仲間です。

  IMG_9387ツマグロキチョウ2023・12・14 IMG_9164ムラサキシジミ2023・12・14 IMG_9404ムラサキツバメ集団2023・12・14
   ツマグロキチョウ  ムラサキシジミ   ムラサキツバメ集団   

 当面の関心事は赤トンボのご長寿記録となりますが、現時点で特筆できるのは宿毛市のネキトンボが12月4日まで頑張っていたこと、土佐清水市のベニトンボが12月15日も健在だったことくらいでしょうか。この件は引き続き観察を継続したいと思います。

       IMG_8667ネキトンボ♂2023・12・3   IMG_9440ベニトンボ♂2023・12・15
        ネキトンボ♂       ベニトンボ♂

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by 杉村光俊  at 18:04 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑
イベント情報・お知らせ
トンボ王国のホームページはこちらからどうぞ
www.gakuyukan.com/

催しのお知らせ

〇トンボ王国四季写真展

内容:2022年11月から2023年11月にかけて、トンボ王国内で撮影された動植物や風景などを、A-3サイズ64点で紹介。
期間:2023年12月1日(金)~2024年4月7日(日)
場所:四万十川学遊館あきついお多目的ホール(とんぼ館ロビー)
入場:無料。ただし、四万十川学遊館あきついおの入館料が必要。

〇トンボ王国クイズ

内容:展示室を楽しく見学してもらうための3択10問クイズ。春編、夏編、秋編、冬編、があります。
特典:それぞれ全問正解者10名に(多数の場合は抽選)、トンボ王国グッズ詰め合わせをお送りしています。
対象:「四万十川学遊館あきついお」有料入館者。

毎日イベント・ビーズトンボ携帯ストラップ作り&四万十川の蛇紋岩みがき
内容:ビーズで作るトンボ・アクセサリーの携帯ストラップ版(簡素化したデザインで、所要時間約30分)と、磨くほどに輝きを増す四万十川の蛇紋岩みがき(所要時間約30分)。

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プロフィール

杉村光俊

Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家

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